きらい

こんな夜が きらい
きらい きらい きらい

宙ぶらり
ぼくは ここ
きみから逃げ出そうとした

誰かがゆった
初めからわかってたことでしょう

ぼくがゆった
わかることと
そこで息をすることはちがうから

いまぼくは わかる より
はるかに 近い
感じているところ

感じてるから こんなに痛くって
それでも 逃げ出さないのは
そのギリギリにいるのは

たぶん こころから

きみを 失いたくない

だからいつもぼくは その
ギリギリにいる

きみのそばにいるため

ただきみをあいしている
そんなぼくだから

こんなにわかりあえない
もどかしい
こんな夜がきらい

あの日のぼくへ

あの日 何度も聴いたうた
ことばにできなかった痛みを
そのうたの中で見つけた

ららら ららら
大丈夫になりたい
ららら ららら
願いより それはもう
祈りだったと思う

会いたい気持ちと
会えない毎日と
ぼくは現実を呪ったみたい
くそったれ
こんなにも 会いたい

頭で理解したことと
こころの本当のところが
けんかばかりする
折り合いなんてどこにもない
ぼくは ただ あなたに会いたい
すべてが疑わしくなった
未来だなんて 笑える
それでもぼくは 未来に向かってる
また それも 笑えた

強くなんてなくていい
この弱さをあなたに見せつけたい
あなたが 必要
何よりもそれを感じて

それでも ぼくの中の
冷静な部分が 第三者のように
ぼくに話しかけた
１年後でも、何年後でも
今のぼくをのこと、
笑って話せるように
そうやって生きていこう

そうやって生きてきた今
ぼくは だれかを
こんなにも、愛している
あの日のぼくに教えてあげたい

大丈夫になれるよ
前を向いて 前を向いて
忘れなくていい
泣きながらでいい
未来からぼくが照らしてあげる

すーぱーにミラクルに
しあわせになってる
今のぼくから
あの日のぼくへ