さぼてん食堂のさぼってへんよ。

「肥後橋でカレーはさぼてん食堂」と言われるその日を目指しておりますさぼてん食堂の日々のあれこれ。

タイトルがつけにくい内容です。

2017-09-22 01:14:17 | 番頭雑話
さぼてん食堂はこれまでにイベントというものに参加をした事がありません。

理由としましては専業が店主森川のみなので、イベントに参加する事で仕込み段取りが増え、人員的に通常営業に支障が出る可能性が高かったからです。

本来であればそれをクリア出来るように努力をしなくてはならないのですが、日々増えてゆく仕事にかこつけてその障害を取り除く為の努力を怠っておりました。

先日、某イベントへの参加の打診がございました。

お誘い下さったのはさぼてん食堂にとって、とてもご恩があるお方で、珍しく店主森川もやる気満々でしたのでそのイベントに参加する方向で話が進んでおりました。しかし、いただいた資料に目を通しますと店主森川も番頭も自分達の認識の甘さに打ちのめされました。

僕達は飲食イベントというのは店舗でやっている事を店舗外で出来るように少しアレンジする程度という認識がございました。

しかし今回のイベントはそれ以外の要素がとても多く、イベント未経験の我々には現在の通常営業と仕込みをこなしながらそのイベントの準備が可能かどうかの見込みが出来ませんでした。

もし、これまでに一度でもイベントに参加していればそれが出来るのか出来ないのかを判断出来たかもしれませんが、その判断自体を出来るのか出来ないのか分からないまま甘い見通しで出店をお受けしてトチる方が恩を仇で返す事になると思い、出店を辞退致しました。

さぼてん食堂も4年目に突入し、方向性としてはこれまでにやっていなかった事を経験しつつ進んでいこうと色々と模索していた矢先の出来事でしたので、スタッフ一同やるせなさと地力の無さを痛感して凹んでおります。

何はともあれ、自分達が何が出来ないのかを気付かせていただけた事をバネに、次回イベントにお誘いいただいた時には少なくとも速やかに判断出来るように準備だけはしておこうと思っております。

こんな事を書くとあれですが、もっともっと地力をつけて、もっともっと有名になって、さぼてん食堂を応援して下さっている方々やお客様に

「さぼてん食堂がカウンターしかない店の時から知っとるんやで」

と、自慢していただけるくらいのカレー店になってみせます。

絶対そうなります。

店主森川とスタッフ一同、努力の化け物となってさらにどんどん突き進んで参りますので、これからもよろしくお願い致します。

最新の画像もっと見る