the Saber Panther (サーベル・パンサー)

トラディショナル&オリジナルの絵画芸術、化石哺乳類復元画、英語等について気ままに書いている、手書き絵師&リサーチブログ

プルスサウルスと「中新世ノティオマストドン(アマフアカテリウム)」サイズ比較

2021年09月25日 | プレヒストリック・メガファウナ

アマフアカテリウム(中新世後期のノティオマストドン属種)」と、怪物カイマン・プルスサウルスのスケール比較を作ってみました。

"アマフアカテリウム"と、中新世後期のアマゾン帯西部のファウナについての詳細は、リンクの記事本文をご覧になってください。

OGPイメージ

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記事本文のコメントにも記しましたが、ノティオマストドンの箇所に横線が入ってしまっていることは、ご愛嬌ということで。画像読み取りの際の不具合です。早急によりよい画質のものに貼り換えます。


プルスサウルス属最大種(Purussaurus brasiliensis)は頭骨全長1453㎜。頭骨しか見つかっておりませんが、頭骨長から推定される全長は10~11m、体重については多少幅がありますが、5~8トン(Moreno-Bernal, 2007、Aureliano et al., 2015)ほどにもなったといわれていますね。


ノティオマストドン属種については、更新世の種類 Notiomastodon platensis の肩高が2.52mになるという、A. Larramendi(2016)による報告があります。

現生のアジアゾウに似通った背格好だといえますが、体の長さ、骨格の重厚さに違いがあって、推定体重はより重たくなります。
とはいえ、「アマフアカテリウム」こと中新世後期のノティオマストドンは、そこまでの大きさには達していなかったので、ここでは肩高2mほどの高さに設定しています。

 

 


中新世ノティマストドン属種(a.k.a. アマフアカテリウム


プルスサウルス属最大種


こうしてみると、このアナコンダもめっちゃ大型💦
とんでもなく恐ろしい世界であったことが実感されますね。

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