効果的な指導・教育を進めるための６つの手順－(4)について

（４）準備

　計画に基づいて準備する段階です。準備の出来・不出来で結果が大きく
左右されるのは、他の仕事をする場合と同じです。
　準備の項目で頭を悩ますのが、「だれが」＝「講師」です。
では、どのような条件を満たせば「良い講師」といえるでしょうか。


　次に、資料やテキストを準備します。これらの市販のテキストを利用して、
さらに身近な事故や災害事例、新聞記事、関係する雑誌などから資料を
つくって配布すると効果があります。

　また、講師として準備するものに「指導案」があります（指導案例参照）。

　教育の内容を「導入」、「掲示（説明）」、「適用（討議をやらせる）」、「確認」
の４段階に分けて、それぞれの要点と方法、資料、時間配分を詳細に示す
もので、これをつくることで全体の構想を練ること、準備、実施を落ち度なく
進めること、実施後の反省と次回の修正などに利用できるのです。


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