Vistaには圧縮ファイルであるXIP形式の圧縮機能が搭載されています。圧縮機能とはファイルの容量を小さくする機能のことです。
しかし、ファイルを小さくするばかりでなく、複数のファイルを一つにまとめたり、ホルダーをファイル化することができる二次的効果があるのです。この効果は素晴らしい力を秘めています。
写真や音声ファイルはすでに圧縮されていますので、それほどファイルは小さくなりませんが、この統合機能によっていろいろなことができるようになります。
複数のファイルを圧縮して一つのファイルにすることができますし、ホルダーをファイル化することができます。そのため数枚の写真を一つのファイルにしてメールで送ったり、メールで送れなかったフォルダーをファイル化して送ることができるようになるのです。
ホルダーを送れるようになりますので、複数のファイルで成り立っているホルダーも送れるようになります。すごい力です。
圧縮して一つのファイルにして送るとしても圧縮ファイルそのものの容量が大きくなってしまう時がしばしばおこってしまいます。普通のメールは2~15MB程度しか送れません。大抵2MB程度です。大容量Webメールでも10MB、テレフィットメールで15MB程度です。
その時には無料で公開されている「宅ファイル便」などの大容量保管Webメールを利用すると便利です(50~200MBのもがあります)。NTTが運営するココア(1GB可能ですが有料380円/月)のような保管庫などを利用することも便利です。
圧縮はどのようにするのでしょうか?Vistaでは簡単にできるようになっています。指定のファイルやホルダを選択して、右クリック「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダ」とするか、LacaにドラックドロップすればOKです。簡単です。
では送られてきた圧縮ファイル(zip)はどのように解凍するのでしょうか?簡単です! ファイルをWクリックすればよいのです。Lacaを持っている人はそこにドラッグドロップすればOKです。
この機能を利用すケースは非常に多く、特に事務系統の連絡や、映像、音楽等を利用する人にはどうしても必要な技術です。
簡単に書きましたが、わからない人は、ちばインターネット普及会パソコン教室の各講師に聞いてください。講師一同協力して考えてくれると思います。