冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

「雨でも歩く町石道 1」

2006年05月16日 23時50分40秒 | 高野への道

     雨も上がって霧が出てきて、いい雰囲気の25町石付近

やっぱり雨の町石道でした。
今回は雨100%の予報で覚悟はしていたが、それにしても・・・
昨年から1勝4敗1不戦敗の町石道歩きです。まったく完敗です。
月岡さん曰く「竜馬さんの竜は、雨降らしの竜神さんですね。」
そういう月岡さんも「どうも私も雨女らしい」との告白。
へんろ転がしといわれている焼山寺も、2回とも

りっささん「昨日晴れるように願をかけ、髪を切ってきたのに、
二人も雨男、雨女がいたのでは、勝ち目がないわ」と呆れ顔。

それでも雨の日には、雨の日の風景がある町石道でした。
大門まで一緒に濡れながらしばらくお付き合いください。

              


   なんだか慌てて戻ってきます・・そうです本日1回目のお杖忘れです。(慈尊院) 

今回の町石道は、東京より月岡祐紀子さんを案内しての歩きです。
月岡さんは、明日高野山三宝院で「花まんだらコンサート」に出演される。
今回は丁度よい機会なので、是非町石道を歩いて高野山に行きたいので、
誰か一緒に歩いてくれる人を、と月岡さんは山下正樹さんに相談されました。

「ゆっこさんとは気心知れている竜馬さんに・・」と山下さんより頼まれました。
高野山の名ガイドのりっささんにも、応援してもらい3人で歩くことになった。
せっかく町石道歩くので、天気のいい日にと願っていたが、週間予報はずらり
傘マークには、「おいおい」の突っ込みも空しい抵抗でした。

明日のコンサート前に、長時間雨の中を歩いて風邪でも引かせたら大変なので、
前日りっささんと雨だったら、町石道を中止して、ショートの不動坂経由に変更し
15日の月曜に、町石道を下って歩こうかと代案なども検討していた。
兎に角当日現地に行って雨の降り具合で決めようということになった。

          やっぱり (5月13日)

月岡さんは夜行バスでナンバにくるので、OCATバスターミナルで待ち合わせた。
少しトラブルがあった月岡さんでしたが、予定通り落ち合えて南海なんば駅に移動。
電車の出発まで40分ほど時間があったので、構内のサンマルクにて朝食をとる。

月岡さんは雨具一式、菅笠、お杖持参で、雨でも町石道を歩くぞ!と満々でした。
そうこうしているうちに、りっささんも到着して橋本行きの急行に乗って、
いざ高野山へ。幸い雨も小雨程度だったので町石道歩き決定。

九度山駅で遍路装束に着替え、慈尊院にむけ小雨のなか出発。
途中九和楽さんに立ちより予約していた「柿の葉寿司」をもらい慈尊院9時半到着。
お参りをすませて、月岡さんは納経所にたちよる。いざ出発。時刻は10:05。

        

   階段を上り180町石の石塔の前で、恒例の写真撮影・・・と。
   おやおや、ゆっこさん、お杖がない。本堂の横に置き忘れいる。
   慌てて取りに走る、また階段を上り180町石に。
   「いい、ウォーミングアップになったわ」改めて、記念撮影。

   7時間以上の長丁場になった、雨の町石道スタートでした。


 「雨でも歩く町石道 2」 につづく。


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2 コメント

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本当は・・・ (りっさ)
2006-05-17 20:39:52
髪を短くした理由は別にありますが

あまり言いたくないので、「願掛け」ということにしました。

なので、雨男・雨女コンビにかなうわけもなく・・・
返信する
意味深・・ (竜馬16)
2006-05-17 22:50:07
3日間ゆっこさんにお付き合いいただきありがとうございました。

お蔭さまで、楽しい高野山になりました。



やっと町石道をアップしました。
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