姶良市 公認不動産コンサルティングマスターによる不動産講座

公認不動産コンサルティングマスターが、15年の不動産実務による、不動産全般の知識また宅建試験のアドバイスをいたします。

住宅のメンテナンス  エネルギー面からの考察

2017年03月30日 | 住宅メンテナンス リフォーム関連

 不動産コンサル、住宅ローン専門FPの中野です。

 

 本題に入る前に、ゼロエネ住宅を建てて 環境に優しい住宅等があると思いますが

別の視点から見ると、ゼロエネという考えかたが問題視できます。

 

 エネルギー概念の一つに、ライフサイクルエネルギーというものがあります。

住宅に人が住み続けるかわり、長期間にわたり、エネルギーが必要という概念です。

 

 住宅建築にあてはめる4つのフェーズ(段階) ライフサイクルネエルギーに関して

 

フェーズ1 建築材料を作るのに、莫大なエネルギーが必要、サッシ等

フェーズ2 工事そのものに、あるゆる材料(家は約3万のパーツから成り立つ)を使い施工するので、ここでも莫大なエネルギーが必要

      初期コストが甚大(イニシャルコスト)

フェーズ3 建物建築後、住み始めますが、各種電化製品(給湯、冷暖房、照明等)のエネルギーが必要

      維持管理費がかかる(ランニングコスト)

フェーズ4 最終的に建物を解体し、産業廃棄物にする ここでも莫大なエネルギーを使う

 

 上記の合計エネルギーを足すと、いかにエネルギーが必要かがわかると思います。

住宅はエネルギー面そしてコスト面からいっても エネルギーがかかるということです。

 新築住宅が悪いということではなく、上記4つの合計エネルギーを抑えることができます。

つまり、住宅を長期間にわたりメンテナンスすることでエネルギーを最小に抑えることができるのがリフォームの考えかただと思います。

 

 余談がすぎましたが、チェックポイント 土地に関しては次回に 適切なメンテナンスで住宅を長持ちさせることは、これからの課題です。

 

姶良市 中野不動産コンサルティング株式会社 公認不動産コンサルティングマスター FP エネルギー管理士(電気) 代表 中野

 

      


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