住宅の検査や、保険関連を連載していますが、肝心な「住宅瑕疵担保責任保険」についての内容をご紹介しておりませんでしたので
瑕疵とは
1 きず 欠点
2 法的に人の行為、権利または物に何らかの欠陥、欠点があること。 引用 (大辞林より)
建物の瑕疵は、雨漏りがするなど本来、住宅がもっているべき品質や性能を欠いている状態のことを指します。
〇 売買契約時点ですでに瑕疵が存在していた。(売主及び買主)がこの瑕疵(雨漏りとしておきます)
この状態で、建物の引き渡しが行われる。 これを 「隠れた瑕疵」といいます。
この隠れた瑕疵がみつかった場合その際に生じる修補費用等の経済的損失負担を補てんするのが、インスペクション(検査)とセットになった
住宅瑕疵担保責任保険になります。
新築の場合は、住宅品格法があるので売主は10年間の瑕疵担保責任を負います。
中古住宅の場合は前回よりご説明しているように 中古住宅を対象とした「既存住宅売買瑕疵保険または、リフォーム工事を対象とした
「リフォーム瑕疵保険」等があります。
弊社では、新築の場合は「品格法」適用 中古を取得されるかたには、この既存住宅瑕疵保険を進めています。
既存住宅売買瑕疵保険には 2種類のタイプがあります。
1 宅建業者(不動産業者)が売り主のタイプ
2 個人間売買タイプ
上記にわかれており 加入手続きや仕組みが双方異なります。
昨日は宅建士の試験でしたが、受けられたかたはいかがでしたでしょうか? 試験を受けられたかたに問題を見せていただきましたが
例年よりは、比較的難易度が下がったような感じがしました。 予備校発表等では 34プラスマイナス1 という内容でしたが
合格発表まではわかりません。明らかに自己採点でダメな場合は、来年があります。今年は、受験サポートが全くできなかったので反省しています。
これを機に 実務と宅建士を交えたブログをアップしていきたいと思います。 試験お疲れさまでした。
次回に 保険支払額等をふくめ詳細をご紹介いたします。
姶良市 中野不動産コンサルティング株式会社 公認不動産コンサルティングマスター FP 代表 中野