つれづれ日記

心と目の記録

ピレニーズのクリスマスツリー

2009-12-24 08:54:18 | Weblog

ピレニーズのお顔をツリーに飾りました。

一番上が三菜ちゃん、次の真ん中がマウンティ君
下の左がカリーマ、右がオーターキー

三菜ちゃんはイギリスからのソニー(CH.PENPRIORY RISING SUN)君とドナ(LAUDLEY DOUNABELLE)ちゃんの娘。
後の3頭はイギリスのロードリー犬舎から来てドッグショーで活躍のピレニーズ達です。


ポインセチア ウインターローズ

2009-12-22 08:50:20 | Weblog

バラのようなポインセチアを頂きました。
苞が内まきになる柔らかい雰囲気で、バラが咲いたような華やかな雰囲気の花です。
深みのある赤い花に金粉が光ってまさにクリスマスの雰囲気。

マーブル色の花は、ポインセチアとは気がつかないほど別の趣のある花です。

ウインターローズ アーリーマーブル


ピレニーズのキング君、天に召される

2009-12-19 08:34:18 | Weblog

1978年、お宅を改築されたばかりの渡哲也さんのお宅に、キング君に会いに二度目の訪問をしました。
近代建築のモダンなお宅で、二階の広いテラスがキングのお庭です。
本来のピレニーズの穏やかな性格のキングと何枚も写真を撮って楽しいひと時を過ごしました。このころキングは腸が悪く、血便をしていました。
それから1カ月も経たないころに、キングが亡くなりましたとお電話で奥様から伺いました。7月15日に4歳の若さで、天に召されました。
一人っ子の坊ちゃんがキングをとても可愛がっていたので、キングが亡くなったことを話せず、病院に入院しているのだよと言ってあると。
その頃私が自費出版したピレニーズの本があり、差し上げたのですが、坊ちゃんがその本の中に沢山のピレニーズの写真があるのをとても愉しんでみていると伺いました。

週刊誌の記事「俺は明治の男」の中のインタビューに、「お子さんにも(奥様に厳しい)厳しいですか」 の質問に
「スパルタです。はり倒しますよ。坊主に極力物を買い与えるなとはよく言っています。周囲にちやほやされて贅沢をすれば、物事に感謝する気持ちが薄れますからね。」

奥様は「チーズはお嫌いではないですか。」と気配りを下さってから、あの頃まだ珍しかったチーズケーキを御馳走になり、美味しかったことが忘れられません。
しっかりとしてしかも控え目な奥様からいろんなお話を伺って、渡哲也さんのご立派なお人柄がよくわかりました。
あれから30年以上の月日が流れ、にこにこと可愛かった坊ちゃんは立派な紳士になられていることでしょう。
ピレニーズとの出会いは沢山方がたから多くのことを学ばせて頂きました。

キング君


渡 哲也さんのキング君、思い出写真

2009-12-11 22:13:27 | Weblog

古い写真の整理をしていると次々に思い出深い写真が出てきます。

1976年の頃かと思いますが、渡 哲也さんのピレニーズのキング君に会いに訪問した時写した写真です。私の繁殖犬のピレニーズのアナスタシアの飼い主Oさんと渡さんがお知り合いで、近くにお住まいだったことがご縁です。

キングは2才の時に初めのオーナーの都合で、渡瀬 恒彦さんが引き取り、京都から東京までジープに乗せて連れてきて、渡 哲也さんの家族となりました。
その頃渡瀬さんは可愛そうな犬たちを何頭も引き取り、庭に放し飼いにして飼って居て、愛犬の友(月刊誌)に紹介されました。庭は犬の為の庭で穴ぼこだらけだったと編集者が言っていました。
渡 哲也さんも、狭い所に入れておいたり、繋いだりは可愛そうだと庭に放して自由にさせていたので、用人が来て戸をあけた時などに何回も無断外出をして、保健所に1泊したこともあったそうです。
引き取りに行った奥様は保健所でお叱りを受けてきたと仰っておられました。
性格の温和なピレニーズで、環境のう良い住宅地でしたから何事もなくよかったのだと思いました。


ジョリーのグラビアの2

2009-12-07 23:10:30 | Weblog

 



ジョリーは見た人たちの目と心に今も生きていると思います。


あの時代にはまだダビングをすることは一般的に出来なかったので、ビデをテープに保存した人のお話は聞いたことがありません。そして未だにDVDは作られずファンは心待ちをしているようです。


名犬ジョリィが始まったころ

2009-12-07 18:44:38 | Weblog

アニメ関係の雑誌のグラビアです。
制作したM.K株式会社はビジュアル80という名前で東宝と一緒に名前が載っています。アリ君を預かって写真に撮ったり、描いたりして作り上げた原画は沢山あって頂いた原画を持っていますが、こんなに人気が出るとは制作者も予想しなかったことでしょう。
真っ白な巨体が一段と画面の中に浮き上がって、勇敢に活躍する様子をドキドキしながら大勢の子供たちが見たのです。

 

 


ジョリィは凄い!

2009-12-02 14:39:21 | Weblog

ジョリィは凄い!と思って見てしまいます。

原作のセシル・オウブリ著「ベルとセバスチャン」は1971年にフランスの国営テレビで1年間放映され大変な好評を得ました。
セシル・オウブリは若いころ映画女優でしたが、モロッコの王子と結婚して女優をやめ青少年向きの作家となったのです。
フランスの映画のセバスチャン役は彼女の息子メディです。

日本で翻訳されて「アルプスの犬と少年」が出版されたのは1974年1月で、2ヶ月後に私の家のピレニーズのロミが6頭の子犬を産み、丁度その日に娘がこの本を見つけて買ってきました。
それで我が家に残す雌犬に「ベル」と名付けたのです。子犬達が50になったころ
翻訳者の前田和子様を自宅にお招きして、本物のピレニーズに初めて会っていただき大変喜んでくださいました。
前田様は、聖マリアンヌ病院のお医者様の奥様ですが、フランス語を教えていただいた先生とお二人で、多くの若い人たちのお役に立つ美しい贈り物をしたいと願いこの本がうまれたのだそうです。

1977年にアリ君を飼われたS様に私はこの本を差し上げました。
プロデューサーのご主人が、日本でこの映画を作れたらと考えましたが、ピレニーズでこのような演技のできる犬はいないのであきらめました。
親しいK氏はアニメにすることを考え、フランスの作者に会い権利を得て、アニメの犬のモデルにS氏のアリ君を起用し、制作が始まりました。私は犬種についてのご相談などを受けて、私費出版した本を30冊以上差し上げ、スタッフにこの犬種を理解して制作して頂くようにと協力させていただきました。
フランスのピレニーズのタイプは昔からの優雅なピレニアンです。
アリ君の父犬はアメリカCHのマックです。
タイプも顔もフランスの犬とは違いますが、アニメにはアメリカタイプの方が向いていたかと思います。
S氏の会社のM・Kが制作したのですが、制作会社は東宝映画で、私もパンフレットなどにピレニーズの犬種についてなど書くのをお手伝いしました。
制作段階から世界中に売りだすように作られ、見事に世界の子供たちの人気アニメとなったのです。