気まぐれ主婦のつれづれ日記

初めての育児、嫁としての愚痴、何でも気ままに綴る気まぐれ日記

旅の思い出~番外編

2009-09-30 15:46:40 | 日記
遠出をするとき、
私は大抵歌っている。

気持ちよく。
ノリノリで。


または、ボケーっとしている。

鼻歌を歌いながら。
いろいろ妄想して。



でも最近特に忙しい上に
昔のように体力もなくなってきたダンナ。

長距離を運転してると眠気が襲ってくるらしい


まぁ、スルメとかガムとかグミとか
色々食べさせてがんばってもらうんだけど、
私もちょっとはがんばろうと思って、
ダンナがノッってきそうな話題を提供するようにしている。
(がんばり所、それだけかよ!


シルバーウィークの旅行で、
盛り上がった車内トークのテーマは、

昔好きだったアニメ。


ダンナは小さい頃、車だの怪獣だのではなく、
ぬいぐるみが好きだったというおっとりタイプだったらしい。

なので、戦隊モノなどのアニメはあまり観てなかったようなので、
もしかしたらちょっとは話が合うかも!?
と思って振ってみた。



ダンナが好きだったアニメ。


『かぼちゃワイン』



・・・知らないっす


どうやら小学生の時に観てたらしい。



話が続かず。。。

後は??



『タッチ』



おぉ!タッチ!!

・・・私はリアルタイムで観てないけど

でも超有名だから、知ってるわ!


しょうがないなぁ~。
出血大サービスよ


伝家の宝刀、南ちゃんのモノマネ!!
(一度もやったことないけどね)


「・・・たっちゃん




・・・半分マジでキレられたわ


「全然似てねー
南ちゃんの憂いを帯びた清純さが全くねー
二度とやんな
だって


どうやら私の南ちゃんのモノマネ、
南ちゃんを冒瀆してるようにしか聞こえないらしいわ


「えぇ~!似てるのになぁ・・・
なんだよ、ふん!

・・・ノート!!」



打って変わって、ダンナ大ウケ


私、モノマネなんて全く持って全然出来ないんだけど、
コレだけは自信があるのよ

我ながらそっくり


日産の自動車NOTEの、
アニメ『The World of GOLDEN EGGS』のCM。

わかるかなぁ~??


みんながNOTEのことを「ノテ」って間違えてて、
強面のにぃちゃんに背負われた土気色した死にそうなおじいちゃんが、
「・・・ノート!」って死にそうなガラガラ声で叫ぶヤツ。

そのおじいちゃんの「ノート!」のマネ、
ぶっちゃけちょー得意よ


ちなみにあのCMの声は小栗旬だから、
つまり私は「小栗旬のモノマネが出来ます」ってことね!
(そ、そうなの!?


何はともあれ、私に許されたのは
南ちゃんの「たっちゃん。」ではなく、
小栗旬の「ノート!」だった。


そしてバカの一つ覚えのように3日間
事あるごとに「ノート!」と言い続けた私。

で、バカみたいに笑うバカ夫婦


そして何を思ったか、
ダンナは3日間「えぇ!」と、マスオさんのモノマネをし続けた。

正確には、マスオさんのモノマネをする
HEY!たくちゃんのモノマネだけど


負けじと「ノート!」と連発する私。

で、バカみたいに笑うバカ夫婦(エンドレス)



話は逸れてしまったけど、
子ども時代に観たアニメの話自体は、
ダンナ的にはあまり盛り上がらなかった


結局は私が観ていたアニメの話になり、
なつかしの主題歌をノリノリで歌うという
私の独壇場になってしまったわ・・・


ダンナがノッて来なきゃ、
ダンナを寝かせない作戦にならないじゃないか



ちなみに、私が幼い頃1番好きだったアニメは、

『クリーミーマミ』です


女の子が変身するとアイドル歌手になるって話だったと思う。。。


幼稚園に入る前の頃のアニメだったと思うけど、
いまだに主題歌を全部歌える自分に我ながら感動したわ



知ってる人いますか~??


男の子と違う女の子って
好きと嫌いだけで普通が無いの
でも好きになったらいくつかの魔法を見せるわ、本当よ」

ってヤツです


純粋な乙女だった私は(まだ3歳くらいなので
いつか大きくなって男の子を好きになったら
魔法が使えるのかと思ってたわ、本気で


あと、『とんがり帽子のメモル』も好きだったー


メモル、メモル、おしゃまなチビ
キラキラと朝露浴びて水車のイズムに合わせて踊る
まるでたんぽぽの綿毛」

ってヤツ。


これは本当に好きで、
メモルのきのこのおうちを持ってた。


クリスマスにサンタさんに貰ったんだけど、
それまでサンタさんは、プレゼントをせっせと作っていると思っていた私。


きのこのおうちに値段のシールが付いてて驚愕だったわ


母曰く、
サンタさんは大量におもちゃを用意しなけらばならないので、
手が回らない分はデパートで買うらしい(笑)



こんな感じで、延々と思い出話をしながら、
懐かしの(ダンナには全く懐かしくない)アニメソングを
ノリノリで歌い続けた私。


さすがに途中で、
「はっノリノリなのは私だけだわ!」
と気付いて、
これじゃいかん、ダンナにしゃべらせなければ!
と、ダンナに質問。


「おまえは幼稚園の時とかどんなの観てたの?」


「オレは幼稚園の頃は全然アニメとか観なかった。
ニュースとクイズ番組しか見なかったもん」


なんか・・・かわいくねー



「だから、小学校入った時、大変だったんだよ!
帰りの会とかでみんなでそういう歌を歌ったんだけど、
知らないからオレだけ歌えなくて。」


「で、コレは大変!と思ってアニメも観るようになったんだ?」


そう言う私にダンナは鼻で笑った。


「まさか
『こいつらくだらねーな、頭悪りー。ガキくせー』って思った」





なんてかわい気の無いガキ!!



うちに子どもができたら
無邪気にアニメとか観てキャッキャして欲しいな。。。

・・・ダンナに似ずに!


そう心底思ったわ

しげる

2009-09-29 09:54:18 | 術後ベビ待ち再開
本日D28
体温、36.31℃

・・・上がる気がしない



永遠に続くのかと思われる低温期のトンネル。。。
(永遠に続きそうなら病院行けよ!)

まぁ、まだD28ですけどね~
(十分長い!)


う~ん。。。
最近、コレといったストレスもないし、
どうしたんだろうなぁ

やっぱり「ベビ待ち再開だーーーーーーーーーーー」って
気合入り過ぎ?
気負い過ぎ??

それとも豆乳と納豆の摂取で
大豆イソフラボン摂り過ぎた?
で、バランス崩れたとか??


次周期は葉酸だけ摂って、
あとはとりあえず自然な食生活に任せてみよう

手術前の、ベビ待ち中断でな~んにもしてなかった時期が
結局は一番好調だったわけだし。



でもさすがにD30を目前に、
体温が上がる気配すらないのは凹むなぁ~


そろそろ病院に・・・でも病院は・・・

・・・まぁもうちょっと様子見ようかしら



気長に低温期爆走中にも関わらず、
のんきに、
イヤイヤ前向きに、
子どもの名前を真剣に考え中な私です。

ヒマなので



女の子が欲しい私は、
女の子の名前は色々浮かんでくるけど、
男の子の名前はイマイチ・・・


今までは「男の子ならコレ!!」っていう名前がひとつあった。

ずっと前からそう思ってたけど、
数年前から人気の名前。

となると、あんまり付けたくなくなるのが
アマノジャクな私


それに、その名前、
漢字1文字でひらがな2文字の名前。

私の方もダンナの方も、
家族・親戚に漢字1文字ひらがな3文字の男性が多いので、
(甥っ子もそうなのだ
なんとなくその流れに乗りたくて、
男の子なら漢字1文字ひらがな3文字の名前にしたいなぁ
と漠然と思い始めてきた最近。。。


でもなかなかいい名前が浮かばない

で、ダンナに相談。
(まだ妊娠もしてないくせに



  私   「ねぇ、漢字1文字でひらがな3文字の名前って
       なかなかグッとくる名前が思いつかないんだよね~。
       思いつくのってなんとなく世代が上っぽいのばっかで。
   
       例えば・・・茂(しげる)とか。
     
       でも『茂(しげる)』ってなんか古風すぎるじゃん?
       (全国の茂さん、すみません)

       ・・・それになんか『水木しげる』って感じ



  ダンナ 「水木しげるって・・・
       おまえ、教養の無さ丸出しだな~(←水木しげるに失礼!)

       『しげる』と言えば普通『吉田茂』だろ!?
       日本中、世代を超えて、『しげる』の代表は『吉田茂』だよ?」




マジっすか!?      


「しげる」の代表は「吉田茂」なの!?

それって教養の問題なのか?
私だって吉田茂くらい知ってるわよ
知ってるけど・・・


老若男女って、
若者が「しげると言えば吉田茂でしょ!」って言うかなぁ??



  私   「え~!今時『吉田茂』って言う人そうそういなくない?
       『しげる』の代表はやっぱ『水木しげる』だよ!
       『ゲゲゲ鬼太郎』の方が老若男女知ってるって!!」


  ダンナ 「そうかなぁ・・・
       『吉田茂』だと思うけどなぁ。

       ・・・あ!!じゃあ『松崎しげる』だ!!





・・・せ、世代の違い??

ありがとうのバトン

2009-09-28 10:56:40 | 術後ベビ待ち再開
本日D27

正常な人なら、そろそろ生理かなぁ~
と言ったところでしょう。


今朝の体温は、36.30℃


はい、まだバリバリ低温期です



しかも先週後半から
本当にう~っすらだけど出血してる時がある。

最初は排卵出血かな?
と思ったけど、全然体温が上がらないので、
排卵したわけじゃないみたいだし。


筋腫の手術してから不正出血は無くなってたんだけどなぁ。

完全にホルモンバランスが崩れてるんだろうな


ここ数日間、肌荒れとニキビがひどいし
(え!?歳のせい?



一体いつまで低温期が続くことやら・・・。

やっぱ病院行かなきゃダメかな



とりあえず、
20代出産の夢はもう風前の灯


まぁ年齢で区切る意味なんて無いんだけどさ。
でも一応目標として掲げてたんで・・・




シルバーウィークにお墓参りに行った時に、
改めて思ったことがあった。


それは、「命のリレー」


命のリレーってよく聞く言葉だけど、
ただ、バトンを受け取って、
走って、次の人にバトンを渡して・・・
ってだけのリレーじゃない。

このリレーは障害物リレーなのだ。


途中で倒れる人もいれば、
バトンを落としてしまう人もいる。

そしてどんなに走っても、次の走者に出会えない人も・・・。


結婚して、
当たり前に妊娠して、
当たり前に出産して、
当たり前にバトンを渡して行けるような気がしてた。

でもそうじゃない。


子宮筋腫が見つかって、
取らなければ妊娠の確率はかなり低いと言われ、
手術の時は、出産時は子宮破裂を避けるために帝王切開を勧められて、
すごく思った。

昔の人ってどうしてたんだろう?
って。


医学が発達する前は、
例えば子宮筋腫なんて、
取れないどころか見つけることもできなかっただろう。

もちろん、他の諸々の病気も。


石女と言われて、肩身の狭い思いをして終わり。



帝王切開が出来なかった時代は、
母子共に危険な時だって、どうすることも出来ない。

死産も今よりずっと多かっただろうし、
出産時に母親が死亡することも珍しくなかったはず。

まさに出産は命がけ。
(今だってそうだろうけど)



ご先祖さまは、
親が2人、祖父母が4人、曽祖父母が8人・・・と
単純に計算してみると、
たった10代遡っただけでも1000人を超える。


例えば一律に25歳で出産したとして、
10代で250年。

250年前は江戸時代も後半に入った頃。


たったそれだけの間に、
1000人以上もの人がバトンをつないでいる。

500人以上もの女性が命を賭けた出産に挑み、命を産みおとしている。


そして今、私がいる。


脈々と続く長い長い、果てしなく長い人類の歴史で、
ただの一度も途切れることなく続いてきたバトンの奇跡。

今のように医学が進んでなかった時代にも、
医学というものすらなかった時代にも、
生きて命を繋いできた証。


今私が手にしてるバトンは、
とんでもなく長い時間を、とてつもなくたくさんの命を、
繋いできた尊いもの。



私が手を合わせた向こうにいた祖父母には
1人の娘と5人の息子がいた。

1人の娘は生後間もなく亡くなってしまったらしいけど、
5人の息子たちはそれぞれに命のバトンを繋いで、
今は10人の孫と4人の曾孫がいる。

繋がっていく命と、広がっていく命。



私は、このバトンを繋いでいくことが出来るのかな?

大切に、大切に受け継がれてきたバトンを、
私も渡すことが出来るのかな?


私のバトンだけじゃない、
ダンナのバトンも同じだけの奇跡を繋いできたバトン。

このバトンだって、ここで途切れさせるわけにはいかない。



「ありがとう」という感謝の言葉は、
「有る(在る)こと難し」からきているらしい。

たくさんの命が途切れることなく続いてきた、
まさに「在ること難し」な存在が今の自分。


「ありがとう」という言葉には、
命を繋いでくれたご先祖さまへの感謝の意が込められている。


私が今、ここに生きて、
一緒に歩んでくれる相手に出会えて、
笑って過ごせる日々。

そんな毎日が「ありがとう」なんだ。


納骨堂の仏壇の前で手を合わせると、
そんな思いが溢れてきて、
一番伝えたかったのは「ありがとう」だった。


おじいちゃん、おばあちゃん、
ありがとう。

この「ありがとう」の命を私も繋いでいけますように。


旅の思い出~3日目・最終日

2009-09-27 09:02:55 | 日記
さぁ、ようやく最終日です。

長々と続いたシルバーウィーク夫婦2人旅の旅行記も
今日で完結です


ただ、今日の内容はちょっと汚いお話なんです。。。

そういうのが苦手な方、
私のことをお上品で可憐なお嬢様だと想像されている方(いねーよ!!)
お食事中の方は
スルーしてくださいね





明け方目が覚めると、
頭が痛い。。。

痛い・・・し、寒い!



寒いんですけど!?



ダンナ、クーラーつけたまま寝てました


「弱」でかかってたけど、
この時期の釧路にクーラーなんか要らないんだよ!!


でもちょっとでも暑かったり寒かったりだとブツブツ文句を言うダンナ。
日頃から快適空間じゃなきゃ機嫌が悪い


仕事の休みが全く無く、万年寝不足で疲れてるダンナに
長距離運転をさせているんだから、
「暑くて眠れなかった」って言われるのもイヤだし、
少しでも快適に寝て欲しいので、
エアコンは切らずに頭まで布団をかぶって二度寝



朝、目覚めると、やっぱり頭が痛い



偏頭痛持ちの私。

頭痛は珍しいことじゃないし、
常備してる頭痛薬を飲めば大丈夫。

朝食の後に飲もう。


ダンナが起きる前にシャワーを浴びて、
なかなか起きないダンナを何度も起こしつつ、
お化粧したり身支度を整える。


ようやく起きたダンナが
シャワーを浴びたりしてる間、
テレビを見て待っていると、
頭痛に加えて吐き気までしてきた


これもちょくちょくあること。

頭痛がひどくなると吐き気を伴うことがある。


早く薬を飲みたいけど、
空腹で飲むと胃がやられちゃって余計気持ち悪くなっちゃう。

のんびりしてるダンナにイライラしつつ
頭痛と吐き気を我慢しながら待って、
ようやく朝食へ。


朝食の席に着いたはいいけど、
この頃には何も口に出来ないほどの気持ち悪さ

ダンナが
「ちょっとでも食べなきゃだめだよ」
と言ってくれる。

それはわかってるのよ、私にも。
食べないで頭痛薬を飲むのは避けたい。


でもがんばって口に出来たのはお味噌汁だけ。


この頃になると
これはいつもの偏頭痛じゃないとわかってきた。


多分・・・


コレは・・・




風邪


まぁ風邪引く要素満載だもんね。。。



部屋に戻ると倒れこむようにベッドに潜り込む。

あと30分ほどでチェックアウト。

ギリギリまで横になるけど、
頭痛も吐き気も治まる気配が無い。


ほとんど何も食べてないので、
頭痛薬もまだ飲んでいない。

だってただでさえ吐きそうなのに、
空きっ腹に頭痛薬入れて、より気持ち悪くなっちゃったら、
私多分、吐くよ?

それどころか薬を飲むために起き上がることさえ躊躇するほどの頭痛。


でもこのままじゃ埒が明かん!!
と、ようやく頭痛薬を飲んで、
ダンナに、
チェックアウトを延ばしてもらえるようにフロントへ電話してもらった。


1時間までなら延長料金はかからないとの事。


1時間の間に少しでも回復しなきゃ!!
薬も飲んだし、しばらくしたら効いてくるだろう・・・。


いつの間にかウトウトしてたみたいで、
目が覚めると、生唾がどんどん出てくる。



こ、これは!
ヤバイ!!!



「ちょっとどいて!!」


ベッドの縁に腰掛けてテレビを見ていたダンナを押しのけて
トイレに駆け込む。




で、吐いてしまいました



朝ご飯食べてないからほとんど出るものは無いんだけど、
何度も「おぇ!」ってなってしまって(汚くてごめんなさい
涙がポロポロ出てくる

・・・海ガメの産卵かよ
って自分に突っ込んでしまったわ



その時ダンナはと言うと、

「お~い。大丈夫か~?」と
一度だけ間の抜けた声をかけてくれました・・・テレビの前から。

そう、様子を見に来るでもなく!

愛しい妻がおぇおぇしてると言うのに


まぁほっといてくれたほうがこっちも集中して吐けるからいいけどさ



だいぶ落ち着いて、
口をゆすいで涙を拭いて、
トイレから出ると、
ダンナが心配そうな眼差しをこっちに向けて、



向けて・・・




ない!!




こっち見て笑ってるんですけど!!な、なんで?



ダンナは笑いながら、
「おまえ、いっつもそうだよな~。
なんかしょっちゅう吐いてない?
って、

そう言ったんです!!


これがおぇおぇしてきた愛妻に言う言葉なの!?



って言うか、そんなしょっちゅう吐いてねーよ

付き合ってから13年半で、
私が吐いたのは今回を入れて3回だけですけど!
(それって多い??)



そういえば・・・。


1回目は、もう10年くらい前。

全然調子が良かったのに、
夕食にショッピングモールに入ってるお好み焼き屋さんに食べに行ったら、
お店から出てすぐに急激に気持ちが悪くなって、
トイレで吐いてしまった。


そう、その時ダンナは

「お好み焼きがもったいねー」って言って笑ってたっけ。



2回目は2、3年前。

朝起きたら具合が悪くて、しばらく寝てたけど我慢できずにトイレで吐いた。
まだ寝ていたダンナを起こして、
具合が悪くて吐いたことを言うと、


「あぁ、大丈夫。吐いて死んだヤツいないから!

って半分寝たまま軽~く受け流されたっけ。



・・・ひ、ひどくない?
うちのダンナって、相当ひどくない!?



後でダンナにその話をしたら、
「え?じゃあ『うぉ~ルウ!!大丈夫か!?うぉ~
って号泣すればよかった?(笑)
まぁ本当にヤバかったら何とかするから大丈夫!」
だって。。。


いやいや、死ぬか生きるか程ヤバくなくても心配してくれよ!

なんてひどい亭主なんだ



あ、でも昔、まだお互い実家に住んでいた頃、
ダンナが夜中に電話してきて、
「すげーハラが痛いんだけど!」って言った時、
そういえば私、

「え~?なんかヘンなものでも食べたんじゃないの!?
気のせいだよ!早く寝な!!」

って言ったっけ。


そしてその後ダンナは夜間救急に駆け込んで、
そのまま腸閉塞で入院したっけね・・・。
(このときはさすがに反省したわ!)


そうね、似た者同士だったわね、私たち。


じゃあ、許すわ(←何様?)



何はともあれ、
一度吐いたことでだいぶ楽になって、
無事チェックアウト。

ただ、まだ具合も悪く、頭痛も残っていたので、
そのまままっすぐ帰ることに。


釧路湿原も、丹頂鶴も、帯広の豚丼もスルー

ついでに、途中で通りがかった
「子宝祈願」ののぼりがたくさん立ってた神社もスルー


はぁ。。。ガッカリ



そして復活の早い私。

夕方には完全復活して、
それがまたなんとも悔しい感じで・・・


こうして2泊3日の旅は
なんとも右肩下がりな結末を迎えたのでした。。。チャンチャン



長々とお付き合いありがとうございました

旅の思い出~2日目・衝撃

2009-09-26 08:42:49 | 日記
昨日の続きです。
初めての人は昨日の記事からどうぞ




花咲灯台車石で、
波をバックに写真を撮っていた私たち。

撮り終わって動こうとした瞬間に、




ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!



そう!!
頭上からボタボタと大粒の水しぶきが降り注いできたのです


ヤバイ!
波が来た!!



「いやーーーーーーーーーーーー
速攻逃げた私。

そしてちょっと遅れて逃げたダンナ
(海に面して立ってたくせに反応にぶい!)



海を背に一番波打ち際に近かった私は、
頭と背中から大量のしぶきをかぶり、ビショ濡れ。。。


服は上から下まで半分くらい水をかぶって湿ってるし
髪も水がポタポタ垂れるくらいに濡れてしまった
(しかも海水!!ゴワゴワになるよ~


ちょっと離れていたダンナは私ほどかぶってはいなかったものの、
それなりに濡れている。

さらに、逃げ遅れたため
しぶきの後に足元にやってきた波をモロに受けて、
ズボンの裾から靴の中までグッショリ。


周りにほとんど人がいなかったものの、
遠目に見ていた人はしばし無言でドン引き

こっちに同情の眼差しを向けながら固まってました。。。


一体どれくらいの波だったのだろうか!?
客観的に見れなかったことが悔やまれるわ!!



駐車場まで戻る途中、
すれ違う人みんなにガン見されて
ひどく恥ずかしかった。。。



まぁ、これもいい思い出よね
寒いけど。

えぇ、とっても寒いんですけど。



・・・でもなんか笑えるわ

だってそうそうない経験よ!?
経験しようと思ってできるもんでもないし
(しようと思わねーよ!)




ただね、笑ってばかりはいられない。





だって、







カメラが・・・








・・・死んだ 




買ってまだ1年ちょっとしか経ってないのに!!
(この「ちょっと」のせいで保証期間過ぎてるし

しかもまだ旅の折り返し地点よ!?




ふえぇ~ん
カメラが使えなくなっちゃったよ~



旅行でカメラが無いなんてあり得ない!

使い捨てカメラでも買おうか・・・
でもたくさん撮りたいし・・・


壊れたカメラを見つめて打ちひしがれている私に
ダンナは言った。



「さっきベ○ト電気あったよな?
・・・よし!根室に戻るぞ!!」


えぇ!!デジカメ買うんすか!?



「応急処置で適当なの買うなんてもったいないよ!
次は子どもができた時にデジイチ買おうと思ってたのに!!」

そう言う私にダンナは言った。



「もったいなくない!
だって思い出は・・・プライスレスだろ



・・・ですよね~!!(←波の衝撃で節約主婦の思考回路ショート)

コンビニ弁当食べたって、
ドライヤーすらない宿に泊まったって、
思い出をカタチに残すカメラは妥協できない!

そうよ、だって思い出は・・・プライスレスだから
(完全にバカ夫婦)



急いで根室に戻り、選ぶ余地もない品揃えから
一番安いデジカメを購入。


一番安いったって、そこそこの値段。
痛い出費だぜ・・・


ちなみに帰ってからすぐに修理に出したカメラの修理代、
15000円也。
痛い、痛すぎるわ・・・




湿った服が身体を冷やす。

壊れたカメラとおニューのカメラが財布を冷やす。。

そして落ち着いてくると心も冷える。。。


笑えねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



そんな冷え冷えの私たちを温めてくれたのが、
お昼のラーメン

ガイドブックに載ってたラーメン屋さん。
昨日の夜、お寿司と迷って結局行かなかったラーメン屋さん。


カメラを買うために遠回りしたおかげで、
このラーメン屋さんに入ることに。


タラバガニの大きな足が丸々1本、
ワカメ、エビ、ツブ、ホッキ・・・

いろんな海鮮モノが入っているラーメンは、
魚介のダシもバッチリ効いてて、
うまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい


カメラが壊れなかったらここには来てなかったわ!

人生捨てたもんじゃないわね
神様、ラーメンうめーよ!ありがとーーーーーーーー


ん!?でもラーメンとカメラじゃ割りに合わないような・・・まいっか


身体もだいぶ温まって、元気復活


海水を浴びてるから、
服は塩でベタベタする気がするし、
髪もゴワゴワでなんか気持ち悪いけど、
気を取り直して再び出発


その後は霧多布岬に行き、
琵琶瀬展望台から湿原を蛇行して流れる琵琶瀬川を眺め、
(これは雄大でなかなか感動的な風景だった!)
厚岸でおみやげ買って、生ガキと焼ガキを堪能


色々あったから予定してた時間よりもだいぶ遅れて、
カキを食べ終わる頃にはすでに真っ暗


またもやシカの恐怖と戦いながら、
本日の宿泊先、釧路へ急ぐ。


釧路でショッピングセンターに寄り道。

しばらく車に乗ってたからそうでもなかったけど、
降りて歩いてみるとなんだか疲労困憊でダルダル。。。

今日は疲れたなぁ・・・色々あったし


地元でも買えるシュークリームをなぜか購入し、
ホテルにチェックイン。



昨日とは打って変わって、このホテルは良かった!!

繁華街にあるビジネスホテルだったんだけど、
従業員の対応がめちゃくちゃ丁寧で、
お部屋はセミダブルしか空いてなくてちょっと狭かったけど
最近リニューアルしたらしくキレイだし、
テレビは地デジ対応の液晶テレビだし、
もちろんドライヤーもウォシュレットも完備。
バイキング形式の朝食付きで、
なんと2人で5500円(駐車料金込)!!!

破格!


荷物を置いて、
軽くなんか食べに行こうってことで、
近くの焼き鳥屋さんへ。

夫婦でやってる小さな焼き鳥屋さんだったんだけど、
すっごく美味しかった!!

でも残念ながらお昼遅めだったし、
数時間前にカキとか食べててあんまりおなか空いてないし、
なんと言ってもダルダルな私。
あんまり食べれなかった


重い身体を引きずってホテルに戻り、
海水浴びてるしシャワーを・・・と思ったけど、
睡魔とダルダルに勝てず、
一杯やりながらテレビを見てるダンナを横目に、速攻就寝


こうして怒涛の2日目は終わったのでした。



・・・2回に分けたのに長くてすみません

旅の思い出~2日目・制覇

2009-09-25 11:23:57 | 日記
エアコンもない寂れた旅館。

明け方、ダンナが「・・・暑い」とつぶやいて扇風機をつけた。

私はそれをチラリと横目で見て、また夢の中。。。



しばらくして目が覚めた。


・・・寒いんですけど!!


ダンナが寝返りを打ってから、
扇風機の風をモロに受けていた私です


さぁ2日目の始まりです

張り切って行きましょう



最初に向うのは
今日の、と言うかこの旅行の最大の目的地、
納沙布岬!!


太平洋沿いの道。
道路の横は海を望む草原(湿地帯?)

うっすらと見えるあの島は、国後島かしら・・・
なんて言ってウキウキしてると、
なんかいる!!


道路から数十メートル離れた場所に、
草原の中を斜めにこちらへ向って闊歩するシカたちが!

5,6匹の集団。


横を通り過ぎるとき、
先頭のと目があった気がする・・・


あの進路だと、間違いなく道路を横断するだろうな

やっぱシカ怖いよ


今まで日没時が危険だと思っていたシカ。
でも真昼間っから堂々と活動的なことにビックリ。

これからは昼間も注意しなきゃ。。。



と、まぁシカを見つけてちょっとたじろいでしまったものの、
納沙布岬に向けて気分は最高潮


だって北海道の最東端だよ!?

離島を含まなければ日本の最東端!
民間人が行ける日本の最東端!!

価値あるでしょ~



岬に着くと、ありえない程の風

ビュンビュンでボーボーで
ひぇ~~~~~~~~~~~~~~~


残念ながら曇り空で視界もあまり良くなく、
北方領土なんかは見えなかったけど、
でもとにかく

最東端制覇!!

って感じで気持ちがいい


これで北海道の最北端宗谷岬、
最南端の白神岬、
そしてようやく最東端の納沙布岬を制覇


・・・ん!?
あれ!?

最西端はどこ??


最西端、まだ行ってないんじゃね!?



一番家から近そうなのに



昔近くまで行った時は道が繋がってなくて、
最西端の岬には行けなかったんだっけ。。。


今は行けるのかなぁ~??

今度行ってこなくちゃ



納沙布岬に建つ北方館という資料館で
「北方領土視察証明書」なる名刺サイズのカードを貰って
(曇ってて視察できなかったけど
本日最初の目的地、納沙布岬は終了。



次は「花咲灯台車石」へ。

玄武岩のめずらしい奇岩で出来た岩場で、
国の天然記念物にも指定されているとか。。。


駐車場に車を停めて、少し歩くと、
確かに珍しい形の岩が!


さらに階段を下りて波打ち際の高さの岩場まで
きちんと整備された遊歩道があり、
けっこうたくさんの人が写真を撮っている。


風が強いので、
岩場にあたって砕ける波がけっこうな迫力!!

みんなその景色をバックに写真撮影。


「波、来たら怖いね」と言いつつ、
撮影スポットが空くまで階段のそばで観察。

でもけっこうな大きさの波が来ても、
遊歩道まではしぶきひとつ飛んでこない。

これなら安心
空いたら一番端っこで写真とって来よう!


放射状にゴツゴツとした黒い岩場。
高い波が来て白い水しぶきを上げながら岩場で砕ける迫力。

パシャパシャと写真を撮ってるうちに人が少なくなったので、
一番奥まで行ってみた。


おぉ


波の迫力と、車石の迫力。


「撮ってあげる~」と、
まずは海をバックにダンナを撮影。

ちょうど波しぶきが高く上がったタイミングでパチリ


「おぉ!!いいタイミングで撮れたよ
次、私も撮って撮って


遊歩道の一番端へ。

真後ろの岩場に波が打ち寄せる音がすごい。


ザパーーーーーーーーン


けっこう怖い
高波が来て波にさらわれそうな気がしてくる。

でも大丈夫
いざとなったらこの真後ろの手すりにつかまればさらわれないわ!!
なんて、心配性なのでイメトレしておく(笑)


ザパーーーーーーーーン


「まだ~??早く撮ってよー


「次の波が来たら撮るから!」


・・・

・・・

「お!!来るよ来るよ!撮るよ~!!」


パチリ


「すげーいいタイミングで撮れたよ~
ダンナご満悦。


「ホント!?見たい見たい


と、ダンナの方へ歩き出そうとした瞬間。。。






ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!





大方の予想通りの事件が勃発です
(事件って程じゃないけど

長くなるので続きます

今周期途中経過・・・と言うか、結果?

2009-09-24 14:15:11 | 術後ベビ待ち再開
本格的にベビ待ち再開した今周期。


毎日豆乳飲んで、
納豆も食べて、
ワクワク
ウキウキ


でも排卵期(の予定)にダンナの出張で、
さてさてどうなることやら



お!でもこの調子だとダンナの出張中は大丈夫そうだわ!!

どうかな!?

せめてダメもとでもタイミングくらいは取っておきたいわ!!



と、まぁこんな感じだった今周期の前半戦でした。


で、その後どうなったかと言うと、
ありがたいことにダンナが帰るまで排卵しなかったのです!



何とかダンナが出張から帰るまで卵ちゃんががんばって待ってくれて、
こりゃシルバーウィークに排卵ね


よかった~
ダンナがいる時に排卵してくれそう


と、ホッと胸をなでおろした次第でございます。




で、本日D23

体温36.21℃




・・・まだ低温期かい!



そうなんです。。。
予想通りと言うか、不安的中と言うか。。。



「早めに排卵しちゃったらどうしよう!?」
「ダンナが帰るまで待って~!!」

なんて騒いでたことがアホらしいくらいに
排卵する気配なし


そして今日からまたダンナは出張です



いや、もういいの。
今周期はもう諦めた!


だって、もうD23だよ!?

排卵したって、さすがに卵の質が悪いでしょ


それにまだ虫歯1本残ってるから、
来週麻酔かけて削ったりするし・・・。

まぁ歯をちょっと削るくらいの麻酔、
問題ないんだろうけど、
どうせなら万全の体制でベビちゃん迎えたいし。



ただ、こんな感じで毎周期排卵が遅いとなると、
やっぱり病院に行かなきゃ難しいよなぁ

誘発剤とか使わなきゃダメなのかな

せめて20日以内に排卵してくれるようになればいいんだけど・・・。


とりあえず次周期は豆乳はお休み。

豆乳が悪いわけじゃないけど、
私には合わないのかもしれないし。


早くリセットしてほしいな~

1周期が長い分、チャンスは少なくなっちゃうんだもん


20代出産はやっぱり無理かな。。。

旅の思い出~1日目夜

2009-09-24 09:54:10 | 日記
さて2日目です!!


とは行かないのが
話の長い私の悪いところ

まだ1日目の話が続きます



根室には7時半頃に到着。

いい具合におなかも減ってきてる。


ごはんどうしようか?

美味しいものが食べたいね


とは言うものの、
貧乏旅行が板についている私たち夫婦。。。


数年前まではどこか遠出をしても、
本当にコンビニ弁当とかしか食べなかった。

食べることには執着があるけど、
食べるものには執着がないと言うか・・・。


まぁ要はお金がなくって


数年前からようやく
せっかくだから現地のものを食べようよ!
ということになって、駅弁を食べるようになった。

駅弁って安くてその土地のものを味わえて、
一石二鳥じゃん!?

日帰りが多くて、観光重視の私たちにとっては
お店に入って食べるより時間の節約にもなるしね


で、最近ようやく旅先の「弁当」を卒業しつつある私たち。

かと言って、それほど食にうるさくないのは相変わらずで、
「ここに行ったらこれを食べたい!」とか
「このお店のこれを食べに行こう!」とか
強い意志も綿密な下調べもない。


でもとりあえず、なんか名産品とか食べたい。
根室と言えば花咲ガニよね


・・・花咲ガニってどこで食べれるのかな?

・・・その前に、いくらくらいだろうね??


で、話し合いの結果、
港町根室での夕食の場が決まりました。



今日の夕食は、寿司


ここまで来たらお寿司でしょ~



ま、もちろん回ってますけどね


実は住んでる市内にも同じ回転寿司屋さんがあって、
ここまで来てここ!?

って感が無きにしも非ずだったんだけど、
でもきっと地元だし、ネタも新鮮で美味しいはずだよ
という期待を胸に店内へ。


入ってみてビックリ

んまぁ~、すごく混んでいて、
なんと90分待ち!!

ぶっちゃけ、小さな町なので(失礼)
混んでるって言ってもたかが知れてると思ってたんだけど、
予想以上の大盛況。


とりあえず順番待ちの名前を書いて、
先に宿にチェックインしてくることに。


貧乏旅行が趣味みたいな私たちは、
泊る所にもあまりこだわりがない。

あえてこだわりと言えば、
もちろん金額!!


特に、温泉旅行みたいに
宿がメインっていう時じゃなければ、
寝るだけの宿にお金をかけたくないので、
なるべく安いところ。
そして出来ればキレイなところがいい。

となると、選択肢は自ずとビジネスホテルになる。


大型連休なので、予算は高めで1泊1万円(もちろん2人で)

で、なるべくキレイそうなビジネスホテル。



と思ったけど、
行動が遅かったので、良さげなホテルは全て満室


もともとたくさん宿泊施設があるわけではない場所なので、
とにかく泊れる場所ってことで、
予算オーバーだったけど、
唯一空室を見つけた旅館を予約した。


その旅館にチェックイン。


旅館って言うか・・・民宿ですか?
って感じのこじんまりとした旅館。


玄関入ってすぐ横に、小さなカウンターがあって、
そこでチェックイン。

お部屋は狭くはないんだけど、
なんか全体的に古い。。。


お部屋のお風呂はビックリするほど小さいし。


でも男女別の浴場があるらしいので、
そっちに入ればいいからまぁいっか


荷物を置いて、少し休んで、
時間を見計らって回転寿司屋さんに戻る。


結局2時間近く待ってようやく席に着いた。




すっごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく
美味しかった~

とにかくネタが新鮮!!


それに回転寿司とは名ばかりで、
みんな回ってるお寿司には手を出さず、
全て注文して握ってもらってる。

もちろん私たちも握りたてを出してもらって
鮮度抜群なお寿司を堪能


せっかくだし、
それにお坊さんいなくてお布施代が浮いたから(←罰当たり)
ちょっと贅沢しちゃおうよ

ってことで、いつもは安いお皿しか手を出さないけど、
高いお皿のも食べて大満足



あーーーーーーーーーー食った食った


とウハウハで宿へ戻ると、
宿の電気が消えている。。。



ただいまの時刻、午後10時10分。


消すにはまだ早くないかしら


玄関が閉まってたらどうしようかと思ったけど、
玄関の鍵は開いていた。


中も、廊下に小さな電気が付いているだけで暗い。


真っ暗なカウンターの上に、
私たちの部屋の鍵が置いてあった。



・・・ありえなくないっすか!?


チェックインして部屋に荷物とか置いてるのに、
その部屋の鍵をカウンターに出してるってどういうこと!?


しかも玄関開けてすぐの場所。

宿泊客じゃなくてもふらっと入って来れちゃうのに、
なぜそこに鍵を置いておけるの!?

なんて無防備な・・・


別に被害があったわけじゃないからいいんだけどさ。

でもちょっと不信感



浴場は11時までとのことだったので、
すぐに入りに行くことに。

男性は1階。
女性は2階。


私たちの部屋は1階だったので、
1人で階段を上っていく。


古びた旅館。
人の気配はなくて、
電気は付いてても、なんだか不気味


階段の踊場を曲がると・・・



ひ、ひぃーーーーーーーーーーーーーーーー



階段の正面には・・・シカ

立派な角を生やしたシカの頭の剥製が、
バーンと壁にかけてあったのだ。


めっさこえぇ・・・
なんとなくこっち見てる(気がする)し


目が合ったらやられるかもしれん!!(←ありえないから

だって私、シカに祟られてるし・・・
(4月28日記事『シカとの遭遇~前編』・29日同後編参照)



シカと目が合わないようにうつむきながら足早に通り過ぎる



浴場は客室のならびにあった。


ドアを開けてビックリ。

家の洗面所ですか?って程の小さな脱衣所。

つまり、ドアのすぐ前で素っ裸にならなきゃならない。


ドアの向こうは普通に客室が並ぶ廊下。

脱いでるときに誰かが入ってきたら、
廊下から丸見え。


さすがに鍵をかけないわけにはいかず、
浴場入り口の鍵をかけて入浴。

お風呂自体は3、4人は入れそうで、
洗い場も二つあったけど、
でも外の鍵をかけちゃったから他に誰も入れない。


途中で外のドアが「ガチャガチャ」っていったから、
誰か入りに来たみたいだけど、
ごめんなさい。。。


私が出たのが11時ちょっとすぎだったので、
その人は入れなかっただろうな



朝食付きで、2人で13000円。
決して高くはない。
むしろ旅館にしては安い。
でも値段の割にはひどい宿だった。。。

ドライヤーすら置いてないし。


今まで泊ったのは値段の割りに当たりなホテルばかりだったから、
今回はちょっと残念


しかも店主らしきおじさんが
やたらニコニコしててしゃべり方も温和な感じで愛想がいいんだけど、
愛想が良すぎてちょっと気味が悪かった


日本昔話に出てきそうな・・・
夜中に豹変して包丁研いでそうな・・・
(実際は普通にいい人だと思うけど


今度泊りがけで旅行に行くときは
早いうちから宿を探しておこうと心に誓った1日目の夜でした

旅の思い出~1日目

2009-09-23 15:38:25 | 日記
ただいまです!
昨日無事に帰宅しました


色々あった2泊3日の夫婦水入らずの旅

さっそく振り返ってみたいと思います。
興味のある人はお付き合い下さい



まずは1日目。


移動距離が長いので早めに出発!!

・・・と思ってたけど、ダンナがなかなか起きずに結局8時に出発


途中、お昼にコンビニ弁当を食べ、
(旅行なのにコンビニ弁当って!って思うけど、いつものことです
ひたすら目的地に向う。


ちなみに最初の目的地は私の祖父母が眠っているお寺。

道東の、かなり東の方。
で、摩周湖の南の方。


天気が良かったのに、
阿寒湖から摩周湖へ向う間は雨

この辺は霧がかかりやすく、
雨も降りやすいみたい。

「前にきた時もこの辺で大雨だったよね」
なんて昔を思い出しながらしばし雨の中のドライブ。。。


でも山を抜けると一気に晴れて、
目の前に大きな虹が!

なんだかすごく得した気分
わーい



お寺には3時半頃到着。


・・・ひっそりとしたお寺。

誰もいなかった。。。


鍵は開いてたものの、
勝手に入っていいものかわからないし、
納骨堂がどこなのかもわからない。

1日目はお参り以外に
2箇所の目的地があったので、
一応お坊さんに電話して留守電に
「1、2時間後にまた来ます」と入れて、
先に観光することに。



まずは摩周湖の北にある小さな「神の子池」へ。

ガイドブックで見て、
絶対に行きたかった場所。


なんと、池の水が青いの!!


7月に行った美瑛の「青い池」は乳白色に濁っていたけど、
この「神の子池」は透明で青いらしい。


で、実際に行ってみてビックリ!



ちょー青いんですけど!!!!!



だいたいガイドブックとかの写真て、
プロがキレイに撮ってるから、
実物はそうでもなかったりすることってけっこうある。
だからあんまり期待はしてなかった。

光の加減で青く見えるんだろうな~。
くらいにしか思ってなかった。



でも違った!


森の中にぽかりとできた小さな池。

河川の流入がなく、
湧き水だけでできている池は、
本当に水が青かった。

けっこう深いみたいなんだけど、
深ければ深いほど青も深い。

池の底に倒れた木などがはっきりと見える透明度。

池の底から湧いているらしく、
ポコポコと気泡が上がってくる。


とにかく神秘的



「すごいね~!!すごいキレイ!!!ちょー青いよ!
うわ~感動したよ~


少ないボキャブラリーを駆使して感動を表現する私の横で、

「これはすごいな!」
とダンナも感動


と思いきや、

「成分調べてみたいな~。
多分、銅がけっこう入ってるんだろうな・・・」

とブツブツ。。。



・・・現実的なコメントとかいらないですから


職業病なんだろうけど、
化学物質とかどうでもいいから、
神秘的な池の青さに感性で感動してほしいんですけど。。。



まぁ、とにかく素晴らしい池だった



そして裏摩周湖展望台へ!


「霧の摩周湖」と言われる通り、
摩周湖はよく霧がかかる。


前に摩周湖展望台に行った時は
とにかくすごい霧で、
神秘的だのロマンチックだのの騒ぎじゃない。

湖が見えないどころか数メートル先も見えない、
まさに濃霧。


写真はもやもやの真っ白い霧の中で
ピースしてる私が映ってるだけだった。。。



で、今回はリベンジ!!

比較的霧がかかりにくく、
摩周湖が見える可能性の高い
「裏摩周湖展望台」へ。


展望台へ行く道中、
空は青く晴れ、霧の気配もなし。


これはいけるんじゃないか!?



展望台に着くと、
とにかくすごい風!

ベルベットの厚手のジャケットを着てたのに、
ありえないほど寒い!!


寒いけど!



・・・見えたよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

摩周湖が見えたよ~



「うわ~!見えるよ、摩周湖!
やったね!!すごくよく見える~


と感動している横でダンナは

「でも摩周湖って流入する河川も流出する河川もないから、
正式には湖じゃなくて水溜りなんだよね」

と、ポツリ。



・・・水溜り、溜まりすぎじゃね!?



・・・って、専門的なことはいいから
霧のかかっていない摩周湖を楽しもうよ~

「霧の摩周湖」の霧が晴れてるんだよ!?


晴れの摩周湖を見ると
婚期が遅れるとか出世が遅れるとか
縁起が悪いとか言うけど、
でもそんなの関係ねぇ!!(古っ)

せっかく来たんだから見えたほうがいいじゃん


私は幼少の頃、祖父母の家に遊びに行った時に
晴れた摩周湖をバッチリ見てるけど、
一応結婚できたもんね




神秘的な青い水を湛える、神の子池と
前回のリベンジでその姿を見ることが出来た、摩周湖。

大満足でお寺へ引き返すと、
1台の車が!!

渡り廊下の電気もついている。


「あ!お坊さん帰ってきてるんじゃない!?」
と思ってチャイムを押してみるも、応答なし。。。


ここまで来てお参りできないのもなぁ・・・
と思っていると、
渡り廊下の玄関から家族連れが出てきた。

停まっていた車はその家族のだったみたい。


どうやら勝手に入ってお参りできるらしい。



納骨堂も開いており、
無事お参りできました。


本当に久しぶりに祖父母と向き合ったなぁ。。。

みんな元気なこと、
甥っ子も元気にかわいく成長してること、
いろいろ報告できました


ちなみに3日目にダンナの祖父のお墓参りに行く予定だったけど、
お義母さまに
「行かなくていいわよ」「行く必要ないから」
と、案の定頑なに止められたので
今回は行けませんでした。。。



さて、お参りを終えるともうすっかり日も暮れてしまったけど、
本日のお宿は根室。

さらに100キロ以上の道のり


日没後に恐ろしいのは何と言ってもシカ!!

シカの恐怖と戦いながらの道のりだったけど、
途中車を停めて降りてみると、
頭上は満天の星空

なんとうっすら天の川まで見える



今日は虹も見えて、神の子池は想像以上に感動したし、
摩周湖も晴れてたし、お参りも出来て、
満天の星空まで見れた。


最高の1日だったなぁ

てんやわんやな1時間

2009-09-19 11:48:00 | 日記
10時15分前、ダンナからメールが来た。


「乗り換えそびれた!!
千葉から成田の最短ルート教えて!!」




なぁ~にぃ~!?



普段、羽田ばかり利用してるので、
なんとなく乗り換えを間違えてしまったらしい。

っつーか、うたた寝してたら乗り過ごしたというのが本当のところみたい



どうやっても一番早くて10時43分着のJR。


で、ダンナの乗る便は11時発。



・・・・む、無理じゃね?


すぐにダンナから電話がきて、
やれ航空会社の電話番号教えろだの、
やれ空港についてからのルート調べろだの、
向こうも焦ってるし、
こっちも上手く欲しい情報が素早く見つけられないし、
大騒ぎ


「で?わかったの?
は!?まだ見つかんないのかよ!
代表電話でいいから番号教えて!!
だから!!そんなもん最初のページに出てるだろ




「あぁ!?
出てねーから見つかんないっつってんだよ
そもそも乗り過ごすオマエが間抜けなんじゃろが
おのぼりさんのくせに寝んなボケ丸
逆ギレとは何様のつもりなんだよこのバカちんが






とまぁ、あられもない大喧嘩ですわ。
おっほっほ~



結局電車の発車時刻になってしまい、
ダンナは電話がかけられないので、
私が対応することに。


とにかく航空会社に電話して状況を説明しても、
「お名前だけでは確認できないんです」とのこと


ちなみに、今日の便は満席な上に、
成田からの国内線は少ないので、
11時発を逃すと、あとは18時40分の1便しかないらしい。

キャンセル待ちしたって無理っぽくない?


今日帰って来てもらわないと困るんです
宿のキャンセル料、払いたくないんです!!(結局そこ?)


ギリギリ何分前までに着けば搭乗可能か聞くと、

「15分前にチェックインカウンター、
ネットでチェックイン済みの場合は
15分前にセキュリティーチェックカウンターに着いていないと
ご搭乗いただけません」

とのこと。


・・・JRが着くの、10時43分なんですけど


つまりダンナは、JRのドアが開いて、
成田空港の中を風のように移動して、
2分でセキュリティーカウンターに着かなければならない。

メタボなのに


成田空港なんてあまり利用したことがない上に、
一刻を争う事態。

のんきに案内なんて見てる暇なし。


次は成田空港の総合案内に電話して、
改札を出てからどう行けばいいか教えてもらう。

丁寧に教えてくれた上に、
「・・・5分から10分はかかりますよ?」と
気の毒そうに言ってくれた。

・・・ですよね~


「チェックインは済んでるんですけど、
その場合は直接セキュリティーチェックに行けばいいですか?」

と聞くと、

「それは航空会社に直接お問い合わせいただかないと・・・」

とのこと。


そうですよね
そりゃそうですよね

国内線国際線、
何十社もの航空会社が入ってる巨大空港だもんね

つかぬ事を聞いてしまってすみませんでした



その間もダンナから

「どっちのターミナルだっけ?」
「改札出てどっち?」
「便が遅れてないか確認してみて!」

だの、じゃんじゃんメールが来る。


パソコンをカタカタ検索しつつ
メールを返信し、
再度航空会社に電話


・・・あぁ!!
あと5分でJR到着しちゃう~


そんな時に
「○○の方は『1』を」とかの音声案内、
イライラするよ~


ようやく繋がって、搭乗時刻ギリギリだと伝えて
「すでにネットでチェックインしてるんですが、どこに行けばいいですか?」
と確認すると、

セキュリティチェックのさらに上の階の搭乗ゲートに直接行けばいいらしい!


2階に行けってダンナにメールしちゃったよ!?


急いで
「直接3階に行って!!」とメール。

・・・返事は来ない。
もう見てないのかな?


さっき空港の総合案内にセキュリティーチェックまでのルートは聞いたけど、
3階だと別ルートかもしれないし、
確認のため・・・と思って

「すみません、改札出てどっちに行けばいいかとかも
教えてもらっていいですか?」

と言うと、

「少々お待ち下さい」


・・・そうだよね、
成田空港にいる人じゃないのに、
空港内の案内しろなんて言われても困るよね

ごめんなさい。。。



しかし「少々」が長かった・・・。


結局待ってるうちにJR到着の43分を過ぎ、
遅くともこの時間にと言われた45分も過ぎた。


・・・ダンナよ、とりあえずなんとかして3階に行きたまえ



で、だいぶ待ったけど、答えは

「わかりかねますので成田空港総合案内にお聞き下さい」

とのことでした


・・・うん。でももうどの道結果出てる頃だからいいや



こうして手に汗握る1時間が
あっという間に過ぎて行った。




11時5分前。

ダンナからメール。




「間に合った」





よ、よ、よ、良かった~

これで明日は旅行だわ。。。