美酒RUN-世界を駆け、ワインで乾杯ー

ソムリエランナー。かつての趣味は100回近くに及ぶ海外旅行。今はマラソン。日本で記録を狙い海外ではファンラン。

さてウィーンマラソンのコースは

2008-04-30 | Weblog
 帰国しました。
 私にとって初めてのヨーロッパでの大都市でのマラソンでした。今年でまだ25回目ですのでアジア系のランナーはほとんど見かけません。やはりパリ、ロンドン、ベルリンと比べるとマイナーなイメージは否めませんでしたね。
 フルマラソンのランナーは9千人位だったでしょうか。でも同時にハーフ、子供、駅伝まであってそれはそれはスタートとゴール地点は大賑わいでした。その割には沿道の応援は繁華街の中心や駅伝のランナーの交代地点、ゴールの王宮前位が盛大でその他の地点では特定のランナーの応援の人が待機しているって印象でしたね。
 また歴史が深く、観光名所に事欠かない素晴らしい街でのコースなのでどんなに次々と見どころが現れるかとぞくぞくしながら走ったのですが、第3の男で有名な観覧車、オペラ座、セセッシオン、市庁舎位しかわからず16キロ地点のシェーンブルン宮殿は見えないまま通り過ぎてしまいました。あれ?て感じです。もっと見どころ満載のイメージだったのですが、コースも同じ所を折り返すの数か所あり、数えてみたらトータルで17キロもありました。
 町の真ん中を走っているつもりが気がつけばなんだかまた名所が見えない並木道をひたすら進んでいるなあと感じていたのです。
 日本ほどマラソンが人気ないのでしょうか。参加関係者はお祭り気分でレースを盛り上げていますが市民は町の中心が完全に交通止めにあっていることを冷静に受け止めて、せっかくの休日を他の楽しみで過ごしているような雰囲気を感じました。

しんどかったウィーンマラソン

2008-04-27 | Weblog
記念すべき連続30回完走のレースをここウィーンで迎えました。
今回は久しぶりにカメラ持って雰囲気を捕らえながら気ままに走るつもりでした。1週間前に霞ヶ浦でフルマラソンを走っていたので無理せずまぁだらだら走れば完走できるだろうと軽い気持ちでスタートを踏みました。
イヤー体は正直です。スタートから40キロまでだるくて走ることがこんなに億劫に感じ続けたのは初めてです。だらだら走るのだからその前に多少無理してもいいと思い、旅行に来てから毎日朝から晩まで食事以外に休憩も取らずに観光し続けていたせいもあるのでしょう。凄いハードなスケジュールでした。
今日は快晴。観光日和ですが気温も20度を越え、暑さが一層堪えます。トイレに二回も行ってしまい、給水所では暫し歩いてしまいました。 40キロ地点で計算するとキロ5分で行けばギリギリで4時間でゴール出来ます。そうなると最後のあがきでペースアップ。残念ながら表示は4時間1分でした。 ゴールすると自然に涙がこみあげてきました。体は相当しんどかったのですね。
レースの感想は帰国してからお伝えします。

サウンドオブミュージックの舞台の街へ

2008-04-25 | Weblog
オーストリア、ザルツブルクへ来ています。休暇を取り、27日に開催されるウィーンでのマラソンに参加するために観光しに立ち寄りました。
ザルツブルクは初めての海外旅行で来ていますがもう20年以上前で一度に多くの町を観光したのでほとんど印象に残っていません。せっかく遥々オーストリアへ来るのですからウィーンだけでは勿体ないと候補をあげるとやはり音楽の都ザルツブルクになりますね。 ここは名前の由来が塩の城から来ているように塩の貿易で栄えました。最も有名なのはモーツァルト生誕の町、またサウンドオブミュージックの舞台となったことです。
朝から夕方までひたすら歩いて観光しました。朝方はまだ肌寒いですが日中は快晴でジャケットが必要無いほど暑かったです。ところが夕方パラパラと雨が振り出してしまいました。何ときまぐれなお天気なんでしょうとそのまま歩いていると本降りに。
20時からは宮殿でのモーツァルトのトリオでのミニコンサートに参加するつもりですが雨に濡れてかなりみっともない。開演前に近くのカフェで体を温め、濡れた髪を整えいざ会場へ。
大理石の間と言われる煌びやかな広間に響く演奏を聞いたら冷めた体が中からじわじわと暖まってくるのを感じました。明日ウィーンに向かいます。

大賑わいの霞ヶ浦マラソン

2008-04-21 | Weblog
 参加してきました。霞ケ浦マラソンです。いやー凄かった。。ランナーの数がです。今年は昨年の1万4千人ほどから一気に2万人まで増えたのではっきり言って運営が間に合っていなかった。
 スタートラインは目標設定の時間の前後のスペースが狭すぎてそのラインに入りきれないランナーが歩道に溢れ、大勢のランナーがあぶれたままでスタートしました。 スタートの道と歩道との間は低い生垣があったのですが私はその隙間から4時間30分以内のラインへどうにか移動してスタートです。混雑したお陰で10キロまで55分もかかってしまい、記録の更新を目指していたのにすでに諦めてしまいました。ゴールは3時間38分。ネットタイムは3時間34分でした。
 途中の応援は所々で盛り上げてくれましたが基本的に田舎の国道を走るのでそんなに多くはありません。それでも可愛い子供たちとの連続ハイタッチや老人たちの応援など、ああ、こんなことならカメラ持って走れば良かったなあ。
 39キロ地点過ぎでは60過ぎのおじさんが一生懸命でもヘロヘロムードで走っていたので背後から抜く時に「おじさん、速いね!がんばって。」と声をかけました。
 ゴールするとおじさんが私を見つけて声をかけてくれました。
「ありがとう。おかげで励まされて最後まで頑張れたよ」そう言うと握手を求めてきました。
 いえいえ私こそ声掛けたことによって頑張るおじさんに励まされたのです。これからも走りながら声掛けあいましょう!

一年ぶりにワインスクールへ

2008-04-19 | Weblog
 95年から通っていた青山のワインスクールに1年ぶりに通い始めました。
 昨年は師匠と崇めていた先生が引退してしまった為に代わりにどの授業にしようかと迷っているうちに満席となってしまいお休みしてしまいました。
 今年はワインの知識も味覚も衰えていく一方なので是非再開したいとかなり早めに申し込みました。選んだ講座は「ワインの香りをさぐる」-アロマパレットを使ってーです。6人で1グループに向かい合わせたテーブルが4つあり、テーブルの中央には黒く中が見えないワイングラスが18個。それぞれにガラスの蓋がしてありました。
 この授業はワインの香りを大きく7つの指標、アロマパレットに分けて分析していきます。ワインの香りはその起源によって第一アロマ、ブドウ由来、第二アロマ、アルコール発酵・マロラクティック発酵由来、第三アロマ、樽熟成・瓶内熟成由来と分けられます。ワインを香るとその匂いはどの段階で出来たものかがわかるのです。
 今回は白ワインに香るフルーティーアロマパレットです。先ほどの黒グラスの中にはグレープフルーツ、レモン、ライム、パションフルーツ、あんずジャム、干しパイナップルなど異なるフルーツ系の物が入っていてそれぞれその物体を香りだけで判断すると言うトレーニングでした。
 私はグレープフルーツなのにオレンジと即答し、かなりショック。見えないとトップノーズだけではこんなに似ているのかと再確認です。

広島でもとりあえず

2008-04-14 | Weblog
 5年ぶりに広島に仕事で滞在です。空港自体は昨年えびすだいこくマラソンに仲間8人で参加した時の帰りに寄りました。今年は連続5年の参加でマンネリしたのか?(来るにもちょっと遠いですから)ジョギングクラブでの参加は見送りになっています。
 今年は広島に仕事で来そうな気配です。と、言うことでジョギングのコースをとりあえずは視察しないと。ホテルで早速近辺の地図をもらいます。さてと。
 なんと大きな公園がホテルのそばにありました。ぐるっと周回コースのある約14キロのサイクリングコースまであります。ラッキー。とっても良いトレーニングコースではないでしょうか。残念ながら前回のような天然温泉は近くにはありませんが。
 またホテルの隣には15年前に出来た約6ヘクタールの日本庭園がありました。走るつもりで来なかったのですがホテルでじっとしていられず仕事前に訪れました。ここは瀬戸内海の景勝地を庭園化したものらしい。三景園と言う名前の由来は山、里、海のゾーンに分けられているからです。(海は池でしたが)
 町から離れているせいか観光客はかなりまばらです。園内は桜は時期を終えたばかりですがまだ少し残っています。そして少ないですがつづじがきれいに咲いていました。
 人工とは言え約14メートルの高さのある3段の滝は緑の小山に堂々と飛沫を上げ見ごたえがあります。仕事前にかなりのマイナスイオンのパワーを浴びることができました。

とりあえずスーパー銭湯へ

2008-04-11 | Weblog
 数年ぶりに長崎に泊まりました。あまり滞在時間に余裕がないので市内観光まではできません。そこで軽くジョギングでもしたいところですが天気予報ではあまりすぐれない天候です。この所雨が多いですよね。
 さてホテルに着くと天然温泉のスパのチラシが目に止まります。ホテルからは週に2回だけシャトルバスが出るようです。バスだと7,8分程の距離です。夏ならジョギングして帰りに寄ってゆっくりしたいコースですね。
  広いお風呂場は露天風呂の他に歩行湯もあります。露天風呂の寝湯は寝不足の中でお湯に浸かりながらうたた寝ができる絶好の場所のはずでしたが。。
 田舎の静かな広ーいスパのはずなのに頭上では常にヘリの音が響いているのがかなり気になっていました。するとぶーーんとヘリが上空を通過するではないですか。かなり近い感じ。これ、わざとだなあと思いながら寝そべった体から膝を抱えて全身が見えない様にガードします。横に寝ているトドのようなおばさんたちはタオルをかけていてなんだか慣れた様子です。後でわかったのですが隣は自衛隊の基地でよくヘリが通るのだとか。それにしても露天風呂の上空がコースなのはいかがなものか。その後も何機も通過していきました。同じヘリなのかどうかはわかりませんが。
 せっかくゆったりするはずの温泉が変な緊張感が必要なところとなってしまいました。でも550円で入れて(たまたまイケメンのマッサージ師からの)マッサージや食事まで楽しめたのですから(勿論別料金です)満足してしまうのはおばさん根性でしょうか。

 

京都でこそ観光ランの勧め

2008-04-06 | Weblog
 まさに桜満開の京都で思い存分花見が堪能できたのは走って観光できたからだと実感しました。
 ブランチを取って烏丸からスタートしたのが11時半過ぎでしたが戻ってきたのが19時半、つまり8時間走りながら観光を楽しんだのです。
 コースは以下の通り。
 烏丸ー仁和寺ー龍安寺―金閣寺ー護王神社(足腰にいい神様)ー京都御所ー銀閣寺ー大豊神社ー若王子神社ー南禅寺―平安神宮ー円山公園ー八坂神社ー烏丸
 約30キロ程の走行距離でしょうか。ガイドブックを片手に桜の名所をメインにまわりました。お天気も良いし桜の最盛期なので金閣寺の前のバス停は2-30人がバスを待っています。初めは後半はバスで移動しようかと考えていましたがその様子を見てうんざり。満員のバスで立ちながら渋滞にはまりいらいらしながら計画通りに進まない観光をする位なら走っちゃえ!
 幸い走ると汗ばむほどの気候でありながら観光で歩くと涼しくなるようなジョギング日和だったので観光ランは楽しくて仕方がなかったですね。さすがに疲れてくるかと思ったのですが美しい景観の名所でリラックスしては走ることを続けたのでなぜか全く疲れませんでした。
 お寺や神社による度にお土産にお守りを買ってしまったので少し大きめのウエストポーチが一杯になり後半はガイドブックとカメラを両手で握りながら走ることになってしまいました。
 こんなにランニングブームなのに私のようにジョギングして観光しているらしき人には一人も遭遇しなかったのが不思議です。時間が読めて景色を肌で感じられる観光ランは絶対にお勧めです。

ご利益を求めて桜満開の京都へ

2008-04-04 | Weblog
 2日より思い立って京都へ行ってきました。せっかくの休日、まさに桜が満開のこの時期、たくさんのエネルギーをもらわないと!
 と、言うことで風水上もエネルギーがみなぎっていると言われている古都、京都へ行くことにしたのです。特に高い所に咲く桜を見るとご利益があるとのこと。
 それならまず嵐山だと思い、到着してすぐに向かいました。いやーさすがに駅前は初詣の時のようにすごーい人!そうですよね、いくらウィークデーと言えどもまだ春休みだし、何だって一年で桜満開と紅葉の時期が最も混雑するのですよね。
 幸い3日間ともお天気に恵まれて日中はぽかぽか陽気でまさに観光日和でした。嵐山は初めて行きましたがお寺も幾つもあるし山や川の景色はいいし、有名な竹林はあるわで見どころ一杯でした。日テレの「ズームイン」がちょうど翌朝生放送するためにリハーサルしている所にも遭遇。羽鳥アナはかなりイケメンでしたよ。
 3日間で訪問した観光名所は17か所!そう、昨日は例により「観光ラン」を一日したからかなりあちこち行けたのです。
 今日は午前中にはずせない観光名所、清水寺へ。桜に囲まれた時期に来たのは初めてですがはやりすごく混んでいました。でもさすがに人気が一番なだけありますね。桜だけではなく淡い花々が咲き始めているこの時期はそれは風情があって境内からの景観にうっとりします。
 最後に三十三間堂に寄って京都観光を締めくくりました。

目から鱗のフォトリーディング!

2008-04-01 | Weblog
 ついに受講してきました。今一部の人にはブームのフォトリーディングです。
 通常読み書きの認識は左脳でなされますが右脳をも使って写真を撮るように本を読んでいくやり方です。速読法の一種ですが20数年前にアメリカで開発された最先端の方法です。
 なぜそんなことに興味を抱いたかと言うと勝間和代さんと言う天才的なビジネスウーマンが(彼女については後日触れたいと思います)そのやり方で1か月に80冊は読破していると言うことを彼女の著書で知ったからです。私にとってカリスマ的な存在の彼女が勧めるのならぜひ!と思ったのですが大きな壁がありました。
 それは受講料です。2日間で何と11万数千円もするのですよ!9時半から19時まで昼休みは弁当配給で30分のスケジュールです。これで何かの資格が取れると言う訳でもないのに。それでも驚くなかれ、ネットで公開される3か月先の受講日の受け付けはこの所全て満席なんです。地方も含めて。
 と、言うことでこんな講習に一体どんな感じの人が来ているのかかなり興味を持って臨みました。教室は87名プラス再受講生(希望すればタダで受けられるとのこと)でやる気満々の空気が漂っています。そう、高額の受講料なのですぐに今回の受講料の総額を計算してしまいます。おー!2日間でおよそ900万円だ!場所代と講師料、テキスト代、弁当代位の経費でこれだけ得られるのか。す、すごい。
 色んな資格を取る為に座学に慣れているつもりの私でも時差のせいかいつも受講中は睡魔との戦いでしたが今回は絶対に居眠りをしないぞ!と誓ったのです。 つづく