Green Mind

音楽の感想や日記なんかをね

Chorus

2008年06月29日 | 雑記
俺は中田ヤスタカのハモリの付け方が大好きなんだけど、あまりPerfumeやMegが上と下に付いてるそのハモリを歌いこなせると思っていなかった。そしたらこんなのを見つけた。

ヴォコーダー講座1
ヴォコーダー講座2

なるほど。

それにしてもしょこたんは何をやるにしても照れが無いから素晴らしいね。関係無いけどリア・ディゾンは照れまくってるのが可愛いんだけど(笑)

Buch

2008年06月21日 | 雑記
たまには本の感想でも記しておこう。やはりCDに比べるとこのセレクトには脈絡の無さがあると思うけれど、それは蓄積が無いからですね。まぁそれを言ってしまうと今までに脈絡があったかというと答えには窮する訳ですが、単純に最近読んだ本の感想です。


佐藤亜記 / 天使
うーん個性が強すぎる文章が辛かった。脳みその本を読む箇所が翻訳文体で出来てる俺にとっては、こういう重厚な格調高い文章は合わないのかもしれない。俺はオースター、ヴォネガット、アーヴィング、ディックが大好きだけど、これはよく考えれば柴田元幸、浅倉久志、伊藤典夫、中野圭二、岸本佐知子、翻訳者としての村上春樹の文章が好きなんだろうとも思った。俺が本を読むきっかけとなった村上春樹の文章はブローティガンを訳した藤本和子やヴォネガットを訳した文章に影響されたというし、ここに今の脳みその基があったわけだ! 確かに自分の部屋の本棚を見ると、8割が翻訳小説だし、古典小説なんてのは全く通ってないというのが分かるなー。超能力が使える美少年の話なんだけど、文章がややこしかったので、話もあまり入ってこず。それにしても柴田元幸、浅倉久志、伊藤典夫、中野圭二、岸本佐知子がいなかったら俺は本なんか読まなかったろうな。リチャード・パワーズ、フィリップ・K・ディックなんかが読めるのはあんな訳分からない話を平易な日本語に直してくれたからだよなー。ここまで読んだ方は分かりますが、こういうことを書きたいがためにこの文章は存在するので、当然ながら「天使」の感想にはなってません(笑)

イアン・マキューアン / 贖罪
久しぶりに「文学!」という小説を読んだ気がする。この作品は翻訳が凄いと思う。日本語に訳されたの見るだけで、関係代名詞の中に関係代名詞だとか、同格のコンマだとか受験時代が懐かしくなるような複雑な文章で構成されてるのが分かる。しかもそういう文章が「一文を長くすれば頭良さそうに見える」という勘違いした方面にいっていないのが素晴らしい。上巻を読み終わっても全く分からないけど、下巻も読み終えるとこの本が構成的にもいかに技巧的に出来ているかが分かる! 最近「つぐない」というタイトルで映画化されてましたが、この技巧はやっぱり原作で読んでみた方が伝わりやすいと思う。

たなか

2008年06月19日 | 雑記
mixiで書くともしかしたら「田中和将」というキーワードにひっかかってやってくる人が怖いのでこっちに書きます。

昨日グレイプバインのインストアライヴに行ってきました。初のバインライヴ。女性が多かったけど、あの田中和将のMCに過剰というか気持ち悪い反応するのは毎回のことなんですか? オーケー、田中がカッコいいのは認める。細くてスラッとしててちょっと病的な感じがするのに惹かれる人がいるのも分かるよ。けど、田中よりも年齢が高めの方々だけでなく、俺と同年代くらいの人達も「アルバム買ってくれてありがとう」という言葉に対し、甘え声で「もちろんだよ~。最高だったよ~」のようなことを申し合わせたようにみんなで言うのはさすがに寒気がしました。とりあえずそういうことを言ってたヤツは「私だけが田中くんを分かってる」みたいなことを思ってるはず。ほんとにこういう人達っているんだとちょっと衝撃でした。

アルバムもライヴもクソ良かったんだけどね。