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Tim Rogers And The Temperance Union / Spit Polish

2007年02月02日 | 1980年以降ロック (英)
僕の中で絶賛ブレーク中のYou Am I。そのフロントマンであるティム・ロジャースが2004年に出したセカンドソロアルバムを紹介します。このアルバムの前にはYou Am Iはアメリカ南部に接近した「Deliverance」という傑作アルバムを作っていますが、このソロ作もそれに呼応するようなブルージーでカントリーな埃っぽいアルバムになっています。なんといっても一曲目「Some Fella's Heartbreaker」から男泣き確実の渋弾き語りでノックアウトですよ。エレキガンガンのロッキンな曲もありますが、どれもアメリカ南部な仕上がり。曲の良さはもちろんのこと、ギター一本など少ない楽器編成で歌いあげる曲が多いためティム・ロジャースのヴォーカリストとしての力が存分に味わえます。このアルバムでのティム・ロジャースは初期ロッド・スチュアート、ポール・ロジャース並みの歌を聞かせてるといっても言いすぎでは無いはずです。僕はそんな中でも息継ぎまでもがカッコいい「Stray Dog Bruise」で死にました。

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2 コメント

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Unknown (ぴかお)
2007-02-02 23:42:48
ティム君のアメリカ南部行脚完結編である「Ghost Songs / Dirty Ron」も良いですよー(個人的にはこちらの方が好きかな)。しかしまあこういうアメリカ南部な作風の「Spit Polish」でも、結局出てくるのはKISS大好き宣言!な「Letters To Gene」だったりするのがまた素敵ですな。しかし本当にKISS好きやねえ>ティム。
Unknown (るーふぁす)
2007-02-03 09:42:34
ぴかおさん、こんにちは! 「Ghost Songs/Dirty Ron」も早く聞きたいです。しかし、その後にあんなに潔いロックンロール「Convicts」を出したんだからティムとユー・アム・アイはエラいなぁ。

>>KISS大好き宣言
いいですよねー。「Letter To Gene」は僕もちょっとホロリときました。