僕の中で絶賛ブレーク中のYou Am I。そのフロントマンであるティム・ロジャースが2004年に出したセカンドソロアルバムを紹介します。このアルバムの前にはYou Am Iはアメリカ南部に接近した「Deliverance」という傑作アルバムを作っていますが、このソロ作もそれに呼応するようなブルージーでカントリーな埃っぽいアルバムになっています。なんといっても一曲目「Some Fella's Heartbreaker」から男泣き確実の渋弾き語りでノックアウトですよ。エレキガンガンのロッキンな曲もありますが、どれもアメリカ南部な仕上がり。曲の良さはもちろんのこと、ギター一本など少ない楽器編成で歌いあげる曲が多いためティム・ロジャースのヴォーカリストとしての力が存分に味わえます。このアルバムでのティム・ロジャースは初期ロッド・スチュアート、ポール・ロジャース並みの歌を聞かせてるといっても言いすぎでは無いはずです。僕はそんな中でも息継ぎまでもがカッコいい「Stray Dog Bruise」で死にました。
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>>KISS大好き宣言
いいですよねー。「Letter To Gene」は僕もちょっとホロリときました。