ご機嫌公論

フリーランスのライター兼編集者・ロイ渡辺のBLOG。
締め切り間際に更新されていても、それはあくまでも「息抜き」。

読書するサルの備忘メモ 07’07~08’01

2008-01-26 10:40:26 | Weblog
7月
本多孝好「真夜中の五分前 side-A、B」新潮文庫
須藤靖貴「フルスウィング」小学館文庫
須藤靖貴「俺はどしゃぶり」光文社文庫
キャロライン・ヘインズ「ダリアハウスの陽気な幽霊」創元推理文庫
大倉崇裕「警官倶楽部」祥伝社
柴田練三郎「われら九人の戦鬼(上、下)」集英社文庫
沢木冬吾「愛こそすべて、と愚か者は言った」角川文庫
北方謙三「水滸伝(十)」集英社文庫

8月
泡坂妻夫「鳥居の赤兵衛」文春文庫
加納朋子「ぐるぐる猿と歌う鳥」講談社
新野剛志「FLY」文春文庫
ジェフ・リンジー「デクスター 幼き者への挽歌」ヴィレッジブックス
井上祐美子「朱唇」中央公論社
北方謙三「水滸伝(十一)」集英社文庫

9月
アリス・キンバリー「幽霊探偵とポーの呪い」ランダムハウス講談社
北方謙三「水滸伝(十二)」集英社文庫
ドン・ウィンズロウ「ストリートキッズ」創元推理文庫(再読)
ドン・ウィンズロウ「仏陀の鏡への道」創元推理文庫(再読)
ドン・ウィンズロウ「高く孤独な道を行け」創元推理文庫(再読)
ドン・ウィンズロウ「ウォータースライドをのぼれ」創元推理文庫
ドン・ウィンズロウ「砂漠で溺れるわけにはいかない」創元推理文庫

10月
菅浩江「末枯れの花守り」角川文庫
滝本竜彦「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」角川文庫
大倉崇裕「オチケン!」理論社
坂木司「ホテルジューシー」角川書店
畠中恵「つくもがみ貸します」角川書店
幾本伸司「スペースプローブ」早川書房
大沢在昌「B.D.T 街の掟」双葉社(再読)
大沢在昌「影絵の騎士」集英社
北方謙三「水滸伝(十三)」集英社文庫

11月
テリル・ランクフォード「惨殺の月夜」扶桑社ミステリー文庫
伊藤洋介「現役サラリーマン言い訳大全」幻冬社文庫
平岩弓枝「御宿かわせみ」文春文庫
平岩弓枝「江戸の子守唄」文春文庫
樋口有介「不良少女」創元推理文庫
樋口有介「彼女はたぶん魔法を使う」講談社文庫(再読)
樋口有介「初恋よ、さよならのキスをしよう」講談社(再読)
樋口有介「探偵は今夜も憂鬱」講談社(再読)
樋口有介「刺青白書」講談社(再読)
樋口有介「夢の終わりとその続き」創元推理文庫
北方謙三「水滸伝(十四)」集英社文庫

12月
平岩弓枝「水郷から来た女」文春文庫
大沢在昌「魔物(上、下)」角川書店
金城一紀「映画篇」集英社
東直己「ライト・グッドバイ」ハヤカワ文庫
北方謙三「水滸伝(十五)」集英社文庫
ロビン・マッキンリィ「サンシャイン&ヴァンパイア(上、下)」扶桑社文庫
原「愚か者死すべし」ハヤカワ文庫


2008年
1月
山本弘「MM9」東京創元社
久保寺健彦「みなさん、さようなら」幻冬舎
久保寺健彦「ブラックジャック・キッド」新潮社
菅浩江「そばかすのフィギュア」ハヤカワ文庫
北森鴻「花の下にて春死なむ」講談社文庫(再読)
北森鴻「桜宵」講談社(再読)
北森鴻「蛍坂」講談社文庫
北森鴻「香菜里屋」を知っていますか」講談社
北方謙三「水滸伝(十六)」集英社文庫
山本弘「シュレディンガーのチョコパフェ」ハヤカワ文庫

今月の……っていうかおさぼり期間中のおまとめコメント

気がついたら7ヶ月分もアップしてませんでした。
待たれてはいないとは言え、サボるにもほどがあります。
そして、今となっては「どんな状況で読んだんだか覚えてない」というていたらく。
ま、いいか。
あ、あけましておめでとうございます(笑)。

沢木冬吾は、これがデビュー作だということなんだけど、もしかしたらこっちの方が面白い。しかし、なんで主人公がみんな足が悪いのか(笑)。
「鳥居の赤兵衛」は泡坂妻夫の宝引きの辰シリーズの新刊。既刊の一覧を見たら、なぜか欠けているのが……。名作なのになあ、なぜでしょ?
そしてウィンズロウのシリーズ最新刊を読むために、一気に再読。微妙に変調して行く様が分かって、一気読みには意味があるなあ。しかし、「ウォータースライド~」は駄作だ、好きだけど(笑)。
「ネガティブ~」は異色作。気になってたらやっぱり映画化。
平岩弓枝を地味に読み始める。新装版ではなく、旧版。地味に面白いのだけど、いやあ、ひどい(笑)。編集者が絶対に気がつかなくてはいけないような間違いが、1冊に1カ所は必ずある。どうした文春。しっかりしろ(笑)。
なぜか柚木シリーズを再読。しかし、こいつはいつもいつも美人に出会うなあ。こういうおっさんになりたい……と思ってたらいつの間にか同世代! どうしましょ!?
金城一紀の短編集「映画篇」で胸を熱くする。この後、たまたま作者ご本人に出会い、ここでもまた編集者の読解力の無さについてのエピソードを聞くことに。思わず「ひでぇ!」と叫んでしまったほど。「どこが?」と思った人は、ぜひ第一話をお読みくださいまし。
SF的には山本弘がやっぱり拾い物。アイディアも畳み掛け方も、かなり一級。これでもう少しだけ読者を焦らせるテクニックがあったら、輸出できるハズ。もうちょっと追いかける予定。
で、香菜里屋シリーズ最終刊のために既刊を一気読み。うーん、暗い(笑)。大好きなんだけど、暗いなあ。近所なんだけど、暗いなあ(笑)。池尻の「プロフェッショナルバー香月」を探すか……。



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1 コメント

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おおw (mic)
2008-01-28 10:47:51
いっぱい読んでるねぇ。
私はもっぱら推理小説とSFだな。
いまさら銀河英雄伝説を読書中。
畠中さんはしゃばけのシリーズを読んでるよ。