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ヒカリ展

2014年11月04日 23時54分03秒 | お出かけ
国立科学博物館で開催中の特別展『ヒカリ展 光のふしぎ、未知の輝きに迫る!』へ。
(10月末までなら年間パスポート(友の会 会員)でチケット代がかからないので!10/31に行ってきました)


「ヒカリ(=光)」というものについて、どんな展示があるのかな?と、思っていたのですが、この特別展が開催されるほぼ直前に青色発光ダイオードに関してのノーベル賞受賞があったことで、「ヒカリ」についてなんだか興味がわいてきた…かも。

とりあえず、「3D オーロラシアター」を見よう!と、他の展示を後にしてオーロラのエリアへ。
「8キロ離れた2つの地点に設置したカメラで、オーロラを立体視することができる画像を撮影し、これを研究することで、地球大気のどれくらい深くまで宇宙の影響が届いているか詳しく測定できることがわかりました。(HPより)」とのこと。ほほぉ~、そして「この3D撮影に成功した2013年3月17日は、ダイナミックなオーロラがアラスカの夜空を一晩中埋め尽くしていました。磁気嵐と呼ばれる、この特別な一日のオーロラを3D映像でお楽しみください。(HPより)」。


※オーロラ映像の撮影は不可でした。
思った程大きなスクリーンではなかったですが、グレーの偏光フィルター式3Dメガネをかけて観るスクリーンにはグリーンのオーロラがゆらゆら~。
8キロ離れた2つの画像なので、右目と左目とではビミョーに違うものが映るところもあるのですが、立体感あるオーロラを観ることができました。
…ホンモノをナマで観たいですね~。

さてさて、ヒカリ展のみどころの1つ目=「宇宙と光」のオーロラ映像を観たあとは、望遠鏡や観測衛星などの模型などなどの展示物見学。
運用が始まっているという宇宙天気予報なんていうものもあるのですね。
太陽の黒点やフレアなどが地球上の天気の情報のよう。
みどころの2つ目=「地球と光」。
蛍光鉱物がゴロゴロ。いわゆるブラックライトで、真っ暗な展示ボックスの中の石や鉱物が光る光る。
ムービーで1つ。



蛍光鉱物

そして、「美しい生物」のモルフォ蝶。写真よりも動画のが良いかな。



モルフォ

すっごくキレイ!人工的に光るというか光が反射して、まるで金属かメッキか、という感じの翅(はね)。
蝶だけではなく、カナブンやタマムシなどの甲虫のピッカピカの羽も金属調で、虫、というよりもそういう形をした工芸品のよう。
その他、光るカイコの繭から光る絹糸。そしてその光るシルクで作った十二単風舞台衣装。眩しく光るのは凄かったですが、カイコの目が光っているのは怖かった…。
光る花や葉、目が光る魚、などなど、色々と見応えある展示でした。



そしてみどころ3つ目=「人と光」。
まずはLED。右側に光るのが青色LED。両脇に光ってないように見えるのがたぶん赤外線と紫外線、かな?




ノーベル賞受賞の3人のパネルも展示されていました。


レーザー光も各色あるのですね。すごいマブしい!
逆光などに影響されずに撮れちゃう赤外線カメラや暗い部屋内でもバッチリ4Kで撮れちゃう高感度カメラなどなど特殊なカメラの展示もありました。

どれも興味深い『光』に関する展示でした。
ヒカリ、ってなんだろう?というものに何か答えてくれるかもしれませんね。




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