時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

N響第九 Special Concert

2016年12月30日 18時54分10秒 | MUSIC
12/27(火曜)、サントリーホールへ。
今年の年末もN響「第九」。
今回のタイトルは…
『簡易生命保険誕生100周年 / NHK交響楽団創立90周年|かんぽ生命 presents N響第九 Special Concert』


演目は…

・バッハ(デュプレ編)/カンタータ「神よ、あなたに感謝をささげます」BWV29 ― シンフォニア
・ペーテルス/コラール前奏曲「輝く暁の星の麗しさよ」作品68‐7
・ヴィドール/「バッハの思い出」―「夜警の行進」(バッハ《「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」BWV645》による)
・ヴィドール/オルガンのための交響曲 第5番 ヘ短調 作品42-1 ―「トッカータ」

オルガン:勝山雅世

 <休憩>
・ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」

指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット

ソプラノ:シモーナ・シャトゥロヴァ
メゾ・ソプラノ:エリーザベト・クールマン
テノール:ホエル・プリエト
バス:パク・ジョンミン
合唱:東京オペラシンガーズ


今回も2階席。ステージ向かって右側です。

前半のオルガン曲は、どの曲もたぶん初めて聴く曲、パイプオルガンの響き渡る音が心地よかったです。
勝山さんの衣装、客席に向いた時の青くキラキラが光って綺麗でした。

後半の第九。
左手に指揮者、遠くにコントラバス、右手P席側に合唱団です。
ソリストが日本人で、という第九を続けて聴いていたので、今回は4人とも外国人でちょっと新鮮。
さらに、合唱団は何年か続けて国立音楽大学の方々で聴いており、こちらも新鮮。
ソリストの4人もP席。P席の最前列中央です。
指揮者ブロムシュテット氏は御歳89!凄いですね。
プログラムにブロムシュテット氏の解釈に書いてある通り、ベートーヴェン自身がスコアで指示しているテンポということで、展開が早いというか、サクサクっと最終楽章へ進んでしまいました。というか、このスピードをエネルギッシュに指揮するブロムシュテット氏がすごすぎる…。

今回も2階席のステージ横を選んで正解ではあったのですが、右手側のP席に並ぶプロの合唱団の声量がやはり音大の方々とは全く違い、圧倒される歌声にびっくりでした。

そして今年もピッコロさんに注目してしまいましたとさ。


今年の年末も第九で締めくくりっ♪でした。

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LFJ2016~CD

2016年05月11日 23時08分11秒 | MUSIC
今年のLFJ関連で買ったCDは2枚。


<左>ラ・フォル・ジュルネ2016公式CD「la nature」
<右>25%のヴィヴァルディ Recomposed By マックス・リヒター[SHM-CD]
公式CDは買わなきゃね。毎年買ってるし。
そして「25%のヴィヴァルディ」。オリジナルは一昨年(2014年)4月に発売されていたらしいのですが、これはSHM-CDで発売されたもの。
初日に聴いた「四季」。復習しちゃうよ!

以下にCDの情報を…

ラ・フォル・ジュルネ2016公式CD「la nature」
(1,200円(税込))
LFJのアーティスティック・ディレクターであるルネ・マルタンの選曲・構成。庄司紗矢香、ベレゾフスキー、VOCES8など、出演アーティストの演奏によるスペシャル・エディション。ここでしか聴けないナントでのライブ音源も多数収録。LFJの会期中に会場内のみの限定販売、毎年完売の人気アイテムです。ご購入はお早めに!』(LFJ2016 HPより)
[曲目]
M=A.シャルパンティエ:モテット《四季》から「春」*/レ・パラダン
グリーグ:《抒情小曲集》第3集op.43から「春に寄す」*/ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調op.68「田園」から 第2楽章*/ドミトリー・リス指揮 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ウィールクス:ヴェスタはラトモス山を駆けおりつつ*/Voces8
シューマン:《森の情景》op.82から「予言の鳥」*/ジョニー・ラス&ジャン・ブコー(鳥のさえずり)、シャニ・ディリュカ(ピアノ)
スメタナ:連作交響詩《わが祖国》から「モルダウ(ヴルタヴァ)」*/ドミトリー・リス指揮 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ヤナーチェク:「霧の中で」から 第2曲/ダヴィッド・カドゥシュ(ピアノ)
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」から 第1楽章/ルイス=フェルナンド・ペレス(ピアノ) カルロ・リッツィ指揮 バスク国立管弦楽団
チャイコフスキー:「四季」op.37bから「10月」/ジョナス・ヴィトー(ピアノ)
シベリウス:《4つの伝説》op.22から 交響詩「トゥオネラの白鳥」*/ドミトリー・リス指揮 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
カザルス:「鳥の歌」*/ジョニー・ラス&ジャン・ブコー(鳥のさえずり)、ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(ヴァイオリン)、シャニ・ディリュカ(ピアノ)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」op.8から 「冬」第1楽章 */庄司紗矢香(ヴァイオリン・指揮) ポーランド室内管弦楽団
*はナントでのライブ録音

25%のヴィヴァルディ Recomposed By マックス・リヒター[SHM-CD]
UNIVERSAL CLASSICS(UCCH-1037)(UNIVERSAL MUSIC JAPAN HPより)
指揮者:アンドレ・デ・リッダー
演奏者:ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)、マックス・リヒター(モーグ・シンセサイザー)
楽団:コンツェルトハウス室内管弦楽団ベルリン
[曲目]
ヴィヴァルディ:フォー・シーズンズ(四季)
1 スプリング(春)0
2 スプリング(春)1
3 スプリング(春)2
4 スプリング(春)3
5 サマー(夏)1
6 サマー(夏)2
7 サマー(夏)3
8 オータム(秋)1
9 オータム(秋)2
10 オータム(秋)3
11 ウィンター(冬)1
12 ウィンター(冬)2
13 ウィンター(冬)3
Electronic Soundscapes by Max Richter
14 シャドウ1
15 シャドウ2
16 シャドウ3
17 シャドウ4
18 シャドウ5

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LFJ2016~3日目

2016年05月10日 23時58分18秒 | MUSIC
LFJ2016の3日目。もう最終日。

この日は夕方からで、1つ目は…

公演番号:335

会場:ホールB5(ドナウ)

公演情報(LFJ2016 HPより)
神秘性や官能性、静寂、愛や死と結び付けられながら、音楽家たちの想像世界を刺激してきた“夜”。ジョリヴェ、アーン、シェーンベルクが表現した夜の響きに身を浸して。

曲目
アーン:ヴァイオリンとピアノのための夜想曲
ジョリヴェ:チェロとピアノのための夜想曲
シェーンベルク:浄められた夜 op.4(ピアノ三重奏版)

出演
トリオ・カレニーヌ(ピアノ三重奏)

この3人組は昨年のLFJでも聴きましたが、去年よりも音に引き込まれたかな。
1曲目、2曲目は初めて聴く曲でした。
浄められた夜も三重奏で聴くのは初めて。ヴァイオリンもピアノもチェロも良い音でした。

…最前列で双眼鏡を覗くヒトがいましたが、何を見るんだろう?

この後は、地上広場で屋台の夕食(→instagramへ)。
楽しい時間が過ぎていく…。

さて、今年最後は「フィナーレ」の公演へ。

公演番号:316
大地の律動~LFJ2016 熱狂のフィナーレ
会場 ホールA(ロワール)

公演情報(LFJ2016 HPより)
天を舞い、地を鳴らす――林英哲が奏でる和太鼓協奏曲と、20世紀音楽史上最大の衝撃作「春の祭典」。洋の東西を超え、音楽の根源=リズムを称える迫力のクロージング公演!

曲目
松下 功:和太鼓協奏曲「飛天遊」
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」

出演

林 英哲(和太鼓)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ロベルト・トレヴィーノ(指揮)

林 英哲氏の太鼓!迫力の太鼓でした!
座席も前から5列目でしたので、太鼓の音が響く響く!迫力の演目でした。
ステージ最奥の位置の和太鼓を、ステージ両脇のモニターで大写しにしていたので、英哲氏の腕の筋肉がバッチリ見られましたね。
バチを持つ腕、すごい!というか叩きっぱなしの演奏がスゴイ!英哲氏、64歳ってのも凄い!
そして「春の祭典」。和太鼓の勢いが引き続きハルサイへ。迫力だ~!


ということで、今年のLFJも終わりました。
3日間、クラシック三昧で癒されました。




今年の撤収状況…


花のタワーもすっからかん。花はどこに行っちゃったのかな?




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LFJ2016~2日目

2016年05月09日 23時30分39秒 | MUSIC


LFJ2016の2日目。
この日の1つ目の公演は…

公演番号:241
四季をめぐる旅~モスクワの冬の幻想
会場:ホールC(モルダウ)

公演情報(LFJ2016 HPより)
26歳のチャイコフスキーが、祖国の自然を詩情豊かに描いた作品。特に第2楽章の抒情性と哀愁の美は、チャイコフスキーならでは。大作曲家の隠れた名曲をぜひこの機会に。

曲目
チャイコフスキー:交響曲 第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」

出演
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス (指揮)

チャイコフスキーの交響曲第1番、これは以前からナマで聴いてみたかった曲。
CDでは何度も聴いていいたのですが、演奏会では第4番、第5番、第6番という後期交響曲といわれている3つが多くて、あまり演奏されることがないという第1番「冬の日の幻想」。
4番も5番も6番も良いのですけど、チャイコフスキーが作曲した最初の大作というコレ、寒々としたロシア風な音が聴けました。
やはり思っていた以上にナマは良かったです。お気に入りの曲、確定!

この日の2つ目は、待ちに待った小曽根氏の公演♪

公演番号:212
動物たちのカーニバル~室内楽版「動物の謝肉祭」
会場:ホールA(ロワール)

公演情報(LFJ2016 HPより)
小曽根真×江口玲バージョン(!)の「動物の謝肉祭」。サン=サーンスのユーモアが光る有名曲が、2人のヴィルトゥオーゾを介していかなる変貌を遂げるのか、乞うご期待!

曲目
小曽根真と江口玲の“ア・ラ?ナチュール”
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」

出演
小曽根 真(ピアノ)
江口 玲(ピアノ)
ドミトリ・マフチン(ヴァイオリン)
矢部 達哉(ヴァイオリン)
ジェラール・コセ(ヴィオラ)
宮田 大(チェロ)
山本 修(コントラバス)
工藤 重典(フルート)
吉田 誠(クラリネット)
安江 佐和子(打楽器)

まずは江口氏のピアノと矢部氏のヴァイオリンの『春の海』というめでたい(?)スタート。そして「明けましておめでとうございます」って。
ピアノが琴のようなこもった音を出していたのは、ピアノが古いせいではなく、中の弦にテープを貼り付けていたという演出。
そして、小曽根氏のソロ。
その後にサン=サーンス。
フィリップ・エマールさん扮する"ムッシュー・ナチュール"が蝶々をひらひらとさせて登場というサプライズ(?)もあって、ジャジーなクラシック、ほんとに楽しい時間を過ごせました。


国際フォーラム会場からちょっと離れ、KITTEへ移動。
KITTEの地下でたまたま通りがかったところに琵琶の音が…。
「和楽器へのインビテーション」という、琵琶、尺八、そして打楽器の紹介みたいなステージ。
各楽器についての説明と音、そしてソロ曲。
尺八と琵琶は『百夜月~ももよづき~』というユニットだそうです。
琵琶は榎本 百香さん、尺八は川俣 夜山さん、そして打楽器演者は富田 慎平さん。
LFJとは直接関係ないのかもしれませんが、日本の楽器の演奏会、少しの時間でしたが、『和楽器』の音を楽しみました。

その後、このKITTE 1階アトリウムでのパトロネージュ エリアコンサートを1つ。
『チェロ&ピアノ』

曲目
サン=サーンス:白鳥(組曲<動物の謝肉祭>より)
ヴィラ・ロボス:黒鳥の歌
石川 亮太:さくら幻想曲(ピアノソロ)
平井 康三郎:「さくらさくら」によるパラフレーズ
カサド:親愛の言葉
カタロニア民謡(カザルス編):鳥の歌

出演
西谷 牧人(チェロ)
新居 由佳梨(ピアノ)

2階からだったで、あまり良く音が聴こえず、でした。ちょっと残念。
正面の椅子でじっくり聴きたかったですね。

次は…

公演番号:225
四季をめぐる旅~ピアノとヴァイオリンが奏でる春の至福
会場:ホールB7(ライン)

公演情報(LFJ2016 HPより)
冒頭で二つの楽器が順に奏でる旋律が、うららかな日差しを連想させる「春」。「雨の歌」の通称は、「雨よ、あの古い歌を呼び覚ませ!」と歌う同名のリートの引用にちなむ。

曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24「春」
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 op.78「雨の歌」

出演
オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン)
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

「春」、このヴァイオリンの音は良かったです。
シャルリエ氏のヴァイオリンは、予習CDで聴いたシェリングの「春」の音になんとなく似ているような…。
軽やかなヴァイオリンの音にケフェレックさんのピアノの音。ふんわり良い感じ、癒されました。


次は、21時からの公演。

公演番号:227
音楽の冒険~名曲とバードシンガーがいざなう森のファンタジー
会場:ホールB7(ライン)

公演情報(LFJ2016 HPより)
鳥にまつわる小品を集めた特別企画。彩るのは、フランス発、驚異のバード・シンガー・デュオ。世界中の鳥のさえずりを自在に再現する二人の妙技に、息を吞むこと間違いなし!

曲目
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
シューマン:予言の鳥(《森の情景》op.82から)
ドヴォルザーク:森の静けさ(《ボヘミアの森から》op.68から)
グラナドス:嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす(《ゴイェスカス》から)
グリーグ:小鳥(《抒情小曲集》第3集 op.43から)
シューマン:予言の鳥(《森の情景》op.82から/ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
カザルス:鳥の歌
パールマン:小鳥は歌う
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
ロッシーニ:オペラ《泥棒かささぎ》序曲
<アンコール曲>
サン=サーンス:白鳥(動物の謝肉祭より)

出演
ジョニー・ラス(鳥のさえずり)
ジャン・ブコー(鳥のさえずり)
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(ヴァイオリン)
シャニ・ディリュカ(ピアノ)

ピアノとヴァイオリンで始まり…
鳥のさえずりを歌う?口ずさむ?声真似?日本人でいうと江戸家猫八?…。
バードシンガーと言う2人の鳥が曲間、曲中に、楽しいです。野鳥がほんとにその場にいるような錯覚。
コミカルと言っていいのか、鳥の争いを模したような2人(2羽?)の掛け合いなどがあって、笑いあり驚きありの演目でした。
2羽の鳥とピアノとヴァイオリンとの癒しの笑いの宴でした。


ステージに残された鳥の羽。楽しい時間を過ごして翔び去ったのでした。




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LFJ2016~1日目

2016年05月08日 22時52分57秒 | MUSIC
今年もゴールデンウイークは『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』で三日連続の音楽三昧!


初日の5/3はお昼過ぎから3公演。

まず1つ目は…

公演番号:163
会場:G409(セーヌ)

公演情報(LFJ2016 HPより)
詩人レルシュタープが、月光が注ぐ湖の情景を静謐な第1楽章に重ねたことから通称を与えられた「月光」ソナタ。シューマンの大曲、幻想羽ばたく「クライスレリアーナ」と共に。

曲目
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2「月光」
シューマン:クライスレリアーナ op.16

出演
レミ・ジュニエ(ピアノ)

座席は1列目。ピアノを目の前にしっとりとした曲。
1992年フランス・モンペリエ生まれ、というレミ・ジュニエ。若いピアニストですが、とても良い音でした。
月の光の下で聴きたいですね。
ジュニエ、今後期待大!


遅めのお昼ご飯を地上広場で取り(→インスタグラムへ)、地下のホールE(展示ホール)をぶらぶら…。

この日の2つ目は、夕方から。

公演番号:145
「田園」の系譜~隠れた名曲を極めつけの演奏で
会場:ホールC(モルダウ)

公演情報(LFJ2016 HPより)
音による自然描写の模範と言える「嵐の中の火事」。第1楽章ではティンパニが雷をとどろかせ、激しいピアノ・パートと打楽器の巧みな効果が、稲妻や豪雨、突風を再現する。
曲目
ノスコフスキ:交響詩「大草原」op.66
フィールド:ピアノ協奏曲第5番 ハ長調「嵐の中の火事」

出演
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
廖國敏(リオ・クォクマン)(指揮)

この公演が始まる直前に、舞台上にルネ・マルタン氏が登場!
何かと思いきや、オケのシンフォニア・ヴァルソヴィアが東京公演100回目!ということでお祝いに駆けつけてきたのでした。
舞台上では"火"は厳禁ということで、ローソクに火のついてないお祝いケーキが出てきましたが、マルタン氏は火の替わりに小さなライト(?)を点灯させて、それにフッと息を吹きかけライトを消す、というパフォーマンスでローソク替わりの演出。演奏の後でオケの皆さんに日本酒を振る舞うようなことを言ってました。粋ですね~。
さてさて、一昨年のLFJでも聴いたエル=パシャ氏のピアノの音を、今回はピアノ協奏曲で、と選んだのですが…。
2曲とも初めて聴く曲で、ちょっと入り込めないのもあり、あまり印象に残らず、う~む、これは復習が必要ですね。

次、この日の3つ目。

公演番号:126
音楽の冒険~21世紀に蘇る「四季」
会場:ホールB7(ライン)

公演情報(LFJ2016 HPより)
ポスト・クラシカルの第一人者M.リヒターが2012年に発表し世界を揺るがした、ヴィヴァルディ「四季」のリコンポーズ(再作曲)。世界的ヴァイオリニスト庄司紗矢香の挑戦。
曲目
ヴィヴァルディ/リヒター:「四季」のリコンポーズ

出演
庄司紗矢香(ヴァイオリン,指揮)
ポーランド室内管弦楽団

座席が最後列で、ステージまでが遠い遠い…。
赤い衣装で登場の庄司紗矢香さん。この人のヴァイオリンの音は清々しいというか、爽やかというか、良いですね。
で、誰もがよく知っているヴィヴァルディの四季が『再作曲』されているというこの曲。
「編曲」とも違うというのかな、四季の各フレーズが新しく生まれ変わって、なかなか楽しめました。
これはCD買おう!と。


地下の展示ホール入り口には、青いカーネーションが飾られてました。








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第1834回 NHK交響楽団 定期公演 Bプログラム

2016年05月02日 23時59分58秒 | MUSIC
先日(4/28)、第1834回 N響定期公演 Bプログラム(2日目)へ。
この日の演目は、
・バーンスタイン:「キャンディード」序曲
・バーンスタイン:「オン・ザ・タウン」ー「3つのダンス・エピソード」
・バーンスタイン:「ウェストサイド物語」ー「シンフォニック・ダンス」
 <休憩>
・マーラー:交響曲 第4番 ト長調

指揮は、レナード・スラットキン氏。
黒いスーツに黒いシャツ、赤いネクタイで登場。カッコイイ!
前半のバーンスタイン、「マンボ!」の掛け声に、指パッチン!、やはりアメリカ人指揮者ということでしょうか、ノリノリな感じの指揮でした。レナードがレナードの曲をやる、というのも「ノリ」に関係するかも。
バーンスタインの曲というと、佐渡裕氏やドゥダメル氏の音、どちらもCDではあるけれど、なんとなく頭の中で比べてしまう感もあったりして…。でもでも良かったです!
後半のマーラー、交響曲 第4番、第4楽章にはソリスト=ソプラノ:安井陽子さん。
うーむ、マーラーの楽曲は、いまだにいまひとつ入り込めない感があって、良いのか今ひとつなのか良くわからず、眠気が勝ることも…。
ソプラノの声は、座席の位置が悪いのかな?聴き取りにくいところもあって、う~ん…と集中して聴こうとしているところに、隣席のオッサンがなにやらカサカサ音を出したりチーってファスナーを開け閉めしたりで、なんだか削がれたなぁ…。


 




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N響第九

2015年12月30日 23時59分59秒 | MUSIC
27日(日)にN響の第九を聴きにサントリーホールへ。

・バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 - ガヴォット
・フランク:天使のパン
・ヴィターリ:シャコンヌ ト短調

ヴァイオリン:篠崎史紀
オルガン:山口綾規

 <休憩>
・ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱つき」

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ソプラノ:森 麻季
アルト:加納悦子
テノール:福井 敬
バリトン:妻屋秀和
合唱:国立音楽大学


今回も2階のステージ向かって右側、左手に指揮者、右手に合唱団のいるP席がよく見える座席で聴きました。
オケを横から見渡せる感じで良いです。

前半3曲はオルガンとヴァイオリン。
今回のオルガン奏者は男性。そしてコンマスの篠崎氏のヴァイオリン。
パイプオルガンが響く中なのに、年末の疲れもあって眠気が…。
しっかりと聴くことができないところもありましたが、どれも気持ちの良い曲でした。

第九、今回はソリストの4人がP席の最前列中央でした。
ヤルヴィ氏の指揮は見飽きないというか見応えがあるというか、長い手がよく動いていてイイ感じです。
やっぱり弦の音が気持ち良かったですね。特に第4楽章の前半はコントラバスとチェロが語っているみたいで。
そういえば、ピッコロさんはステージ上でも気持ちよさそうでしたね。

ということで、年末のひと時の第九を堪能しました。


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第1822回 NHK交響楽団 定期公演 Bプログラム

2015年12月03日 23時59分29秒 | MUSIC
先日(11/26)、第1822回 N響定期公演 Bプログラム(2日目)へ。
今回は、指揮:ネヴィル・マリナー氏
ソリスト(ピアニスト)は当初予定されていたメナヘム・プレスラー氏が、健康上の理由ということで来日が不可能とのこと、ゲアハルト・オピッツ氏に変更となり、そして曲目も変更になりました。
どちらのピアニストも聴いてみたかった方たちですが、今回はオピッツ氏。

曲目は、
・モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
・アンコール=シューベルト:3つのピアノ曲 D.946から第1曲 変ホ短調
 <休憩>
・ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調 作品98

指揮:ネヴィル・マリナー
ピアノ:ゲアハルト・オピッツ


1曲目のピアノ、しっかりした音というか、はっきりした音というか、モーツァルトっぽくないところもあったような…。もう少しキラキラ感が欲しかった、かな。
アンコールのシューベルトは良かったです。モーツァルトの音よりも、こちらのほうが良かったな。

休憩後のブラ4、テンポよく、サクサクと進む感じでしたね。
可もなく不可もなく、という言い方は少し表現は違うのですが、グワァと盛り上がることもなく、サックリと事なきを得た感みたいな…。いや、悪くはなかったのです。
すっきりと聴くことができて良かったです。




サントリーホール前のカラヤン広場には大きなクリスマスツリー。


キラキラ周りが光ってキレイでした。

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第1818回 NHK交響楽団 定期公演 Bプログラム

2015年10月18日 23時23分23秒 | MUSIC


先日(10/15)、第1818回 定期公演 Bプログラム(2日目)へ。
今回は『パーヴォ・ヤルヴィ首席指揮者就任記念』、ヤルヴィ氏が首席指揮者に就任して初めての指揮、というプログラム。

曲目は、
・R.シュトラウス/交響詩「ドン・キホーテ」作品35
 (休憩)
・R.シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28
・R.シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
チェロ:トルルス・モルク
ヴィオラ:佐々木 亮


1曲目の「ドン・キホーテ」、初めて聴きました。
チェロのソロがドン・キホーテ、ヴィオラがサンチョ・パンサ、情景が浮かぶ"音"でなかなか楽しく聴くことができました。
モルク氏のチェロは本当に良い音で聴き惚れてしまいますね。が、しかし、席の位置としてはあまり良くなかったのか、コンマスのヴァイオリンの音がかぶってしまうところも…。きっと正面から聴けたら良かったかも、と。
休憩後の2曲目。
各パートの音が楽しい曲でした。
この曲も初めて生で聴く曲。ステージ上から浮き出てくるいろんな音を楽しめました。
そういえば休憩後にモルク氏が1階客席中央後方に。大きな身体で目立ってました。
3曲目、これも楽しい。
ホルンの音も弦の音も良かったです。そして、踊るパーヴォ氏。これからドンドン楽しませてもらえそう。

ということで、R.シュトラウスの曲は、実はどれも難解な感じでちょっと苦手意識があったのですが、今回聴いた3つの曲はどれも楽しめました。苦手克服?ちょっとだけ。


ホワイエ(ロビー)のCD売場横に立看板。ヤルヴィ氏のサイン入り。

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NHK音楽祭2015 ロンドン交響楽団公演

2015年10月11日 22時44分31秒 | MUSIC


先々週の10/1、NHK音楽祭の1日目、ロンドン交響楽団の公演へ。
この日は雨の中、NHKホールに向かったのでした。嵐のように強い雨風でした。

開場直後くらいにNHKホールに到着できたので、開演前のプレトーク=おなじみ奥田氏によるロンドン交響楽団に関するお話や、プログラムの内容などなどを聞くことができました。

さてさて、プログラムは…

指揮:ベルナルト・ハイティンク
ピアノ:マレー・ペライア

曲目:
・パーセル(スタッキー編曲)/メアリー女王のための葬送音楽
・ベートーベン/ピアノ協奏曲 第4番
 (休憩)
・ブラームス/交響曲 第1番

今回は3階の最前列のC席でロンドン響の"音"を聴きました。
だいぶ前に3階で聴いたときは、"音"が遠いなぁと思って、ちょっと残念だったのですが、今回はオケの出す"音"がしっかり聴こえました。…何が違うのかな?
1曲目は木管&金管、ピアノとハープで弦楽無しの初めて聴く曲。
初めて聴くロンドン響の"音"。心地よかったです。
2曲目、ペライア氏のピアノ。なんだか優しいベートーベン、という感じ。
そして1曲目にはいなかった弦の方達の出す音が気持ち良いです。
朝からの頭痛が和らいできました。…ついでに睡魔も現れて…。
ペライア氏のCDは、モーツァルトのものを持っているのですが、モーツァルトの楽曲でも聴いてみたいですね、ペライア氏のピアノの音。
休憩後の3曲目。ブラ1。
3階席なので、そんなに期待してなかったのですが、思った以上に各楽器の音が伝わってきて、先ほどの眠気も吹き飛んでしまうほど。しっかり聴くことができました。
ハイティンク氏の指揮は、ゆっくりがっしり進むのかな?と思いきや緩急あって、割と好みの速度だったかな。ぐんぐん終楽章へと進んでくれました。ま、あまりクセが無い感じではありましたね。
ハイティンク氏は1929年、昭和4年生まれの86歳!ブラ1を終えた後、ちょっと足元が「?」なところもありましたけど、元気な姿を見ることができてよかったです。客席からの花束をもらったりして。


そういえば、終演後、NHKホールを出ると雨もあがり風も弱まってました。そして、朝からズキズキしていた頭の頭痛が和らいでいて、これは音楽の効果なのかなぁ~、と。



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第1815回 NHK交響楽団 定期公演 Bプログラム

2015年09月30日 01時02分03秒 | MUSIC


NHK交響楽団定期公演Bプログラム
先日の17日(木)、第1815回 定期公演 Bプログラムを聴きにサントリーホールへ。
今シーズンも年間会員。

さてさて今期もヘルベルト・ブロムシュテット氏指揮で始まり始まり~♪

演目は、
・ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調 作品21
 (休憩)
・ベートーヴェン/交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」








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ペレス・プラード楽団 2015 渋谷公会堂

2015年06月28日 23時39分28秒 | MUSIC
先週の日曜日(6/21)はポンプ操法大会に出場だったので、『父の日』のお祝いを昨日(6/27)に延期してもらったのでした。
延期になることはだいぶ前(約2ヶ月前)に知らせていたので、その日(6/27)に何かできるかな~と考えていたところ、父の興味を惹きそうな楽団のコンサートが!
なんと3年ぶりに日本にくるという楽団=ペレス・プラード楽団。


ノリの良い父にピッタリ!

ということで、昨日、渋谷公会堂に聴きに行ってきました。


ちょっと早めに会場へ。そして渋谷公会堂脇、ドトールコーヒーショップで軽い食事&コーヒーで時間待ち。
ぞくぞくと渋谷公会堂前の広場に集まる人たちは、年齢層がだいぶ高めの方々ばかり。父の世代でしょうか、やっぱり好きなんですね~♪ペレス・プラード。

会場内に入り着席すると、周りはやはり十分に年上の方々でいっぱい。

さてさて演目は…

<第1部>
1.エル・マンボ
2.マンボNo.5
3.パトリシア
4.マンボ・オン・サックス
5.マンボに夢中
6.ベサメ・ムーチョ~ある恋の物語~キサス・キサス・キサス
7.ネコのマンボ
8.テキーラ
9.メキシカン・マーケット
10.マンボNo.8
 (休憩)
<第2部>
1.ルピータ
2.セレソ・ローサ
3.お祭りマンボ
4.マンボ・アフロ
5.闘牛士のマンボ
6.ククルクク・パロマ~キエン・セラ
7.パチート・エ・チェ
8.エル・クンバンチェロ
9.エストレリータ
<アンコール>
よこはま・たそがれ
その他2、3曲…失念…

いやいや楽しかったです♪
ノリノリのラテンな世界を約1時間半、キューバのマンボ、堪能しました。
だいたいの曲はどこかで聴いたことのあるものでしたが、生で聴くのも観るのも始めて。
「次の曲は、○○○です。聴いてください。見てください。」というMCが何度も繰り返されて可笑しい。
3人のキレイなお姉さんのダンスも華やか!
『闘牛士のマンボ』では客席後方からトランペット奏者が登場で、盛り上がりました。
リズムといい、トランペットの音といい、梅雨空が晴れそうな気持ち良さでした!

あ、もちろん、父も楽しんでましたョ!


ところで、渋谷公会堂は、今年10月に建替えとのことで一時閉館だそうです。
昭和39年に東京オリンピックの重量挙げの会場として竣工、翌年渋谷公会堂としてオープン。50年が経って建物も老朽化してる、ということですね。

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LFJ2015~3日目

2015年05月09日 23時59分59秒 | MUSIC
LFJの3日目、とうとう音楽祭の最終日。
この日も天気が良かったです。

この日の1つ目は三重奏。

公演番号:332
恋のパシオン
“恋する作曲家たち~ベートーヴェンの恋のときめき”
会場:ホールB5

公演情報
ベートーヴェン中期の傑作の通称「幽霊」は、2楽章冒頭の雰囲気に由来するとも、シェイクスピアの「マクベス」に関連するとも言われる。甘美な夜想曲「ノットゥルノ」と共に。

曲目

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番 ニ長調 op.70-1 「幽霊」
シューベルト:ノットゥルノ D897,op.148
~アンコール曲
シューベルト:ピアノ三重奏曲 第二番 変ホ長調 第3番

出演
トリオ・カレニーヌ (ピアノ三重奏)



当初は、シューベルト、ベートーヴェン、の順でしたが、写真の通り順番が入れ替わってました。

座席が一番前で、演奏を目の前にしながら堪能~♪
三重奏が気持ち良く染み込みました。

ピアノ:Paloma Kouider
ヴァイオリン:Fanny Robilliard
チェロ:Louis Rodde
の3人、とても良かったです。

トリオ・カレニーヌのHP=
http://www.triokarenine.com/en/home → リンク先

***** *****
次の公演までの時間に映画を観よう!と。

会場:ホールD1

映画「鍵」
1974年 ソビエト連邦
監督:アンドレイ・タルコフスキー


暗い会場、日頃の寝不足にとても良い環境でした…。
ということで、どんな内容だったか『?』。

***** *****

公演番号:374
いのちのパシオン
“あふれる想い~ポルトガルの郷愁の歌”
会場:よみうりホール

公演情報
ルネ・マルタンが“最も強くメランコリーと郷愁を感じる音楽”と語る、ポルトガルの伝統歌ファド。A.ザンブージョの優雅で魅惑的な歌声が、ファドの現在(いま)を伝える。

演奏曲目
アントニオ・ザンブージョ
1.Fatalidade(Fatality)
2.Case Fechanda(The Abandoned House)
3.Valsa dum pav ã o ciumento(Waltz of a Jealous Peacock)
4.Flinstones
5.Barata tonta(Silly monkey)
6.Con ç â o de Brazzaville(Brazzaville Song)
7.Poema dos Olhos da Amada(Poem to the Eyes of my Beloved)
8.Em quatro Luas(Four Moons)
9.Foi deus(Was God)
10.Apelo(Appeal)
11.Fado desconcertado(Disconcerted Fado)
12.Despassarado(Scatterbrain)
13.Chamatea(Traditional)
14.Moda Agutejana(Traditional)
15.Algo estranho acontece(Something Strange Happens)
16.Reader's Digest
17.Flagrante(Red-handed)
18.Pica do sete
~アンコール
・Your Coldness Freezes
・MARCHA MERCENEIRO

出演
アントニオ・ザンブージョ (歌,ギター)
ベルナルド・クート (ポルトガルギター)
リカルド・クルス (ベース)
ジャオン・モレイラ (トランペット)
ジョゼ・コンデ (クラリネット)

「ファド」、なんとも良い感じの声。ポルトガルギターのちょっと金属質な高い音も良い音色。
よみうりホールがポルトガル?みたいな。
明るい感じに聴こえるのはザンブージョ氏の声質なのかな。
ファドというのを初めて聴きましたが良いですね。
手拍子や口笛で客席と共演は楽しかったなぁ。



そして、今年最後に聴いたのは…

公演番号:316
恋のパシオン
“LFJ2015の大団円を飾るパシオンの饗宴”
会場:ホールA

公演情報
グリーグの幸せな新婚生活の中から生み出された喜びに満ちたピアノ協奏曲とイタリア・オペラの愛のアリア、そして躍動感あふれる舞曲で恋もいのちも最高潮!

曲目
プッチーニ:オペラ《ジャンニ・スキッキ》より 「私のお父さん」
プッチーニ:オペラ《ラ・ボエーム》より 「私の名前はミミ」
ドニゼッティ:オペラ《愛の妙薬》より 「人知れぬ涙」
ヴェルディ:オペラ《ラ・トラヴィアータ》より 「乾杯の歌」

グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16

~アンコール曲
ショパン:ワルツ 第5番 Op.42

マルケス:ダンソン 第2番
~アンコール曲
ヴェルディ:オペラ《ラ・トラヴィアータ》より 「乾杯の歌」
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番

出演
アマンダ・パビアン (ソプラノ)
アレッサンドロ・リベラトーレ (テノール)
ユリアンナ・アヴデーエワ (ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ロベルト・トレヴィーノ (指揮)

初日に聴いたソプラノ&テノールを再度聴くことができました。
ソプラノのアマンダ・パピアンさん、良いですね~。
アヴデーエワのピアノ、昨年のNHK音楽祭でN響とのモーツァルトのピアノ協奏曲を聴きましたが、そのときはいまひとつな感じがあったのでした。
でも、今回は全く違った!
ホールAじゃなかったらもっと良かったかも。
マルケスのダンソン2番、シンフォニア・ヴァルソヴィアってこういうのも出来るんだ、なんて思いました。
ラテンな2-3のリズムが良いです。
そして、アンコールで再登場のソプラノ&テノール、そして最後にハンガリー舞曲、よかったです。



ということで、2015年のLFJ、クラシックだけでない音楽三昧!堪能しました!


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LFJ2015~2日目

2015年05月08日 23時59分59秒 | MUSIC
LFJ2015の2日目。
5階から見下ろす地上広場の緑が鮮やか。


この日の1つ目は弦楽四重奏。

演番号:231
いのちのパシオン
“チェコのパシオン~ドヴォルザークとスークの詩情”
会場:ホールB5

公演情報
ドヴォルザークの恋体験が生んだ歌曲集「糸杉」を原曲とする弦楽四重奏曲。スークの「瞑想曲」は、第一次世界大戦勃発の1914年、チェコ愛国主義運動を背景に書かれた。

曲目
ドヴォルザーク:弦楽四重奏のための「糸杉」より 第2、3、7、11番

スーク:「聖ヴァーツラフ」のコラールによる瞑想曲 op.35a 

スーク:弦楽四重奏曲 第1番 変ロ長調 op.11

出演
プラジャーク弦楽四重奏団 (弦楽四重奏)
 レオシュ・チェピツキー(ヴァイオリン)
 ヴラスティミル・ホレク(ヴァイオリン)
 ヨセフ・クルソニュ(ヴィオラ)
 ミハル・カニュカ(チェロ)

『糸杉』、この曲はお気に入りの曲。何度聴いても良いです。
ヴァイオリン×2、ビオラ、チェロの心地よい音で癒されました…。
2曲目からはウトウト…。

***** *****
お昼ご飯は、国際フォーラム地下の「宝」へ。『LFJ2015熱狂の応援メニュー』の「特選 和風煮込みハンバーグ」を食べました。
このメニューを選ぶとオマケがもらえるっていうんで…。

その後、地下の展示ホールへ。
NHK-FMの特設サテライトスタジオ出現!生放送が始まりました。


『今日は一日「ラ・フォル・ジュルネ」三昧 放送!』
沼野雄司氏(桐朋学園大学教授)と渡邊佐和子アナウンサー。
渡邊アナはNHK Eテレの番組「クラシック音楽館」( 毎週日曜夜9時~)で案内役として出演していましたが、細~いですね~。
 


ゲストにアブデル・ラーマン・エル=バシャ氏登場。渋いっスね~。

***** *****
さて、次の公演へ。

公演番号:233
いのちのパシオン
“あふれる想い~ルネサンスのマドリガーレ”
会場:ホールB5

公演情報
マドリガーレは、人々が胸中を吐露したイタリア語の多声歌曲。ルネサンス/バロック時代の橋渡しを担った巨人モンテヴェルディの作品群から、感情の起伏に富んだ名曲を。

曲目
モンテヴェルディ:星に対して、私は打ち明けた
ジェズアルド:私は死ぬ、悲しみや苦しみゆえに

モンテヴェルディ:愛する人よ、許してください/もしあなたが私の愛する人ならば

作者未詳(ドーリア・パンフィーリ美術館所蔵):フィオレンツァのアリア(器楽のみ)
ジェズアルド:あなたを愛しています、わが生命よ
モンテヴェルディ:私は若い娘

ジェズアルド:「おねがいだ」と私は涙ながらに叫ぶ
カプスペルガー:テノーレ(器楽のみ)
モンテヴェルディ:私があなたを愛していることを/ああ、美しく愛しく/今のあなたは、これまでになくつれない

ジェズアルド:命のひとから離れるものは
モンテヴェルディ:エルガストの涙

出演
ラ・ヴェネクシアーナ
クラウディオ・カヴィーナ (チェンバロ、指揮)

当初、全曲モンテヴェルディだったのですが、『メンバーの体調不良のため、曲目が変更されることとなりました。』とのこと。
『払い戻し対応致します。』と掲示されていましたが、せっかくですから聴かなきゃ!
演奏が始まる直前に、内容が変更となったことの説明がありました。

さてさて、モンテヴェルディやジェズアルド、どれも聴いたことのない曲ばかり。
こういうプログラムを、ちょっと聴いてみようか~、と出来るのが良いですね、LFJは。
そして良い曲に巡り会える、と。

***** *****

地上広場ステージの周りには…


おぉ!?ザンブージョさんですかね?
プログラムには、この時間帯の出演者が「当日発表」となっていて未定でしたが、ここの登場!
ザンブージョさんは翌日聴くのですが、ここでお目に(お耳に)かかれるとは~。
でも通りすがりだったので、よく聴こえなかったです…。楽しみは翌日に~。

***** *****

公演番号:224
いのちのパシオン
“あふれる想い~シューベルトの最晩年”
会場:ホールB7

公演情報
シューベルト最期の年に書かれた深遠な作品。弦楽四重奏+チェロという異色の編成が、重心の低い独特の音響効果を生んでいる。溢れ出る歌は生の葛藤や喜びを表すかのよう。

曲目
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956

出演
オーレリアン・パスカル (チェロ)
アルデオ弦楽四重奏団 (弦楽四重奏)

女性4人のアルデオ弦楽四重奏団に男性チェロでヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2の五重奏。
弦が5つもいると、気持ちいいですね~。耳に心地よい弦の音でした。

演奏が始まって間もなく、地震があり、一瞬場内がざわつきましたが、演奏は中断することなく続きました。何事も無くて良かった…。





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LFJ2015~1日目

2015年05月07日 23時59分59秒 | MUSIC
今年もゴールデンウィークは音楽三昧!LFJ=ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへ3日連続クラシック聴きまくり!でした。


初日の5/2、今回最初に聴いたのは…

公演番号:171
いのちのパシオン
“はじけるパシオン~室内楽の冒険”
会場:よみうりホール
公演情報
アコースティックな楽器を手にした5名の若手ヴィルトゥオーゾが、多様な音楽スタイルと時代を自在に行き来。ドイツ発、伝統と革新が刺激し合うパシオンに満ちた音楽の旅へ!

曲目
モッチマン:フォーク・チューン・ラプソディーI

サイ:クムル

インス:トゥー・ステップ・パッション

グリーンスリーブス

バンチ:グルーブボックス変奏曲

メイ:ジュ・テーム

マイエリング:ワイルド・ハート

デュフリ:ロンドー(第2組曲第1巻より)

ナイマン:アン・アイ・フォー・オプティカル・セオリ

出演
SPARK (ザ・クラシカル・バンド)

クラシック、とは言えない、のかな。
リズムがしっかり刻まれている曲が多かったです。
マルタンさんオススメのバンド、リコーダー×2、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの5人組。
楽器はクラシカルで、出す音が今風。いい感じでしたね。あ、でも『クラシック』とはちょっと違うな。



***** *****

お昼を地上広場でとった後は、地下のホールへ。

展示ホールキオスクコンサート
会場:地下2階 展示ホール(アゴラ)

ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68より第4楽章

出演
The Pink BAcCHus!(ザ ピンク バッカス!)
伊藤洋太(指揮)

なかなか席が確保できない無料公演ですが、運良く座ることができたので、しかもほぼ正面、しっかり聴きました。
第4楽章だけでしたが、社会人や専業主婦や学生によるアマチュアオケ、そして指揮者がお医者さん(!?)とは思えない?というのは言い過ぎかな、でもノリノリで良かったです~。


***** *****

公演番号:114
恋のパシオン
ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール(ハート直撃コンサート)
会場:ホールA

公演情報
芸術監督ルネ・マルタン本人がナビゲートするスペシャル・コンサート。フランスの神秘的で詩情あふれる愛の曲と、イタリア・オペラの愛のアリアで、あなたのハートを直撃!

曲目
ショーソン:詩曲 op.25

ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21

プッチーニ:オペラ《ジャンニ・スキッキ》より 「私のお父さん」

プッチーニ:オペラ《ラ・ボエーム》より 「私の名前はミミ」

ドニゼッティ:オペラ《愛の妙薬》より 「人知れぬ涙」

ヴェルディ:オペラ《ラ・トラヴィアータ》より 「乾杯の歌」

出演
アマンダ・パビアン (ソプラノ)
アレッサンドロ・リベラトーレ (テノール)
イレーヌ・ドゥヴァル (ヴァイオリン)
クレール・デゼール (ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ロベルト・トレヴィーノ (指揮)

座席が1階の前方やや左側だったのですが、やはりホールAでの声楽は正面のほうが良さげ。
5000人も入る大きな(大きすぎる?)ホールでは、奥には届くかもしれない声も左右幅方向は届かないようで…。
ソプラノの声が顔の向きでちょっと聴き取りにくい感じがあったのは残念。
でも良かったです。ソプラノもテノールも。

***** *****

次は、この日3つ目の有料公演。

公演番号:145
いのちのパシオン
“脱ジャンル集団が今年も繰りひろげる狂乱の夜”
会場:ホールC

公演情報
今や裏フォル・ジュルネの顔“渋さ”の今年のお題は、なんとベルリオーズの「幻想交響曲」。傷心の作曲家の眼前に広がるサイケデリックな幻覚を“渋さ”がどう料理するのか!?

曲目
渋さ版幻想交響曲
“Never be Cool Night”

出演
渋さ知らズ オーケストラ (脱ジャンル音楽パフォーマンス集団)

作曲家
ベルリオーズ (1803-1869)

何年か前からこの「渋さ知らズ」の公演はLFJでありましたが、今回初めて聴きました。
まぁ…なんというのか、次は無いかな、が本音。期待しすぎてしまったのかもしれませんが、そーゆーパフォーマンスの演目だったのか、と。
あ、でもトランペットは良かったです。

ということで、LFJ2015の始まり始まり~。



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