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バルセロナ復調の兆し - レフスキ・ソフィア vs バルセロナ 【CL06/07】

2006年11月27日 | チャンピオンズリーグ06/07
■ 試合結果 チャンピオンズリーグ06-07 グループリーグ グループA
   レフスキ・ソフィア(0-2)FCバルセロナ (in バシル・レフスキ)

    ・前半 5分 ジュリ (バルセロナ)
    ・後半20分 イニエスタ (バルセロナ)


この試合の詳細は、ブログランキングにてサポーターの方のエントリーをご覧下さい。


■ 両チームの気になった所を・・・

レフスキ・ソフィア(ブルガリア)というチームの試合を今回初めて見ました。一応、事前にフォーメーションだけは調べておきました。

実際見てみるとレフスキは、バルセロナと同じ[4-3-3]という形でしたが、基本的に守備に回ることが多く[4-5-1]、[4-1-3-2]って感じになったりしてましたね。ちなみにレフスキの選手はほとんど知らなかったのでチームとしてどのようにバルセロナに対抗するのかな?、誰か面白い選手いるのかな?と思ってみていました。余談ですが試合開始前に代表監督のフリスト・ストイチコフが映っていました。なんかマフィアみたいな雰囲気を醸し出してきていると感じるのは、私だけでしょうか?(笑)

一方、バルセロナはアウェイの戦いとはいえ負けられない試合でした。そういう意味では、この試合、前半の早い時間に得点を挙げられた事は良かったでしょうね。ただ、チームとしてのパフォーマンスに関しては、細かいミスが目立ちました。

勿論、バルセロナの能力の基準を普通のチームよりも高く設定しての話です。ただ、相手が格下だったからかもしれませんが、前節のチェルシー戦と比較すれば、チーム全体のパフォーマンスは上がって来ているような印象は随所でありました。今回は、試合の中で気になったポイントをピックアップしてみました。

◆バルセロナ先制! レフスキ・ソフィアの左サイドの攻撃
レフスキ・ソフィアは、試合開始から守備的戦わず、自分達のサッカーをしようという意気込みで臨んで来ました。(ここまで4戦全敗)

ところが前半5分。バルセロナの右SBのザンブロッタにサイドを突かれゴール前へクロス。ニアサイドでグジョンゼンが潰れ役となり、こぼれたボールをジュリがゴールを決めました。

前半の10分前後までは、バルセロナの右サイド、レフスキの左サイドを中心に試合が行われていました。その後もレフスキ・ソフィアのヨボフ、バルドンがバルセロナの右サイドを突く形は非常に良くて決定的なチャンスも結構ありました。しかし、その後試合が進むにつれてバルセロナのリズムとなり、2失点目を喫してからは力の差を露呈した形となりました。


■ レフスキ的ロナウジーニョ封じ

◆オフザボールの動きが多くなったバルセロナ
ところが、この日のロナウジーニョ及びバルセロナの選手は、わりと良いプレーをしていました。前節チェルシーとの対戦の際に、バルセロナの選手はオフザボールの動きが少ないと書きましたが、この試合はこのオフザボールの動きが前節よりも良くなっていると感じました。しかし、細かいパスの精度は欠いていましたが(苦笑)この辺は、前半の早い時間に先制した事による気の緩みかもしれません。

◆レフスキのロナウジーニョ封じ方
チェルシーがブラルーズをつけるようなマンツーマンぎみの守備とは違い、2~3人の選手でボールを奪おうという意識がしっかりしていました。ポイントは前線からのプレスを仕掛けつつ、前線と中盤の関係をコンパクトにして数的優位な状況を作り出そうとする感じですね。ただ、前述の通り前半はバルセロナが右サイドの攻撃を中心としていたこと。先制して無理して攻撃的にせず、ボール回しで一発突く形が多かったこと。これらの理由からさほどロナウジーニョに執着しているという感じもしませんでした。しかし、封じる時は徹底していました。実は、この点はロナウジーニョに限らず、バルセロナのサイド攻撃に対して気を使っているような感じでした。


◆、「パスの出し手の問題か」、「パスの受け手の問題か」
ロナウジーニョもコンディションが良くなっているように感じるプレーが2つありました。
1.球離れが良くなった
2.インサイド・アウトサイドの動きが増した
一番初めに目についたのが、“球離れが良くなったこと”です。前節のチェルシーなどの試合では、背中に相手DFを背負いながらもキープして無理して攻撃の形を作ろうとして、しょうがなくボールを戻すようなプレーに感じました。しかし、この試合では、“ボールを受けて、叩いて、動いて”というような感じで細かいプレーの部分でコンディションが上がっているように感じました。また、この“動いて(オフザボール)”の部分でもピッチのインサイドとアウトサイドとポジションを変えながらフィニッシュの起点となっていました。

よくパスが繋がらなく、出し所を探しているプレーがある時に、「パスの出し手の問題か」、「パスの受け手の問題か」とあると思いますが、答えは両者に問題があると思うのです。例えば、パスの出し手が少しドリブルをしてパスコース(角度)を広げるだけで変わる事もありますし、受け手が動いて多少ポジションをずらしてみることでパスコースが生まれたりするのです。Jリーグや日本代表を見ていると、この辺のパスの出し手と受け手があまり動くことなく、結局、攻撃が手詰まり状態になり無理なパスをカットされるってシーンをよく見ますが、ボールホルダーが少しドリブルしてパスコースに変化を付けることが必要だと思います。

■ グループA 第5節終了時の結果

順位チーム試合数勝ち点得点失点得失差
チェルシー(イングランド)10+4
ブレーメン(ドイツ)10+4
バルセロナ(スペイン)10+6
レフスキ・ソフィア(ブルガリア)15-14

◆第6節 バルセロナvsブレーメンがビッグゲ-ム
第6節、3位バルセロナがブレーメンと直接対決となります。この試合に勝ったチームが決勝T進出になりますので、カンプノウではかなり激しい試合が繰り広げられると思われます。何せホームゲームとはいえ、ブレーメンが1-0でチェルシーを破って勢いついています。


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