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信頼か過信か?! - 日本vsオーストラリア【プレーバック ドイツW杯】

2006年12月22日 | 日本代表 (ジーコJAPAN)
■ はじめに・・・

以下、ドイツW杯での「日本vsオーストラリア」に関するエントリーです。

現在、日本代表はオシム監督体制となり、前任者ジーコはフェネルバフチェ(トルコ)で監督をしています。さらに、中心選手であった中田英寿は引退、中村俊輔は日本人として未知の領域チャンピオンズリーグベスト16へと進みました。その他にもドイツW杯で戦った選手の中には代表引退を示唆する発言をしたり、現代表に召集される者されない者、さらに海外クラブへと移籍した者と2006年6月以前と大きく状況が変わりました。

過去の出来事に関して興味ない人(物事を振り返らない性格の人)にとっては面白くないエントリーだと思います。また、当時の試合を録画しながらも2度と観ることがない人もいると思います(私もこれまではそうでした)。今回、このエントリーを書くきっかけとなったのは、こちらのエントリーで紹介した「敗因と」という本(以下、著書)にインスパイアされたからです。

今年のドイツW杯まで日本代表がW杯に出場したのはたった2回です。その98年、02年の日本代表の試合、全て録画していましたが、実は一度も観ることはありませんでした。

理由は、単純です 「思い出したくなかったから」です。誰しも過去の嫌な思い出などに関して再び体験したり見たりしたくないと思います。しかし、今回このエントリーを書くきっかけとなったのは、紛れもなく「敗因と」と言う本であります。(宣伝ではないので、誤解のないように)また、そもそもこのブログを始めたきっかけは、ドイツW杯前に「2002年の時の自分の感情やその当時の印象、また世間の論調など、私自身の中で過去の日本代表及びサッカーに関する記憶が乏しかったこと」なのです。勿論、昔の雑誌などはありますが、やはり「当時、俺はどう思っていたんだろう?」ってのが大事だと思いました。つまり、自分自身の記録の為というのがこのブログを始めたきっかけだったのです。そういう意味で、今回初めて数ヶ月前のドイツW杯での嫌な記憶へと迫ってみました。


■ 試合結果 FIFAワールドカップ 2006年ドイツ大会 / グループリーグ グループF(第1試合)
   日本(1-3)オーストラリア
    ・前半26分 中村 俊輔(日本)
    ・後半39分 カーヒル(オーストラリア)
    ・後半44分 カーヒル(オーストラリア)
    ・後半47分 アロイージ(オーストラリア)


■ 最悪の結末は、想定の範囲内だった

ドイツW杯後、各試合についてエントリーを書いていました。ページ最後「W杯総括」をご覧ください。

◆事前の分析を少しだけ・・・
1.中盤を飛ばされた時の対応(パワープレー)
2.引かれた相手を崩す
まず、この2つが日本代表の決定的なウィークポイントと考えていました。改めてこの試合を客観的に見直して感じたことは、ほぼ事前の分析通りだった。しかし、それ以上にはっきりと分かったことは・・・

『8分間で3失点という結末は、ありえる結果だったのかもしれない・・・』

◆前半26分間のオーストラリアの攻撃の形
前半26分に日本が中村のFKでゴールを決める前までの時間帯までに注目してみました。後半のように暑さによる疲労の問題も出ていない時間帯です。両チームとも攻撃の形が出来てフィニッシュまで行っていました。どちらかというとオーストラリアが押し込んでいました。オーストラリアのビドゥカが3本前後シュートしています。そして、この時間帯オーストラリアの攻撃の意図が明確でした。

 ・中盤の底からのロングフィード(前線への起点を作る)
 ・サイドからのアーリークロス

もう一点挙げると、前半の早い時間帯から両チームのFWの能力の違いが顕著に出ています。
前述の通り、先制点が入るまでは両チーム共に攻撃の形は悪くありませんでした。但し、これは日本とオーストラリアというピッチ上の2つチームの関係においてです。FWの能力で比較すると日本は完全に劣っていました。日本は2トップ、オーストラリアは1トップにも関わらずです。

サッカーにおいて “前線へのくさびのボールが収まるチームの方が優位に守備から攻撃へとシフトすることが出来る” と単純に考えた場合・・・日本の先制点が入るまでの時間、オーストラリアの方が前線にくさびのボールが収まっていました。つまり、攻撃の起点が作れていたということです。両チーム共、ロング~ミドルフィードを使っていましたが、日本はスペース。オーストラリアは選手へと狙っていました。(詳細は後述)

◆下げられた日本のDFライン
後半、日本にとって悪夢の8分間のオーストラリアの攻撃の形は以下のようなものでした。
〔ロングボールを執拗に放り込んで日本のDFラインを下げる〕→ 〔そこにサイドからアーリークロス〕→ 〔セカンドボールを奪い、二次攻撃〕

このオーストラリアの攻撃の形は、前述の前半26分の間にも行われていました。そして、前半は危険なシュートシーンはあったもののさほど危険な感じはしませんでした。しかし、後半になり(暑さによる疲労で)足の止まってしまった日本は、この攻撃を跳ね返す事が出来ない状態になっていたのです。

そして、後半は、このオーストラリアの攻撃の形を封じる策を取るべきでした。それが、ジーコ監督にとっては小野でした。

【前半25分時点でのシュート数 - 「日本:2本」 「オーストラリア:5本」(NHKのデータより)】
■ ヒディンク監督の狙いは・・・

◆オーストラリアの攻撃の形
前述したオーストラリアの攻撃の形をもう少し具体的に説明しておきます。(図解参照)
一応[3-4-3]的な布陣でしたが、厳密には、攻撃の際には[3-1-3-2-1]というような形になります。つまり、5~6人の選手が日本に攻め込むというイメージです。
・縦へのボールが入る所ですが2つあります。キューエルとビドゥカです。
・ビドゥカがサイドに流れるとそのスペースへキューエルや2列目から侵入。
・両サイドでは、右サイドウィルクシャーの方が攻撃の起点のケースが多。
・2列目以降の選手(エマートンなど)が前線へ飛び出したり、クロスを上げたり。

◆前線のプレスの位置が定まらなかった日本
両サイドはほぼ1対1の状態で均衡状態にありました。そうなるとオーストラリアは中央からややサイド寄りで攻撃を仕掛けてきました。

その中で一番気になったのは、中田、福西のダブルボランチが上手く機能していなかったことです。理由は幾つかあるのですが、ポイントは“キューエルの押さえ所が定まらなかった”事です。これは、図解にあるようにキューエルの前後の動きによるものです。それに2列目からの攻撃参加とサイド攻撃と・・・

◆ヒディンクの心中(以下、赤字は著書引用部分)
この試合オーストラリアのヒディンク監督の選手起用の意図は次のようなものでした。
  (DFプレーヤーのエマートンを中央で起用した理由) - 『エマートンは、DFだけど、攻撃がパワフルだから。でも、相手に攻撃に出られたら、守備に回されるでしょ。(中略)相手が守りが不得意な場合、アタッカーが一人多めにいることになる。そこに、意味がある。相手のアタッカーを彼らが苦手な役割に押し込むんだ。』

  (さほど攻撃力のないウィルクシャーを右サイドで起用した理由) - 『攻撃力はなくても走り惜しみしないMFだから、相手としては追いかけて走り回るのに疲れてしまう』

さらに、ヒディンク監督は、日本がアメリカ代表との親善試合で試した久保の1トップの形を警戒していました。そして、その警戒心は前半が終わるまで続いていたそうです。その理由は次の通りです。
  『オーストラリアを相手にするならば、ブリティッシュ・スタイルの強力な3人シフトのDFに対して2人のストライカーを持ってくるなんてことはしちゃダメなんだ。(中略)私だったらストライカーを1人にして右から左から攻めるだろうね。(中略)相手の強いところ、弱いところを把握して、それに応じて方針を変えないといけなかったんだ。私たちは日本が2人ストライカーで攻めてきたことに喜んでいたんだよ。「やったぜ!」って感じだったね。』

しかし、皆さんご存知の通り日本の指揮官には1トップなんて選択肢は、微塵もありませんでした(苦笑)
実際、試合を観る限り、サイドからの突破(特に駒野)が効果的でしたね。つまり、左右に振られて、視点を変えさせられることがオーストラリアのウィークポイントだったのです。

■ 後半20分というデッドライン

◆客観視、出来なかった指揮官
今回、改めてこの試合を観て再認識したことは、後半20分を境に運動量が明らかに低下しているということです。事実、後半10分までは、日本の守備は非常に良くオーガナイズされていました。むしろ前半よりも良いと思いました。具体的に言うと、大会前論議となっていた「ラインの高さ」についてですが、前半はわりと高め、しかし要所要所では、自然と引いた位置にロックしていましたし、前線~DFまでがコンパクトな状態でした。

ところが、後半15分頃から、急に運動量が低下し始めました。そして、後半20分には中盤の中田、福西はプレスに行くタイミングがワンテンポどころがツーテンポくらい遅れ出しています。

オーストラリアが同点ゴールを決めたのは、後半39分。その前に3人の交代枠すべてを使い切っています。

ジーコ前監督の小野の交代の意図を当時どれだけの人が明確に捉えていたでしょうか?

ジーコの指示は『お前が持っている力をすべて出し切って、中盤を支配してくれ』と著書の中で鈴木通訳が思い出しています。そして鈴木氏は『あれだけ試合の展開がはっきりしているんだから、セカンドボールを拾いながら自分たちのペースに持っていくため』だと推測していていました。

しかし、ジーコの小野投入は(極限の試合状況、暑さと疲労により思考力低下していた)ピッチ上の選手に与えた影響は、混乱でした。
1-0で逃げ切ると考える選手、2-0と追加点を奪いに行くと考える選手、守るのか攻めるのかを判断しかねる選手がいました。そう、TVで観ていた何百万人と同じことがピッチ上の選手にも起きていたのです。

大黒の交代は(茂庭→大黒。4バック)でした。運動量を考慮すれば、茂庭をSBに持って行って他の選手と大黒を交代させても良かったと思いますが、さして重要なことではないです。なぜなら、大黒を投入した時点では、すでに時遅しでしたから・・・

■ 指揮官の過信

◆敗因は、多々あれど・・・大きな4つの敗因
当時も観ながら感じていましたが、今回、私が改めて思ったことは・・・4つ。(この点に関しては人それぞれだと思います)

1.戦前のプランが明確でなかった。
1-0ならどうするか?同点だったらどうするか?つまり、得点差と時間帯ごとにより状況が異なります。例えば、あの試合イタリアだったら、後半20分を境に自分達の運動量が落ちたと感じたら、迷わずカテナチオに移行して2人くらいでカウンター作戦に自然に変化したはずです。実際一人少なくなったベスト16でのオーストラリア戦ではそのような戦いに自然にシフトしていました。しかし、日本にはイタリアのような“自国のサッカー”という拠り所となるものがありません。よって、試合前(最悪、ハーフタイム)に監督から明確な指示を出すべきだったと思います。TVの中継ではハーフタイムの監督の指示は「勝っているチームのサッカーをしよう」ということらしいのですが、仮に同点にされたらどうすればいいでしょうか?!しかし、オシム監督ではないが、“考えて”サッカーをすれば、このレベルの選手では可能だと思いますし、何よりも経験の豊富な選手達でした。ただ、根本的な基盤となる“チーム”が一つになっていなければ、どうしようもならない話です。

2.暑さ対策の問題。
この試合、特に気候条件(暑さ)に対する策が重要だったのです。後半20分にガックっと運動量が落ちたということは、前半の時点で既に通常の約1.5倍の運動量を消費してしまったということです。ハーフタイムを挟んでも後半の15分しか体力が持たなかったということです。次の3.へ

3.選手交代の問題。
この問題に関しては、大会前に調べ期待出来ないことは分かっていました。(選手交代に見る、ジーコ采配
しかし、想定以上に選手のスタミナは低下していました。つまり通常より選手交代のタイミングを早くすべきだったのです。しかし、時系列(上図)の通りすべてが後手でした。戦場で獅子奮迅する選手達を見殺しにしたと言っても過言ではないと思います。

4.FWの得点力不足とチームとしての決定力不足。
「結局、これかよ!」みたいな感じで私自身も嫌なのですが、日本は全くチャンスがなかった訳ではありませんでした。それはオーストラリアも同様です。この試合に限らず、ゴールを決める得点力、ブラジル戦前半のような試合の流れを変える決定力については、やはり大きな問題として存在することは否めません。但し、上記3つの問題をクリアしていたなら、もしかして、勝ち点1くらいは取れた可能性はあったと思います。そもそも、“FWの得点力不足とチームとしての決定力不足”という問題は昨日今日に始まった話ではないんでね・・・

最後にジーコ前監督は著書の中で、これまでのように、日本人選手に対して大きな信頼と愛情を持っています。但し、それが過信だったのではないだろうか?と、今となっては一番強く感じていることです。

オシム現監督が就任時「日本化」させるという趣旨の発言をしました。それは、もしかしたら“自分達の身の丈に合ったサッカーをすること。サッカーの世界では日本は強豪国ではないのだ”ということを肝に銘じた上で前に進もうという事なのかもしれません。


最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
最後に良かったら 応援して下さい。
P.S.
クロアチア戦、ブラジル戦については、どうするか考え中です。
なぜならば、やはり第1戦の意味は、改めて観ても大きく、その後の試合での問題点もさほど変わらないように思うからです。一応、クロアチア戦の前半は、観ましたが漠然と観てたら捉えどころのない試合の典型ですね。


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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (パク)
2006-12-22 10:42:26
早速W杯プレーバックありがとうございます。
クロアチア戦、ブラジル戦も敗因は同じかも知れませんが読みたいです。
返信する
博打 (A.コンテ)
2006-12-22 18:47:41
概ね内容に問題ないと思われます。特に、敗因の1番目に挙げられた、指揮官の戦前のプラン準備が余りにも稚拙だったように思いますね。

2点目を取りに行ってラインを押し上げた攻撃陣と虎の子の1点を守る為に敢えて最終ラインを下げた守備陣。酷暑のピッチ内で起きたことは、ラインの分裂であってチームの意思の分裂ではなかったように思います。両者が前記のように考えて戦った結果、当然のようにラインの間延びが発生して、2点目3点目を奪われる結果になりました。これは酷暑の中、ピッチ内の選手達が選択したギリギリの博打であったように思います。あの中田英がヘロヘロになってましたね。曖昧な指揮官の指示で送り込まれた小野に対して中澤がかけた言葉は「2点目を頼む」。コンパクトが原則の近代サッカーではありえない、リスクを犯した攻撃を敢えて優先させたのだと思います。

想定外の結果を目の当たりにした試合後の中澤の憔悴しきった表情、、指揮官はピッチの選手達を守ってあげてほしかったです。今は代表復帰など考えられないでしょうが、いつか、彼も立ち直って代表に戻ってきて欲しいと私は思っています。オシムもかな・・・
返信する
Unknown (RR)
2006-12-22 21:26:26
おおむねおっしゃることの通りだと思います。

ところで、決して皮肉でも厭味でもなく、と言うところをあらかじめ強調してお聞きしたいのですが、あのクソ審判についてコメントがないことや、豪州びいきの判定により俊輔や高原が負傷したことや試合への影響が加えられていないのは、それが気にするようなレベルのジャッジではなかったということ?

個人的に、あのジャッジングに対してはとうてい公平でも平等でもなかったように思えました。
返信する
偶然 (まゆ)
2006-12-22 22:38:48
今日偶然、日本vsオーストラリアの録画を見ていたんですよ!!(笑)
私はW杯が終わってから今日ので3回見てるんですが
コージさんの解説(!?)を見てなるほど・・・
って感じでした・・・オイオイ(笑)
私が感じていたのはやはり小野投入の混乱と、
監督のあまり口を挟まない自由にやらせるサッカーはどうなのか、
監督自身の感情移入しすぎた判断の遅さなどです。
そして解説?実況?が試合開始前に散々言っていた
暑さでオーストラリアがバテれば・・・的なコメント
に対してのイラつき(笑)
ばてたのは日本の方でしたね・・・。
私もそうでしたが悪夢の8分間で廃人と化した選手たちの
表情、ジーコのピッチに背を向けるシーン全てが
重くのしかかってきて、数日間笑えませんでしたよ。
オシムには私は共感しています。
どこまで日本サッカーの意識改革をしてくれるか
はっきり言って期待してしまっています。


返信する
Unknown (キキ(通りすがり))
2006-12-23 00:37:38
僕がずっと気になってるのは、なぜ小野が、
ピッチに入って、監督のメッセージ(意図)を大声を張り上げてでも、
他の選手たちに伝えようとしなかったのか?ってこと。
中盤を支配と鈴木さんにいわれたんだったら、それを直接伝えればいいじゃん。
意図は明らかかと。

監督の意図、ポゼッションを高めて、ボールを回す→スタミナロスも回避。
そうすれば、少なくても、混乱はなかったハズ。
小野が途中交代での起用になれてなかったせい?
その選手を使ったジーコにも問題あったのかもしれないけど。

まぁ、それ以前に、Jリーグみてもそうだけど、逃げ切る文化がないですよね(苦笑)
2点、3点リードしてるチームが、終盤1点とられただけで、展開が一気にかわって、
追いつかれたり、逆転されたり。あまりにもそういう劇的な試合が多すぎる。
Jリーグがあれじゃ、代表で、W杯前のドイツ戦等、
勝てる試合を勝ちきれないのは当然じゃないかな?と個人的には思います(苦笑)
敗因?監督?暑さ?コンディション?
そういった単的なことで済ませることって、僕は正直、
日本が抱えてる本当の問題点から目をそらす行為にみえて仕方ないんですけどネ。

後、あれだけ主力にトップコンディションからほど遠い状態の選手が多いと、
日本に限らず、普通にチーム崩壊するだろ!?とも、思ったりもします(苦笑)
崩壊しません?普通に。
例えば、イングランドだったら、
FWレギュラー2人が、ダメ(柳沢、高原)
そのうち一人は、長期リハビリ明けの試合で再びケガして、接触プレーに恐くなってる。
ジェラードorランパードが体調不良(俊輔)
これだけでもあれなのに…(苦笑)
加地のケガ。
オーストラリア戦(終盤ばてたとはいえ)唯一光ってた福西も、
クロアチア戦、試合直後にケガ→その後、明らかにパフォーマンス落ちて、前半で交代。
ですからね(苦笑)

W杯はある意味、それまで、運に助けられ続けたジーコJAPANが、
運を使い果して、災いが一気に襲ってきただけなのかも(苦笑)
返信する
Unknown (キキ)
2006-12-23 00:44:46
というか、小野自身が、
中盤を支配といわれて、その意図をどう受け取っていいのか?わからなかったんですかね?(苦笑)
鈴木さんにいわれて、意図がわからなかったら、その場で、直接ジーコに聞き直せばいいじゃん!って思うんだけど。
頭痛ェ(苦笑)
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2006-12-23 01:52:50
パクさん
>>こんばんは。
クロアチア戦はなんとか書けるかもしれませんが、ブラジル戦は、前半まででしょう(笑)なぜなら、後半のあのレ○プのような攻撃を見る事に私が耐えられるか・・・(苦笑)

クロアチア戦は、週明けになるかもです。
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2006-12-23 01:57:10
A.コンテさん

>>2、3失点目のディティールは、W杯というのを抜きにしても、DFが問題ありかと思います。茂庭、駒野・・・実際、スタメンクラスとして使われ続けていたわけではないのでね。(細かく言えばきりないのでこれで。)
ラインの件ですが、あの試合の2、3失点目に関しては、ラインという概念すらなかったでしょうね。まるで、ジョホールバルの時のような感じすらしました。
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2006-12-23 01:59:54
PRさん
>>こんばんは。こっちでは初めましてかな?

審判ですが、あえて取り上げなかっただけです。
ただ、今回2回目見た際に、駒野がドリブルで切れ込んでファウル疑惑?は、完全にPKです。それだけは断言出来ます。多分、日本の1点目も誤審?って判断で、あのPKと相殺させたんじゃないですかね・・・
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2006-12-23 02:05:55
まゆさん

>>こんばんは。いつもありがとうございます。
3回も見ているんですか?もしかして、M(冗談)
試合結果分かっていても、私なんかなんとなく動悸がしていまいたよ。

暑さは、私も日本に有利に働くと思っていました。しかし、前半で通常の1.5倍の疲労をしていれば、おのずと後半20分がデッドラインになりますよね。

ジーコ前監督のやり方自体は、悪くないと思います。ただ、日本にはまだ無理?早過ぎ?って感じです。例えば、レアルとかであれば、ジーコの方針でも有りって言えば、有りかもしれません。

クリスマスプレゼントに彼氏に「敗因と」勝ってもらってはいかがでしょうか? ^^
今回は、チームの内情をあまり引用しませんでしたが、そういうのも書いてありますし、お薦めです。
返信する

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