■ 日本vsブルガリア【親善試合】 |
日本(0-2)ブルガリア ・前半4分 マノレフ (ブルガリア) ・後半25分 オウンゴール(ブルガリア) |
■ ブラジルW杯への向けて重要な一戦 |
◆ ザックJAPAN[3-4-3]
オーストラリア戦を1週間後に控えたタイミングで、ブルガリアとの親善試合。
この日のトピックスは、ザッケローニ監督が、「3-4-3」のフォーメーションを採用したことにある。
最後に[3-4-3]を採用したのは、どっかの親善試合かアジアの予選の試合だったと記憶しています。
個人的には、あまり、良い印象のないザックJAPANの[3-4-3]。
<ブルガリア戦スタメン>
香川 前田 乾
駒野 遠藤 長谷部 内田
今野 栗原 吉田
川島
前半、[3-4-3]で戦ったザックJAPAN。
結果としては、オプションとするこのフォーメーションをテストして終わった感が強かった。
今野、駒野サイドは、それなりに機能をしていたものの、吉田、内田サイドは、3バックの経験が少ないせいもあり、上手くサイドで攻撃の形を作れずにいた。
ザッケローニ監督としては、この[3-4-3]というオプションは、前線からプレスを仕掛けて高い位置からボールを奪いつつ、ビルドアップ時には両翼に張り出したウイングが相手のDFラインを押し込むというイメージしているのだと思うが、どうしても中盤を経由しないと、攻撃の形を作れない日本代表は、上手くこのシステムを生かしきれずにいた。
前半4分にブルガリアのブレ球のFKをパンチングしようとした川島の手前で揺れファンブルしたような形で失点した日本。その後、後半にも相手FKからのボールを長谷部キャプテンがオウンゴールをして、親善試合とはいえ、0-2と敗れた日本。
内容的には、良かったとは言えない試合だった。その理由は、なぜだろうか?
■ 今の、ザックJAPANにとって一番大事なことは何か? |
◆ テストに終始したザッケローニ監督
この試合、前述の通り、[3-4-3]でスタートした日本。
いつ以来かも忘れてしまったフォーメーションでスタートしたザッケローニ監督。
その後、メンバーを入れ替えて、慣れた[4-2-3-1]へとしたものの得点すら挙げることなく試合終了となってしまった。
前日の会見で、テスト的なニュアンスが強いと感じていたのだが、案の定、この試合は、[3-4-3]のテスト、選手のコンディションを考えての試合と考えていたように思える。
個人的には、[3-4-3]をテストするのであれば、最後まで突き通すべきだったと思うし、そうでなければ、後半に入れたメンバーで前半から行くべきだったと思う。
つまり、以下のいずれかの戦い方をすべきだったのではと思う。
・[3-4-3]テストに終始する。
・いつも通りの[4-2-3-1]で、選手を全員入れつつコンディション・連携調整にする。
しかし、ザッケローニ監督は、この試合で両方を試した。
結果も伴わず、選手も色々と考えてしまったまま試合が終わってしまった。それは、現地で応援していたファンやTV観戦していたファンにとっても同じ感覚だったと思う。
今の、ザックJAPANにとって一番大事なことは何か?ブラジルW杯への出場権を獲ることである。個人的には、この試合で両方試すのは、微妙な判断だったと思う。久し振りの代表で、特に、欧州でプレーする選手が多くなってきた状況を考えるとコンディション調整に終始すべきだったかもしれない。
いつも通りの[4-2-3-1]を採用し90分で6人の選手交代をしつつ連携とコンディション調整に充て、次のオーストラリア戦で、W杯出場権を獲得するという方向にすべきだったのではと思った。そして、アウェイのイラク戦で[3-4-3]をテストするという大なたを振るっても面白かったかもしれない。
◆ 一番大事なことは、W杯への出場権を獲ること
何よりも来週6/4(火)のホームでのオーストラリア戦でW杯への出場権を獲得してくれればと思う。今日の試合は、観ている人も親善試合感覚的なものがあっただろう。しかし、来週の火曜日は、ドイツW杯で辛酸を舐めアジアカップの決勝で勝利をおさめたオーストラリアである。そんなイージーな相手ではない。
最後に、今日のブルガリアも遠く日本まで来て、非常に良いパフォーマンスを見せてくれたことに、敬意を払いたい。
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