アルベルト・ザッケローニ日本代表監督就任

■ ザッケローニ就任について雑感

日本代表新監督就任会見

みなさん、暑い日が続いていますが元気ですか？
日本代表の新しい監督が就任しました。いくつか今回の就任について…。

1.新代表監督決定までの時間
個人的には、年内ってのは言い過ぎだとしてもある程度慎重に時間をかけてでも、次期代表監督きちんと選ぶべきだと思っていました。前回のオシム前監督就任の時のフライングのような形ではなく、きちんとした形でまとめた原技術委員長は評価していいと思う。

2.技術委員長としてのミッション
今回の代表監督は、過去の代表監督（外国人）と違い、日本サッカーとの何かしらの見えるコネクションを使わずに、純粋に協会が、技術委員長が「この人」という人選を行ったと思う。これについては、本当に評価すべきだと思う。
スペイン人やアルゼンチン人など色々な噂があったが、まさかのイタリア人監督。それも、ザッケローニとは…。
スペイン志向が強い同氏が今後の日本化への方向性として、スペインやアルゼンチンなんかを視野に入れていたのは興味深かった。

3.日本化
実は、オシム前監督の提言ではないが、やはり「日本化」という形はこれからずっと避けて通れないと思う。
すぐに答えを出すことは不可能だと思う。しかし、少なくとも今後、サポーターやファンはこの事が常に頭にあり続けるだろう。

今回、戦術志向のイタリア人監督が日本代表の監督になるというのは、ある意味面白いことが起きそうな予感がする。
はっきり言って、監督のネームバリューだけで言えば、オシム、ジーコにも劣らない。ただ、近年のセリエＡでの実績を考えると多少不安もあるが、今回は代表監督である。そういう意味で、ザッケローニ監督が気持ち的にチャレンジ精神をもって取り組んでくれたら面白くなりそうだ。

そして、ただ、ザッケローニ監督がどのような選手を選考するのか？（Jリーグの選手に良い意味で詳しくないピュアな状態だしね。）また、どのようなチーム戦術を取り入れるのか？（自分のスタイルを推し進めるのか、日本人の良さを生かすのか）

個人的には、過去のセリエAでの行った戦術などはあまり参考にならないような気がする。逆に、真っ新な状態で監督を見ようと思う。

4.ビッグ３で監督をした実績
実は、会見の記事を読んでいて感じたのは、セリエAのビッグ３で監督をやった人だけあるなぁ～というのが、協会、マスコミ、サポーター、選手へ向けてのメッセージ（言葉の選び方）が非常に慎重というか、上手い。
常に、原博実や協会への敬意、気遣いを持ちつつ、マスコミの質問に対しても現時点ではやんわりと確信に触れない発言をしていた。

今後は、上手く行かない時にこのザッケローニの言葉に惑わされないようにしなければならない（苦笑）

ちなみに、最後にもう一つ大事なこと！
このレベルの監督だから、日本代表で良い結果と内容を出したら、他の国、クラブからのオファーもあるかもしれません。その場合を常に協会は考えておく必要があると思う。

最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
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P.S.
岡田監督に対する総括みたいなのは、どうなったんだろ？
協会がまた有料でテクニカルレポートを販売するのかな？
今回は、おいくらなのか分からないが購入してみようかな？

あと、私の方でも、分かり易い形での評価ってのを色々と考えてて、その辺の文章もある程度出来上がっているので、あまり遅くないタイミングでアップしようと思います。

あっ、リバプールについても書かなければならないこといっぱいあるんだよなぁ～って、監督ホジソンなったし～！

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