rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

アロマの資格・国際編

2008-01-08 12:56:59 | 資格と試験
 国際的な資格というと一番有名なのがIFA、次にITECでしょうか。どちらもイギリスに本部を置く団体です。現在アロマの中心はなんと言ってもイギリスなので、英国式アロマというのが最も聞こえがよくて信頼も得られるものなのでしょう。

 まず、IFA Internanitonal Federation of Aromatherapisuts
日本でいう国際資格といえば第一にこれでしょう。自分の知り合いを見ただけでもIFAのライセンスを持っている人は名実共に信用できるセラピストさんといえるでしょう。


 次に私も最近になってherb Parisで知ったのですが

 IFPA International Federation of Professional Aromatherapists

てっきりIFAのパクリかと思いましたが、全くそうではなくかの有名なレン&シャーリー・プライス夫妻が設立したISPAが他の団体と合併してできたイギリスで一番大きなアロマの団体だそうです。ここの授業ではアロマの他にも漢方や経絡の基礎なども学習できるそうです。

 2つの団体の名前を読んでわかると思いますが、どちらもセラピストの団体です。イギリスでアロマの資格といえば=セラピスト。日本みたいなアドバザーとかインストラクターといった資格は存在しません。シャーリー・プライスも自書の中で「石鹸やコスメを作ることをアロマとする風潮はなくなってほしい」とはっきり述べています。人の体を癒してこそアロマだという考え方が主流になっているようです。
 

 それからIFAと並び証される

 ITEC International Therapy Examination Council Ltd.


 これら国際資格の特徴は国内の資格に比べ基準が厳しい。IFAに至っては入学する前に審査があって協会の基準に合わない人は入学させてもらえないのだそうです。そのあたりもIFAの評判がいい由来かもしれません。あと何といってもお金がかかる。安く見積もっても100万は超えます。国内のセラピストコースの平均が60万くらいですからリスクの大きさが窺えます。

 前にもブログに書きましたが、仕事をする上で最終的な結果が出るのはその人の才覚。資格はアクセサリーみたいなものです。ただ資格を取ることによって信頼をいやすいメリットやなによりも自分自身が自信を保てることは大きな意義はあります。国際ライセンスに関しては世界的に通用するセラピストになろうという大いなる野望を抱えている人でもない限りあまり必要ないようにも思います。国内の資格でも十分ですよ。

 しかし、どうせ大学にいくなら無名の大学より有名な大学へ進学したい、どうせ就職するなら一流企業に就職したいという気持ちは同じ人間としてよく理解できます。お金とバイタリティーのある人は是非挑戦してみてほしいと思います。








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6 コメント

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無題 (海のしずく)
2013-08-04 14:29:28
初めまして、いつも拝読させて頂いています。勉強させて頂いています。

貴ブログ内に書かれているスクールの一つに通った経験者です。この経験に依り、多くのリフレクソロジー、アロマセラピーのスクールがとても薄っぺらいものという認識が拭えません。これはこの業界にとって大きな損出だと思います。一人くらい私みたいに感じる人が居ても居なくも痒くもないと思われるかも知れませんが、それはどうでしょう?

同スクールでの経験が、私のその後のスクール選びやサロン選びをとても慎重にしてくれました。本当に心からの愛を持って人を癒す仕事をしている所かどうかを敏感に嗅ぎ分ける力を養える良い経験になりました。

この業界で、私はとても”愛ある”経営者であり指導者である人を知っています。その会社の創業間もない頃にそのスクールに通い、今でもお店でアロマセラピー関係用品を購入させて頂いていますが、従業員の方々の細かい心配りが隅々に感じられます。それは創業当初からの経営者の見せかけでない本当の愛に裏打ちされたものであることをひしひし感じます。会社もずいぶん大きくなっていますが、創業当初と同じく驕り高ぶったところが一つもありません。本当に心から癒されます。これが人を癒す仕事をする人の本当の姿だと思います。

不都合な内容でしたら削除をお願いします。
コメント有難うございます。 (ロマラン)
2013-08-04 16:02:06
海のしずくさん、はじめまして。
いつもお読みになっていただき有難うございます。

海のしずくさんが感じている「うすっぺらい」というのが私が感じる「うすっぺらい」と同じかどうかはわかりませんが、なんとなくわかるような気がします。

スクールに限らず自分が客として施術を受けるさい、スタッフの教育の行きとどいていないサロンなどをよく見かけます。アロマに限らず美容とかヒーリングの業界は陥りやすい傾向にあると思います。

手元に形が残モノを売るような商売とは違って、形のないサービス業は一歩間違えると詐欺と捉えられる要素が多いので、それだからこそ最新の注意を払う必要があるのですが・・・。

この記事を書いた時は今とだいぶ状況が違っていたので国際資格を取得できるスクールも限られていました。なので単純にそういった所をのせていましたが、資格に関する世の中の人の関心が高いので、そろそろ考えなければと思っています。実際に既になくなってしまった学校や団体もありますから。

海のしずくさん、ひとつ提案があります。「うすっぺらい」人達というのは「いいもの」を知らないで、「うすっぺらい」ことが当たり前だと思っているんだと思います。なので、海のしずくさんがブログでもツィッタ―でもいいので≪本当の癒しとはこういうことだ≫という概念を提示してみていただけませんか?悪いものを批判しているだけでは事が前には進まないと思います。「こうしたほうがいい!」という見本を示されたほうが業界にとってもいいことだと思いますので。
癒しとは (海のしずく)
2013-08-05 17:45:50
癒しとは
『愛』です。
誠実
親切
寛容
優しさ
他人の痛みや苦しみを想像する力、理解しようとする心
他人の苦しみや悲しみを共有出来る思いやり

癒しの対極にあるものは
『傲慢』(広辞苑より)
おごり高ぶって人をあなどること。見くだして例を欠くこと。

傲慢の産物が今大きな社会問題になっている「いじめ」です。一生癒されることのない心の傷を負わせます。また、自殺に追いやる程大きな心の傷を負わせます。

私の、この業界に対する信頼を失墜させ、スクールの校長先生と言ってもプライドだけ高く中身は何と薄っぺらいことと認識させた校長先生が『癒しの対極にある人』でした。

授業も傲慢・我欲を優先させ、生徒募集要項と食い違う言動が散見されました。目に余ったことと、私自身も傷つけられたこと、これが個人の資質の問題ではなく業界の体質ならば少しづつでも世間に明らかになっていく必要性を感じましたので、国が設置する公の関係機関に事の顛末を話し相談しました。

生徒もバカじゃありませんので、パワハラなのか、愛のある厳しさなのかは分別できます。愛のある厳しさなら泣きながらでも着いて行きます。

柔道界も長い間パワハラ下に置かれていた女子選手が声を上げました。それにはものすごい覚悟と勇気が要ったことでしょう。私がスクールで経験したことは、一人の人間の資質の問題なのか、業界の体質なのか、私には判りません。ただ、これだけ情報が発達した世の中です。もしこの業界にも出さなければならない膿があるのでしたら、大きなニュースになる前に改善されることを陰ながら祈ります。

Unknown (ロマラン)
2013-08-05 23:34:17
海のしずくさん、こんばんわ。
どうやら私が思っていたことと随分違っていました。私が想像していた「うすっぺらい」はどちらかというと「いい加減」なことを指してました。

相当辛い経験をされたんですね。おそらく、海のしずくさんを傷つけた人に何を言っても聞く耳を持たないでしょうね。業界の問題というよりもやはり人間性の問題だと思います。

わがままな人が社長になるのではなく、社長だからわがままでいられるんだと思います。自分は人の上に立つような経験はないけど、そういった状況にあったら、もしかしすると驕ってしまうかもしれない・・・だから、そういう立場にあるのに驕らず謙虚でいられる方は人間が出来てるんでしょうね。

残念なことに人間が存在する限り意地悪は存在します。どこへ行っても意地悪な人はいるでしょうし、自分が意地悪な人になってしまうかもしれません。

いじめやパワハラを受けている人に、海のしずくさんは、これから力になってあげられると思います。それから素敵な先生や素敵な学校のことも、何らかの形で是非教えてください。先日ブログやツイッタ―って書きましたがツイッタ―はちょっと無理ですよね(笑)

P.S.
海のしずくさんもローズマリーがお好きなんですね。
私は自分の棺桶はローズマリーで埋めてもらおうと思ってます(笑)地味だけど強い花ですよね。

良い経験でした (海のしずく)
2013-08-07 14:30:10
ロマランさん、こんにちは。
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
前回はご挨拶もお礼も申し上げず、いきなり本題に入ってしまい失礼いたしました。送信した後で、時既に遅しでした。

はい、ローズマリー大好きです。それに「海のしずく」という意味を持つ学名も素敵です。海のしずく…、なんと静かで素敵な響きなのでしょう(笑)。バッグの中にもいつもローズマリー精油を一本入れています。ふとした時やバッグを開けた時に、さり気なく大好きな香りがし自分のあるべき場所に戻った様な安心感を感じます。

あの方の経験は強烈な印象でしたが、心に傷を負っていませんし、その後の私の生活に何も影響は及んでいませんので大丈夫です。それどころか、私の中で反面教師として今でもしっかり君臨していますし、癒し(及び美容)の業界のすべての人が癒しの原点である「人を大切にする人」であるとは限らないので手放しで信用してはいけないということを学べた貴重な経験でした。

ロマランさんの思われる「うすっぺらい」と私が言う「薄っぺらい」は全く同じではないかも知れませんが、「いい加減」という意味ですは同じです。アロマ、リフレ、美容というとやはり、セレブ感が付きまといます。あの方のポリシーは「セレブ相手ONLY」なのです。ですから授業もおのずとそちらに強く傾きます。生徒の扱いも、今後自分の片腕となりそうな人とそうでない人と差別します。ここが「いい加減」で「薄っぺらい」のです。その薄っぺらさを見せてはプロではないのです。いい加減な仕事しか出来ない人はプロとは呼べないのです。

私がアロマテラピーに興味を持ったキッカケは、セレブ相手ではなく、人の苦しみ、悲しみ、それらから来る不定愁訴などを少しでも和らげられることが出来たらと思ったからです。

自分の生活の中にも、アロマテラピーはなくてはならないものになっています。人生の最後に棺桶をローズマリーで埋めてもらう…、うわ~いいですねぇ~。私もそうしようかしら。いっぱい栽培しておかないといけませんね(笑)。

時代 (ロマラン)
2013-08-08 22:58:44
海のしずくさん、こんばんわ。

人間社会ってある意味平等でおとぎ話のように誠実な人が報われるとは限らないですね。だから何故こんな人が第一人者として君臨しているんだ・・・と感じることもあるでしょうし、それに何とも割りきれない気持ちになるのもよくわかります。

1つ言えるのは、何事も先手を打つことは有利ですね。上に書いてる認定校の経営者さん達も、まだ日本人がアロマのアの字もわからない頃に手を出したってことは、やはり先見の明があったと言わざるをえませんね。

でも、認定校も今は多すぎて存続すること自体大変でしょうから、自然と問題のある所は淘汰されていくでしょう。

資格関連の記事に今でもアクセスが凄く多いんです。もうずいぶんアロマスクールの状況も変化してきているので、近々書き直そうかと思っています。

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