屋根犬日記

マイレコメンなアレコレの備忘録&ご紹介をします。

ニワトリの事

2017-01-14 11:55:22 | 日記

今年は酉年、イワユルニワトリ。
という事で鶏を考えてみました(^◇^)

子供の頃、田舎へ帰省すれば近くの農家ではチャボが放し飼いにされていて、子供心によくもどこかへ行ってしまわないモノかと心配したものです。

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さて家畜で牛や豚、馬は見ず知らずの子供がが寄って行っても、犬・猫の様に鼻や口を寄せてきてくれて子供にはその経験が犬より大きな動物との接近がチョッピリ恐ろしくて同時に手の中の餌を食いちぎってくれるのが嬉しくて、額を撫でたりして楽しんだモノでした。

鶏は放し飼いにされていて、近づいていくと距離を取って中々相手にしてくれない。エサを巻けばコケコケと寄っては来ますが、牛や馬ほどに親しくはしてもらえません。

鶏は他の鳥の様に空を飛び回る事はできなくても、すばしっこくて中々じっとはしてくれない。距離を置いてもテリトリーを離れない。子供にはそんな鶏は、少々異質な家禽だったモノです。

鶏は世界的にはおよそ200億羽も飼育されていて、その卵は今でこそ簡単に入手することが出来ますが、昔は結構な栄養剤の様に希少的な食材だったとか。

鶏は穀物を食い荒らす程やみくもな程に被害をもたらさず、害虫駆除や雑草除去の役目にも一役買ってくれておまけに卵を提供してくれて、少々賑やかではありますが田舎に帰省した印象を受ける風物のひとつなのでした。

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闘争心もある鶏。神聖化され祀られることもあったそうで、犬猫の様に古来から人に寄り添ってくれる重要な生物であり不思議な距離感のある鶏の印象。

恐竜の子孫。正しく鶏は特別な感慨をいだかせる存在なのですネ(^◇^)


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