サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大迫の器用貧乏

2017-02-13 20:03:24 | 日記
夕べのフライブルグvケルンの試合をみた。フランクフルト、ドルトムントなどが負けたのでケルンは勝てば3位まで浮上できるチャンスだった。ケルンは今秋のドイツカップに負けていたので、けっして好調ではないと予想できたが、フライブルグには勝てると思った。

ケルンはモデストを1トップにしての4-2-3-1に見えた。大迫は2列目の右サイド。いつもの2トップとは違い、ゴールまで遠いしシュートチャンスもほとんどなし。

味方のDFにあたってコースが変わって失点。あまりにもアンラッキー。後半になりケルンが押し始めたがMFの選手がたぶん筋肉系の怪我で交代して、大迫がまさかのボランチに下がった。

しかしそれまでモデストにいいボールが配給できていなかったが、大迫がボランチになってからいいパスが回り始めた。大迫にあんなロングパスのスキルがあるとは思わなかった。2列目ではうまくポストをこなし、ボランチではパスを配給。監督さんにしてみれば使い勝手がいい。逆に言えばケルンにはいいMFがいないのかもしれない。

大迫にしてみれば2トップで一番ゴールに近いところにいたい。どこでもいいからポジションがほしいのであればいいとは考えていないだろう。日本代表では中盤は人材が豊富だから大阪はトップ以外考えられない。

器用すぎるのも善し悪しだ。中盤のポジション争いが激しく、監督から信頼されていない香川なんてケルンに移籍したらいいだろう。でも香川では移籍金が高すぎるか。