こんばんは。
あっという間に金曜ですね。
皆さまは週末に、紅葉狩りなど行かれるでしょうか?
さて今日は、介護離職を防止するための助成金のご紹介です。
両立支援等助成金の「介護離職防止支援コース」
介護休業を従業員が利用した場合・・・・中小企業57万円
生産性要件を満たした場合 72万円
介護制度を利用した場合・・・・中小企業28.5万円
生産性要件を満たした場合 36万円
※それぞれ1事業主2人まで支給されます。
この助成金での「介護制度とは」
次の4つのいずれかの勤務制度を3か月以上、または分割で利用するときは合計90日以上利用することが要件です。
①所定外労働の制限制度
②時差出勤制度
③深夜残業の制限制度
④短時間勤務制度
対象となる労働者は、過去3か月間にこの制度を利用していないことなどの条件があります。
この助成金を利用する際には、事前に「職場環境整備の取組」が必要です。
職場環境整備の取組とは
①従業員の仕事と介護の両立に関する実態把握(社内アンケートの実施)
②制度設計と見直し(育児・介護休業法にもとづく介護関係制度の導入)
③介護に直面する前の従業員への支援(人事労務管理担当者等による研修の実施及び介護関係制度の周知)
④介護に直面した従業員への支援(相談窓口の設置及び周知)
次に介護プランにより支援をする旨の周知
↓
上司等とのプラン策定面談
↓
介護支援プランの作成
↓
業務の引継ぎ・業務体制の検討の上、介護休業または介護制度の実施を行い
職場復帰後にフォロー面談ななどを経て、支給申請へとつなげていきます。
※この助成金の情報は平成29年11月時点のものです。
育児・介護休業制度について助成金や制度のご相談は
秋葉原にあります「社会保険労務士 土屋事務所」まで