いつもいつも、片付けてもきれいにならないことがストレスになっていた私。
収納の本も沢山読んだし、試してもみましたが長続きしなくて。
私にあった片付け法、
アンジェリュクスさんのオーガナイズを受けて、片付けに費やす時間が減りましたので、ストレスから開放されております。
(忙しい時、疲れている時は若干もどりますが、それもまた自然なことと受け入れられる余裕も出てきました)
せっかく荷物を減らしたのだから、また増やしてしまわないようにと心がけていたのですが・・・。
大物が入ってきました。
いえ、でもこれは想定の範囲内。
リビングの隣の物置と化していた和室を、グラスリッツェン関係のものを集約した
私の大好きな空間へと、変身させるためのものです。
話は、オーガナイズの計画段階のことです。
和室を整理して、きれいになったならアンティーク調のテーブルを置くというインテリアの提案を
頂いていたのです。
アンティークの風合いを出した新品の家具もあるので、手ごろな値段の物を新規購入ということも考えていました。
ですが、私にはひとつ心当たりがあり・・・。
実家にまさにアンティークのテーブルがあったのです!
現在は食卓として使っておらず、荷物が置かれていましたので、
両親に「これを譲って」とねだりました。
ところが返事は「NO!」
たとえ今は使っていなくても、自分達が気に入って買ったものだからダメだというのです。
使わなくちゃもったいないだの、机がかわいそうだの、(今にして思えば)散々ひどいことを
言いました。
けれども結果は同じでしたので、「もういいや」と自分の中で諦めかけて、
しばらくは実家に行った時に、そのことは口にしないで両親の手伝いをしていました。
ある時、父から電話があり あのテーブルを譲ってやると言うのです。
「ありがとう」と返事をしたのですが、どういう風のふきまわしだろうと思いました。
それからは、何度か「いつ取りにくる」と催促されるくらい。
我が家にこのテーブルを運び込んだ時は、もう嬉しくて嬉しくて。
硬く絞った雑巾で、よ~く磨きました。
この頃思うのですが、「やっぱり返して」と言われたら、実家に返してもいい位。
一度手に入れたから満足という訳ではなくて。
すごくいい物だから、両親も手放すのが惜しかったんだと思います。
それを、譲ってくれた。
それに気がついたら、ありがたくて、気持ちだけでいいような気になりました。
お気に入りの空間ができたら、気分もアップです。
ここで充電したら、また頑張っていこう!という気になります。
先日、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「ミュシャ展」に行ってきました。
展覧会に行くと、作品を観たあとの熱にうかされて、何かしらのお土産を購入するのですが
今までは、しまい込んでいる方が多かったのです。
「せっかくだもの、飾らない方がもったいない」という考えは、オーガナイズを受けてから。
今回購入したカードは、早速お気に入り空間に飾ってみました。
これからも気持ちの良い暮らしのために、さらにオーガナイズを続けていきたいな。
「家を整える」から波及して、気持ちも時間も整えて行きたいのです。