ROKOのアンダンテ生活

のんびり暮しに、グラスリッツェンでたま~にアクセント!

お知らせ

ご訪問くださりありがとうございます。 新しくグラスリッツェンに特化したブログを開設いたしました。ホームページも開設しております。 よろしかったら、ご覧ください。 ブログ(グラスリッツェンノヲト)http://ameblo.jp/sorriso-glass/ ホームページ(工房Sorriso)http://koubou-sorriso.com/

大根葉のふりかけ

2013年04月20日 | 食べ物
どこのお家にも、その家独自の食べ方だったり、味付けがあるのではないかと思います。
それがお袋の味って言われるものなのかも。

ごくごく普通の食事しか作らない私ですが、そういうものがあるかしら?と考えた時に
「もしかしてこれなら」と言う物が、大根葉のふりかけです。
買い物に行って、葉付きの大根があると嬉しくなってしまいます。

作るようになったきっかけは、たまたま葉付きの大根を買った時に、捨ててしまうのが
惜しいなと思ったことから。



1.大根葉は少し青くささがありますから、茹でてぎゅっと絞り、細かく刻んでおきます。
2.ごま油を熱したところに、種を除いて輪切りにした唐辛子を入れて、辛味を出します。
3.そこに、ジャコを入れてカリカリにします。
4.刻んだ大根葉も投入して、砂糖一つまみと酒などを入れて味を調え、最後にしょう油を
 鍋肌からジャっと入れて完成です。


白いご飯が、何杯でも食べられます。
ご飯に混ぜて、おにぎりにしても美味しい。

子ども達も好きで、常備菜のつもりで作るのですが、すぐになくなってしまうのです。
いらない葉を、お客さまがちぎって捨てていく場所を備えているスーパーがありまして、
「もらってもいいですか?」と聞いたら、「どうぞ」ということでしたので
嬉しいことに、葉付きの大根を買わなくても、大根葉をゲット出来るときがあります。





ペーパーウェイト ブック型

2013年04月18日 | グラスリッツェン
K・Tさんのペーパーウェイトです。 図案はおなじみピーターラビット。

絵本は読んだことがない人でも、知らない人がいないと言ってもよいくらい有名ですね。
なにを隠そう、私も子どもと一緒に読もうと図書館で借りるまでは、お話を知りませんでした。
シリーズもたくさんあって、全部にピーターラビットが出てくるわけではないし
可愛らしい形のわりには、ちょっとシビアな内容・・・。
(ごく最初の、ピーターラビットのお話くらいしか借りてませんけれど。)

ピーターは、マクレガーさんの畑で野菜をむしゃむしゃ。
そりゃあ精魂込めて育ててきた人にしたら、見逃せませんよね。
つかまってしまうのかな?と、はらはらしながら読むところがいいのかもしれません。



大きさは、8cm×6cmで手のひらに乗るサイズです。
気に入った本があったら、表紙などを彫ると素敵ですよ。
もう、そのためにある様なガラスで、嬉しくなっちゃいます。


ピエロの鏡

2013年04月17日 | グラスリッツェン
今日も引き続き、作品のご紹介です。





こちらの鏡の周りはステンドグラス。
見ているだけで楽しくなるような鏡に彫ったピエロとウサギ
はもちろんですが、ステンドグラスもご自身が制作されたのです。

色とりどりの水玉モチーフが、風船やピエロといえばつきものの玉乗りの玉を連想
させて、マッチしていますよね。
制作者のIさんは、グラスリッツェンの前にステンドグラスの教室に通っていらしたそうです。
グラスリッツェンとステンドグラスのコラボレーション、素敵です。

作品に使用したピエロのモチーフは、いとうえりこ先生の本↓から


やさしい手彫りガラス装飾 マーレングラスリッツェン

マドモワゼルの鏡

2013年04月15日 | グラスリッツェン
冬の間枯れ木のようだった我が家のバラも、柔らかな緑の葉が茂るようになりました。

ほとんど手入れをしていなくて、虫を見つけると慌てて対処するくらいなのですが
それでも何とか咲いて、花の時期には楽しませてくれます。
知り合いの方からいただいて、植えてからもう7~8年くらい経つでしょうか。
紫色で、原種に近いような素朴な花です。

(写真は以前に撮ったものです↓)


もう少し庭仕事を一生懸命やれば、我が家の庭にバラのアーチも夢ではないのでしょうが・・・。


今日ご紹介する鏡のモチーフには、優雅な女性とバラのアーチが登場します。
広いつばの帽子を被ったこの女性は、「マドモワゼル」という雰囲気が漂い
バラのアーチをくぐりながらの散策が似合いそうです。

周囲がベニヤの、粘土細工用の素材です。




S・Kさんは、ご自分で粘土を細工して額縁の様に仕上げました。
ブロンズ色のアンティーク調の彩色も、作品に見事マッチしています。
まさしく「お宝」ですね。

野の花のピッチャー

2013年04月14日 | グラスリッツェン
今日は、K・Sさん作 「野の花のピッチャー」をご紹介します。

これはハンドメイドで、注ぎ口の形や全体のデザインも良く大変いいガラス素材だと思います。
そこに、たくさんの種類の野の花を彫りました。
野の花摘んできてブーケにしたら、本当にこんな感じなんでしょうね。
いつもキッチンの窓辺に置いて、楽しんでいらっしゃるそうです。





マーレングラスリッツェンパターン(いとうえりこ先生デザイン)より


いとう先生が主催されている、マーレングラスリッツェンの関西展が
一昨日から開催されています。

詳しくはこちら→ 「第5回 マーレングラスリッツェン関西展」
         4月12日(金)~17日(水)


素晴らしい作品の数々、煌くガラスの世界が待っています。

関西方面にお住まいの方、ご旅行にいらっしゃる方 ぜひご覧ください。






クラシックなボトル

2013年04月13日 | グラスリッツェン
細く長くやっているグラスリッツェンの教室ですが、通ってきてくださる生徒さんも
ベテランさんになりますと、大抵のカリキュラムは終えています。

ガラスの素材もお皿やグラスなど、ありきたりのものは少し物足りなく感じることもあるようです。

出来れば少しでも目先の変わったものをご紹介したい気持ちはあるのですが、最近は
すでにガラス自体に模様が刻んであったりと、プレーンな物が少ない気がします。

このクラシックなボトルは、生徒さんご自身が購入されたもの。
Mさんは、お買い物のついでに雑貨屋さんで、よくガラスを探していらっしゃいます。
厚みがあって堅そうですが、形がいいですよね。

あまり細かい細工には向いてなさそうだし、シンプルな図案にしたいという希望で
この古いお酒のボトルと栓抜きになりました。

ボトルにボトルを彫るって、センスがすばらしい。

出来上がった作品を、私のお気に入りスペースで撮影させていただきました。
う~ん。素敵です。




お気に入り空間(オーガナイズ最終回)

2013年04月12日 | ライフオーガナイズ
いつもいつも、片付けてもきれいにならないことがストレスになっていた私。
収納の本も沢山読んだし、試してもみましたが長続きしなくて。
私にあった片付け法、
アンジェリュクスさんのオーガナイズを受けて、片付けに費やす時間が減りましたので、ストレスから開放されております。
(忙しい時、疲れている時は若干もどりますが、それもまた自然なことと受け入れられる余裕も出てきました)

せっかく荷物を減らしたのだから、また増やしてしまわないようにと心がけていたのですが・・・。
大物が入ってきました。

いえ、でもこれは想定の範囲内。
リビングの隣の物置と化していた和室を、グラスリッツェン関係のものを集約した
私の大好きな空間へと、変身させるためのものです。


話は、オーガナイズの計画段階のことです。
和室を整理して、きれいになったならアンティーク調のテーブルを置くというインテリアの提案を
頂いていたのです。
アンティークの風合いを出した新品の家具もあるので、手ごろな値段の物を新規購入ということも考えていました。
ですが、私にはひとつ心当たりがあり・・・。

実家にまさにアンティークのテーブルがあったのです!
現在は食卓として使っておらず、荷物が置かれていましたので、
両親に「これを譲って」とねだりました。
ところが返事は「NO!」
たとえ今は使っていなくても、自分達が気に入って買ったものだからダメだというのです。

使わなくちゃもったいないだの、机がかわいそうだの、(今にして思えば)散々ひどいことを
言いました。

けれども結果は同じでしたので、「もういいや」と自分の中で諦めかけて、
しばらくは実家に行った時に、そのことは口にしないで両親の手伝いをしていました。
ある時、父から電話があり あのテーブルを譲ってやると言うのです。
「ありがとう」と返事をしたのですが、どういう風のふきまわしだろうと思いました。
それからは、何度か「いつ取りにくる」と催促されるくらい。

我が家にこのテーブルを運び込んだ時は、もう嬉しくて嬉しくて。
硬く絞った雑巾で、よ~く磨きました。

この頃思うのですが、「やっぱり返して」と言われたら、実家に返してもいい位。
一度手に入れたから満足という訳ではなくて。
すごくいい物だから、両親も手放すのが惜しかったんだと思います。
それを、譲ってくれた。
それに気がついたら、ありがたくて、気持ちだけでいいような気になりました。


お気に入りの空間ができたら、気分もアップです。
ここで充電したら、また頑張っていこう!という気になります。




先日、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「ミュシャ展」に行ってきました。
展覧会に行くと、作品を観たあとの熱にうかされて、何かしらのお土産を購入するのですが
今までは、しまい込んでいる方が多かったのです。
「せっかくだもの、飾らない方がもったいない」という考えは、オーガナイズを受けてから。
今回購入したカードは、早速お気に入り空間に飾ってみました。



これからも気持ちの良い暮らしのために、さらにオーガナイズを続けていきたいな。
「家を整える」から波及して、気持ちも時間も整えて行きたいのです。


植物図鑑

2013年04月12日 | 最近読んだ本


植物図鑑 有川 浩


有川浩さんの本、初めてちゃんと読みました。
前に、これとは別の本ですが図書館で借りて読みかけたことはあるのですけれど、
例のごとく一度に借りすぎて、時間切れで読みきれなかったという・・・。

この本は本屋さんでパラパラとめくった時に、ピピッと感じるものがありました。
扉の部分に、野の花の写真がいっぱい。

小節ごとに野花の名がついていて、その花にからめたストーリーがあるわけですが
いきなり「ヘクソカズラ」。
どんな花か知ってますよ。それでも、題名に「ぐいっ」と心をつかまれてしまいました。

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冬の夜、河野さやかは自宅マンションの前で行き倒れの若い男の子を見つける。
「お嬢さん、よかったらボクを拾ってくれませんか?」
翌朝、彼が乏しい食材で作った朝食にガッツリ胃袋をつかまれて、奇妙な同居生活が始まります。

お料理上手で家事も完璧。部屋を提供する代わりに、ハウスキーピングをやってくれるなんて
理想じゃないですか~。
仕事で落ち込むさやかの気分転換に、近所の川原でフキノトウとつくし摘みを教える同居人。
知っている個人情報は「イツキ」という名前だけの彼に、だんだん惹かれていくのだけれど・・・。
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7章のノイチゴでじんわり涙ぐみ、9章のアカザ・シロザ/ヨモギ そしてハナミズキでは
電車の中だったので、涙がこぼれないようにこらえるのが大変でした。

巻末に、話の中に出てくる料理の「イツキの道草料理レシピ」が載っていますよ。

小学生のころは、ヘビ苺を採ったり、笹舟作ったり、桑の実摘んだり。
道草だ~いすきな私でしたから、すごく夢中になって読みました。


最近は「なにか面白い本を貸してくれ」と娘から言われるので、これも貸そうかな。
ちょっぴりほろにが 道草恋愛小説って帯に書いてありましたけれど、別にね。
本の中では自分も何歳にもなれますし、空想するのは自由ですもんね。

甘いとか少女趣味なんて批判をする人は「ヘクソカズラ」喰らえでございます。

アスパラガス

2013年04月11日 | グラスリッツェン
春の食材を使ったパスタのことを、1つ前の記事で書きました。

今が旬の野菜、アスパラガスを彫ったお皿があるな~と思い出しまして
アップしました。



重なって見えるのは、手前の1本だけが表面から彫ってあるためなのです。

あえて両面彫りにしなくても良いですが、見た時に何だか不思議な感じがするので
好きなのですよね。

これは、ガラスだからこそ出来る遊びです。

アスパラガスが新鮮で、美味しそうに見えたら嬉しいなぁ。

春のパスタ

2013年04月10日 | 食べ物
先日、夫の両親が訪ねてきました。
月に1~2度ですけれど、何より孫たちに会うことが楽しみのよう。

ただ、お昼はどうしようかなと、毎回考えるところです。
外に食べに行ってもよいし、両親もご馳走するからと誘ってくれるのですが、中学生の娘は部活で
お昼をかなり過ぎてから帰ってくるし、彼女はあまり外食が好きではないのです。

今回はたまたま、前から春になったら作りたいな~と思っていたパスタがあったので
それに決定!

ソラマメと菜の花とアスパラ、それにベーコンを合わせた春のパスタです。
初めて作ったのですが、みんなの評判もよく大成功


ファーストトマトのサラダも添えて、彩りもgoodでしょう?


トマトの種の部分は取り除き、オリーブオイル・塩・バルサミコで和えただけですが
意外と美味しく、娘たちの好物です。

春はいいな~。
他にもタラの芽とか蕗の薹とか、春ならではの味が沢山あって、私は一番食材に季節を感じる時期です。