El Sol se Recuesta

バチルス・サブチリス・ナットーの日記

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再びの宗谷岬 五日目

2017-08-27 20:43:39 | ツーリング
宗谷ツーリング最終日。
久しぶりにホテルのベッドで寝たのだけれど、なかなか寝付けず目覚まし時計のアラームに起こされたのが、深夜1時。
キャンプマットに慣れちゃったかな。

早々に身支度を整え、チェックアウト。
テント撤収よりかはあっという間に出発できるのが、ホテルのメリット。
1時半には出発できた。
函館港に15分で到着。

搭乗手続きを済ませ、指定された場所で待機。
心残りなことばかりだけれど、だからこそ「また来年も」となるのが北海道ツーリングの醍醐味。
心はすでに来年の行き先を決めていた。



3時10分発のブルーハピネスに乗り込み、青森港到着6時50分

午前7時
青森から自宅へ向けて、東北縦断が始まる。

今回の目的は果たしているので、あとはただひたすら自宅を目指すのみ。
青森県から秋田県、山形県を経て福島県へ。



距離にして498km
かなり走っている気になるが、函館-宗谷よりも100kmほど距離は少ない。
驚きだ・・。

今回の給油詳細は

12日
9.2L 燃費:32.93km/L
10.17L 燃費:32.06km/L

13日
6.38L 燃費:29.78km/L 
6.76L 燃費:32.54km/L 
6.37L 燃費:31.55km/L 
5.89L 燃費:32.43km/L 

14日
8.22L 燃費:34.55km/L 
6.51L 燃費:33.33km/L 

15日
7.47L 燃費:32.53km/L 

16日
8.45L 燃費:33.02km/L 

帰宅後給油
20日
10.68L 燃費:32.4km/L 

総走行距離 2,283km


山形県から雨模様となり、「また雨かよ!!」と愚痴りつつようやく帰宅したのが18時半

暗くなる前に帰宅できた。




北海道滞在日数3日と短く、空模様に悩まされた旅だったけれど、大きなトラブルもなく今回も楽しい旅ができました。
ぼちぼち来年へ向けて、計画を立てて行こうと思います。

再びの宗谷岬 四日目

2017-08-26 20:08:58 | ツーリング
朝5時半
少しゆっくりめに起床。

テントから顔を出すと、昨日までの空模様が一変して、青空が見えた。
少し雲は多めだが、まずまずの日和だ。

いつものように、身支度を整え撤収作業に取り掛かる。
お隣のCRF RALLYライダーも起きて来た。

軽く挨拶を交わし作業を進める。
バイクを停めてある駐車場まで10mほどだが、テントのそばに停めてあるのとないのとでは、捗り具合が全く違う。
何度か行ったり来たりを繰り返し、積み込み完了。

CRF RALLYのライダーさんはこのあと北上して、気ままにノープランだそうだ。
いいね。

午前7時
函館へ向け、出発。
道道840号で海岸に向かい、岩内町の市街地を抜け国道229号へ。
ここからは延々海沿いを辿って行こうか。

岩内から蘭越、寿都町
寿都町のセイコマ 歌棄店で一休み


店から出るとカッパを着込んだCB400SFのライダーが。
(どこか雨なんだろうか・・・)
気になったので聞いてみると、函館は雨です。
とのこと・・・。
ここにきてまたか・・・。
でもしかたない。
いくしかない。

CB400SFのライダーさんに「ありがとう、お気をつけて」と声を掛け、再出発。


空の青さが気持ちよかったので、弁慶岬の手前で一枚。

島牧村を過ぎ、せたな町へ来る頃
海沿いを走るの飽きてしまった。
このまま海沿いを行くと、函館に着くころには夕方。せっかくだから、早めに函館入りして街の散策でもしよう。
と予定変更。

せたな町から道道232号へ。今金町で道道263号、道道42号を経て、八雲町へ出る。
八雲町からは国道5号でまっすぐ函館だ。

午前10時ごろ函館に到着。
さて、まずは泊まるところ。
フェリーの搭乗予定時刻が16日深夜2時なので、キャンプするかどうするか迷った挙句、無難にホテルへ。
周りが寝静まっている時間に撤収作業するのはすこし気が引けたからね。

昨年、見学してみようと思っていた、函館五稜郭の近くのホテルにチェックイン。


バイクを預けていざ、街歩きへ。
まずは昼飯。


ホテルの隣の食堂でうに丼定食。

腹拵えをすませ、函館五稜郭


五稜郭タワーのガラス越し



箱館戦争供養塔


五稜郭の堀に浮かぶ水草(五稜郭のような模様が不思議)




箱館奉行所


往時の姿をそのままに2010年に完成


五稜郭をひとしきり見たあとは、お土産を買うために赤レンガ倉庫へ。
といっても、五稜郭から4kmあるのでそこはタクシーを使います。
行き先を告げ、タクシーの運転手さんにいろいろ話を聞いてみる。
このところの天気はおかしい。とか、函館の見どころとかいろいろ教えてもらう。
(半日で全部は無理なんだけれど)


到着 函館赤レンガ倉庫







そしてお土産を買い、宅急便で送る手はずを整え周辺を散策。


二十間坂 バイクでくりゃよかった(;'∀')


平成7年まで使われていた、路面電車の旧操車塔 6基あった内の一つだけを残してある

函館の夜景を写真に撮りたかったけれど、今夜は早く寝ないといけなかったので今回も断念。
そのうち見られる時も来るさ。

17時
ちょっと早いけど、ここで晩飯。
ホテル近くのラッキーピエロでもと思ったけれど、さすがの行列だったので赤レンガ倉庫そばのまるかつ水産で回転ずしを。





函館入り午前中で正解だったかも。
たった半日だったけれども、コンパクトな街ながら見どころいっぱい。
全部見て回るなら、2、3日必要かもね。
北海道最終日、充分満喫してホテルで就寝。
明日は青森から一気に自宅まで帰らなくては・・・。



8月15日 走行距離 231km



再びの宗谷岬 三日目

2017-08-25 20:39:14 | ツーリング
14日 午前4時
フライを叩く雨音に目を覚ます。
ザーザー降りではない様子なので、すこし安堵した。


顔を洗うために表へ出てみると、路面は濡れているもののほとんど雨は降っていなかった。

撤収するなら今のうち

朝の身支度を整え、撤収作業を済ませる。

まだ雨は降ってこないが、空は曇天のまま。
この先どこで降られるかわからないので、カッパを着込みいざ出発。


海沿いを南下し・・・。

あとのことは何も決めず。


キャンプ場を出て国道40号を豊富町の町中を走る抜ける。
昨日、買い物に来たセイコマで飲み物でもと思ったものの、開店前だったのでしかたなくスルー。
稚内国道をさらに先へ。
幌延町郊外で国道232号へ分岐、天売国道を進み天塩町。
遠別町、初山別村、羽幌町、苫前町、留萌市、と延々走り続ける。
ここまで去年、今年と北上のみのコースだったのだけれど、南下する景色も良かった。

留萌市から先は初めてのルート。
ここで国道231号にスイッチ。
ほどなく、増毛町の案内表示が。
「増毛」といえば。

昨年12月に廃駅となった、留萌本線の旧駅舎があるので立ち寄ってみる。


あった。

誰しもが撮るアングルで一枚。


「ご利益ありますように」

ここにきてようやく青空が見えてきた。
この先、天気がいいといいな。と願いつつ、先へと向かう。

ここまで来たら、積丹半島へ行こう。


ところが・・・。

石狩市、小樽市、余市町を過ぎ、古平町あたりからさっきまでの青空がまた曇天に。
積丹町から丸山へと登り始めたあたりでまた雨が・・・。
国道229号から道道913号へ曲がり、積丹岬へ向かったもののやっぱり雨。
なのでここもスルー。
先の神威岬も雨。
駐車場までは行ったのだけれど、雨に加えて強風。
展望台まで行く気になれず、駐車場をぐるっと一周してきた道を戻る。
国道229号(雷電国道)へもどり、神恵内村のほうへ。
神恵内村も雨。
そろそろ、今夜の泊まるところを決めないと・・。
泊村を過ぎ、岩内町へ。
ここで近くのキャンプ場を検索。
「いわないリゾートパーク マリンビュー」
フリーサイト2,000円/張 とちょっとお値段高めだけれど、ここで逃すと、それこそ野宿になってしまう。
ビジネスホテルに素泊まりするよりかは安いから良しとしよう。

センターハウスで受付を済ませ、指定されたフリーサイトへ。
センターハウス周辺にオートサイト、少し登ってバンガローサイト、敷地の最上にあるフリーサイトへ。
浜松ナンバーのCRF RALLYが一台いた。

ファミキャンパーを避けて、サイトの一番端っこへ設営開始。



するとCRF RALLYのオーナーが声を掛けて来た。
互いに情報交換しながら設営。
一通り準備を終えたので、食事をしに岩内の街へ降りる。

美味そうな天ぷら料理を出してくれるお店が検索でヒットしたので行ってみる。


鮮魚料理 こぶし

カウンター越しに板前さんが包丁をさばき、新鮮な魚介を調理してくれるお店。
カウンターに座ると、目の前で牡蠣を盛り付けていた。
(牡蠣食えればなぁ・・・。体に合わないからなぁ・・・。)
そんなことを思いつつ、天ぷら定食をオーダー。

しばらくして


揚げたてぷりっぷりのえび天、ホタテの天ぷらなどとてもおいしい。
茶碗蒸しはコーンのエキスで少し甘め。
甘い茶碗蒸しは苦手なんだけれど、これはイケる。
出てきた量で充分だったのだけれど、お店のおばちゃんが「ごはんおかわりするかい?」
訊ねてきた。
充分だったので「いえいえ、けっこうです」と満面の笑みで返す。

大満足で店を後にし、キャンプ場へ戻る。
サイトの駐車場にバイクを停め、シャワーを浴びにセンターハウスまで徒歩でむかう。
ファミキャンパーの子供たちが元気に肝試ししている。
センターハウスまで、かなりの距離だ(笑)
せっかく流した汗も、帰りにまた噴出した。

戻ると岩内の夜景が見事だったので、カメラと三脚をセットし一枚。

眺めが良い


夜風で汗も引いたところで、テントに戻りこの日は就寝。
明日はどこを通って函館へ向かおうか・・・。




8月14日 走行距離 428km (青森市から福島市くらいの距離だぞこれ)

再びの宗谷岬 二日目

2017-08-24 21:54:38 | ツーリング
22時25分、定刻通りにに青森港を出航した新造船「ブルーハピネス」は翌2時に函館港へ入港。
雨は降っていなかったけれど、下船してすぐカッパを着込み、目的地「宗谷岬」へ向けて、
すぐに出発。

夜で空の様子もよくわからないうえでの判断でもあります。
さて、ここから先は一気に北上する行程なので、途中の観光など一切なし。
滞在期間が三日なのでしかたありません。
函館を出てから海沿いを北上。
駒ヶ岳の縁を通り、八雲町を経て長万部、豊浦町。
ここで国道5号から逸れ洞爺湖を掠め、留寿都村、喜茂別町、そして札幌市。
しかしまだ行程の半分も熟していない。
先はまだまだ長いのだ。

札幌ICで道央自動車道に乗り、時間を稼ぐ。
深川西ICで一般道へ下り、小平町へ。
ここから国道232号線俗にいう「オロロンライン」を北上。
オロロンライン、クライマックスの道道106号も、貝殻を敷き詰めた白い道もすっ飛ばし、

ついに到着
宗谷岬



記念写真を撮るために行列していたので、急ぎお土産屋さん「柏屋」

そしてついにゲット

「日本最北端到着証明書」

今回の旅の目的は果たされた。
あとは帰るだけ。
1,000km彼方の自宅へ向けて帰ろう・・・。

さすがに宗谷の近辺で宿泊しなければ、身体が持ちません。
ということで、事前に調べておいた天塩郡豊富町の兜沼公園キャンプ場へ向かいます。

走ること小一時間
ようやく辿り着きました





奥のインフォメーションセンターで受付を済ませ、幕営開始


できるだけ雨を避けたいので、木々の間にセッティングしました。



設営を終え、場内を散策。


芝が綺麗な木立の中のフリーサイト


広々バンガローサイト


兜沼


キャンプ場入り口の白樺林

口コミサイトで評判がいいだけのことあって、とても良いキャンプ場です。
持参テント ライダー料金 510円/張
次回、宗谷方面へのツーリングにはここを利用したいと思います。


インフォメーションセンターでは食事もできるようで、晩のご飯を予約。
食事の時間まで2時間ほど空いたので、飲み物を買うために近くのコンビニを検索。

近くのセイコマまで    20km

行って帰って 40km

郡山市から福島市くらい走ることに(笑)

お買い物ツーリングから帰って、マットやシュラフを広げ着替えを済ませたらちょうど食事の時間になったので、
インフォメーションセンターへ。

予約していた
ジンギスカン定食




肉厚でボリュミィー、そしてジューシー!
うまいっ!!

ごはんおかわり自由で、おひとり様1,000円
とても贅沢な晩飯です。

食後はシャワーを浴びて、テントでまったりとネットサーフィン。
20時ごろ眠くなり、この日はここで就寝。
一日悪天候の中、走りっぱなしだったのだけれど、最後の最後で大満足でした。
翌日からノープラン。
行き先も寝床も決めてません(笑)



8月13日 走行距離 656km


再びの宗谷岬 一日目

2017-08-23 20:44:58 | ツーリング
昨年の北海道ツーリングで訪れた「宗谷岬」へ、
再訪してきました。

なぜ?

実は昨年、宗谷岬に訪れた喜びと感動で、「日本最北端到着証明書」なるものをゲットするのを忘れていたのです。
なので、今年の北海道はリベンジツーリングの様相を呈しています。

そう・・・目的は「日本最北端到着証明書」のゲット!!

ということで



まずは行きの行程

12日の昼すぎ自宅を出発
フェリーの搭乗時刻に合わせるため、東北自動車道で一気に北上。
宮城を過ぎるあたりから雨模様になる。
この後、青森港までずっと雨が降ったり止んだり・・・。
青森県に入るころ、ちょうど晩御飯の時間だったので途中のSAで食事を



そして青森港へ向けて再出発
あたりは暗くなり、愛車の排気音と雨の当たる音が奇妙な不協和音を奏でる。

午後8時過ぎ

ようやく青森港へ到着



フェリーターミナルで搭乗手続きを済ませ、二階の休憩所へ
そこには、これから渡道する多数のライダーの皆さんがいた。
みんなどこから来たのだろうか、すでに疲れ切った感じでぐったりと椅子にもたれかかっている。
天気が天気なだけに、無理もないとは思うのだけれど・・・。

午後9時過ぎ
乗船を促すアナウンスが流れ、いよいよフェリーに搭乗。
函館へ向けて出航するのであった。


この日の走行距離は465km


上海アリス幻樂団