STUDIO ZODIAC

黄道12星座のように様々な得意分野で活動を続けています。

クマたん大地に立つ_〆ヾ(・(エ)・ ) サラサラ

2004年05月01日 | ■ (;・(ェ)・)ノ【クマ】
オオカミに育てられた子供は、保護された後も、生涯直立する事が出来なかったそうだ。

「これが本当のオオカミ少年!」っていうネタじゃなく、本当の話である。
まあ、実際オオカミ少女だった訳だし・・・

ヒトが手を使う、直立するためには、背中と腰の柱となる拘束された部分が必要不可欠となるが、成長するに従って動きを抑制する諸刃の剣にもなる。 肩こり、腰痛の原因がコレに当たる。

オオカミに育てられた子供は、幼年期に腰が座る事がなかった為、生涯立つ事が出来なかった訳だが、直立後、ヒトが先に進むためには、拘束した部分を解き解(ほぐ)す必要がある。

「コツ」という言葉をよく使うが、漢字で「骨」と書く。

言葉の意味を広辞苑で調べると、「物事をなす、かんどころ。要領。ぐあい。呼吸。」などと出て来るが、実際の処は読んで字の如く「骨(コツ)」で、骨(ほね)で立つ事から由来していると思う。

物体が静止するという現象は、相対するチカラが均等になった為に起こる現象であり、地球上で「直立」出来るのは「重力」と「抗力」が釣り合ったという事を意味する。

決して「筋肉」で直立しているのではなく、骨で立ち筋肉によって「モビール」のように、バランスを取っているのである。 筋力をゼロにしてしまえば、壊れたマリオネットのように重力に引っ張られ、自由落下する。 100のチカラで直立するのも、1のチカラで直立するのも同じなのだが、無意識に「安定」を求めて彫像のように身体を固めるようになってしまう。

最小限の筋力で、積み木のように足元から「骨(ほね)」を積み上げて立つ事こそが、「重力」から開放された地球上で最も快適な状態、すなわち「骨(コツ)」なのである。

「骨(ほね)」で立つ為には、内踝(うちくるぶし/ないか)の真下に重心を置いて足の裏を均等にして立つ必要があるのだが、一般的に重心が前過ぎるのでヒザや足腰を悪くする。
逆に骨で立つようになると、今まで筋肉に阻害され「知覚」出来なかった「センター」などの身体意識が、脊髄廻りの感覚器官が開放され認識出来るようになる。

本来のポテンシャルの一部を垣間見た時、身近に「神」の存在を感じ、感動すら憶える。

古来より、「ヒトは神の姿に似せて造られた」と言われるのは、その辺りにあると思う。 誰もが「赤ちゃん」の時、通ってきた「道」であり、簡単な事ではあるが「立つ」事すら蔑(ないがし)ろにされている。 だが、「お手本」となる素晴らしい生き物が、居る事を忘れてはならない!

「クマ」が「神の使者」とされてきた理由の1つに「天地をセンターで繋がれてスーッと立った様」だったのではないかと思う。

もっと、我々はクマたんや赤ちゃんを見習うべきである!>(;・∀・)ノ

【六合クマたんシリーズ】
クマたん停止命令_〆ヾ(・(エ)・ ) サラサラ
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