黒猫Mayの山登り日記

人生、山あり岩あり猫もあり
山登りに挑戦中 
槍ヶ岳の次は剱岳だ ♪  

憧れの千畳敷カールから木曽駒ヶ岳へ

2016年07月27日 | 南・北・中央アルプス
長野県宮田村にある百名山:木曽駒ヶ岳に登る
この山に登るには、マイカー規制があるため、
駒ヶ根高原・菅の台バスセンターに駐車し、路線バスでしらびそ平まで行き駒ヶ岳ロープウエーに乗る。

7月24日(日)
今夜は菅の台バスセンター駐車場で車中泊
駐車場は普通1日とか1時間いくらなのだが、ここは1回600円なのだ。
何日泊まっても、出なければ600円ってことらしい。



さあ、歩いてすぐの温泉に浸かってさっぱりしよう
早太郎温泉・こまくさの湯:料金610円



狭い車中にまた3人で寝た・・・  
明日は晴れますように 


7月25日(月)
曇り空
5時15分の始発のバスに乗ろうと4時に起きて支度し5時前に並んだ。
スロースタートの我が家にしては画期的に予定した時間に行動した。
でもバスが来る気配なく、他に並ぶ人おらず。
「え~、おかしい??」と、バス時刻表をよ~く見たら、平日の始発は6時15分だった。
1時間早かった(泣)

気を取り直して、ベンチに座っていると6時前には続々と人が並び始める


バスからロープウエーと乗り継ぎ7時には千畳敷に着いた

さあ、いよいよ登るぞ 
天気予報は曇り時々雨だったが、着いたら極上の景色が広がる
これが憧れだった千畳敷カール!!

高山植物が見ごろのはずだったけど、ないな~








振り返ると出発してきた千畳敷駅がカールが見える












徐々に高度を上げてきつい岩だらけの道を登っていたら、荷物を背負った強力さんを追い越した。
荷物の重さは40kgだって、すごすぎる。手にはTVのアンテナまで持っていた。
つづら折りの急坂をゆっくり休み休み登っていた

ごくろうさまです





8:05 乗越浄土(のっこしじょうど)に到着



つら~い登りを上がって見晴らしは最高
頂上じゃないけど思わずテンションMAX 



宝剣岳がすぐ近くに見えた
「帰りに登れたらいいね」(山行計画にはないが)



次は中岳をめざす
宝剣山荘の裏手から登って行く






尖がった巨大な岩






8:40 岩だらけの中岳到着



振り返ると、宝剣山荘、天狗荘、宝剣岳が見えた




9:10 木曽駒ヶ岳に到~着

ツレはギブアップみたいな万歳





雲が下に見えるって最高の気分



雲の向こうに浮かんで見えるのは木曽御嶽山



空気が薄くて、パンパンに膨れ上がったカップラーメンと味噌汁



天気予報がはずれて、頂上は日差しがたっぷりで暖かかった。
早い昼食を堪能し、10時前に頂上を後にする。


濃ヶ池分岐をめざして馬ノ背といわれるやせ気味の尾根を行く



コマウスユキソウの群落




吸い込まれそうな崖を通る

  

下に濃ヶ池が見える



だんだん霧が濃くなり、登山者とも行き会わず不安な時間となった
11:15 1時間半くらいかかってやっと濃ヶ池分岐に着く
長かった~



ハイマツの松ぼっくり
茶色以外の松ぼっくりを見るのは初めてだ



11:35 そして濃ヶ池へ着いた


この後は、宝剣山荘までの地味な1時間以上の急登がきつかった。
ヘトヘトで乗越浄土に戻るが、後は千畳敷駅まで降りるだけなので楽な気分になった。

14時過ぎに千畳敷駅に着く頃に雨が降り出した。

大混雑のロープウエーに乗り込み、バスを乗り継いで無事菅の台バスセンターに戻ってきた。

宝剣岳には登る体力も気力も残っていなかったので、今回はパス。
次の楽しみにすればいいのだ。
晴れた頂上の滞在はとってもラッキーだった。
ツレ曰く「日頃の行いがいいからね~」と。
どうだか??

今回から、登山届をネットで送れる「コンパス」を利用することにした。
初回登録さえすれば、後は簡単に記入できて緊急連絡先にもメールが自動配信される。
下山したら、下山届を忘れずまた書き込むだけだった。

























マイペース 日光白根山2578m

2016年07月20日 | 日光・那須
7月17日(日)
群馬県片品村にある日光白根山に登る。
関東以北の最高峰2578m

今回の登山のきっかけは「今週も予定がないな~」としょんぼりしていた私に名古屋にいる子からのメールで始まった。
「急ですが、今週末に〇△(我が家)に帰っていい? Y(嫁)が友達に会いに横浜に行くのでせっかくの機会なので、オレも〇△に帰ってゆっくりできればと思います」と。

「よっしゃー、山へ連れてけ~」とさっそくガイドブックで検索
車で3時間くらい、歩行時間5時間弱、標高は高いがロープウエーという強い味方あり、しかも百名山だ
という訳で日光白根山に決定
膝の調子が気になるが、登れなかったら戻ればいい・・それがマイペースで行ける家族登山のいいところだからである


私、ツレ、子の3人で自宅を5時に出発
8時過ぎに丸沼高原駐車場に到着




ロープウエーに乗り場までは3分程



丸沼高原センターハウスから出発



行きも帰りもロープウエーを利用する温泉入浴券つきの割引券を購入



山麓駅は標高1400m
スイスイと並ぶことなく乗れた



霧が濃く、頂上の視界は望めそうもない



9時 山頂駅到着、ロックガーデンに出る
標高2000mとは思えない整備された空間にビ~ックリ

中央に見える山がこれから登る白根山


二荒山神社で祈願し、いざ出発  



立派な鹿対策ゲートを抜けて



登りが始まった

ツレよ、置いて行かないで・・
このあともドンドン先に行き、頂上で「30分も待っていたぞ~」と知らされた。
他の登山者もたくさんいたし、子もいたから安心して、離れたのだろうが・・。






大日如来



巨大な岩の横を通り



新緑が綺麗






登る人多し・・・
抜いたり、抜かれたり・・・




ハクサンシャクナゲ



頂上が見えてきてきたゾ~


 
登ってきた道を振り返ると、山も道もゆったり広がっている



頂上の稜線もはっきりしてきた






頂上はゴツゴツ岩の集合体、人・人で激狭だ



11時45分
私らも到着~~   



頂上に温度計が設置されていた、22℃



頂上周囲には休息できる岩場が広がっている



五色沼が下に見えた



絶壁に上がりポーズをとっていた強者たち



昼食だ
持ってきたぞ、ず~~っと欲しかったコンロ



でもお湯を沸かしただけだった 

ラーメンがしょっぱいとツレと子にはちょいと不評だった

天気予報は曇りだったので、晴れ間は期待せず「雨が降らなけりゃ、儲けもんだ」と思っていたが以外に晴れて、頂上から遠くの山々が見えて最高の登山日和となった。

さあ、1時間も休んでしまった
下りは弥陀ヶ池方面に降りる

左側の崖に落ちたら、命ないよ   



急な岩場を下る
足が届かない崖は後ろ向きで足場を探しながら降りた



大きな岩の下りでは汗が噴き出すくらい緊張の連続だったが、徐々に緩い下りになり長く感じられた道もロープウエーの音が聞こえてきて終わりとなった。

15時15分 ロックガーデンに帰ってきた
「天空の足湯」からは上州の山が見渡せるらしい

私たちは麓に降りてから、センターハウスの中にある日帰り温泉に入った。


膝の違和感があるので、ゆっくりしか歩けなかった が、ひどくならずに無事登れたことに感謝。
思いがけない息子との登山ができて、思い出に残る日光白根山だった







ワクワクしよう ♪

2016年07月16日 | 日々のくらし
梅雨だからしかたないけど、パッとしない天気ばっかり 
 気持ちが沈む
膝に水が溜まり1ヶ月以上経ってしまった
楽しみにしていた穂高や槍の7月・8月の山計画が頓挫  


ショックで消化不良の日々になってしまった
でも楽しく過ごしても、過ごさなくても一日は過ぎていくノダ

そうだ、体を動かしてみよう 

庭に降りた
草取りや枯れた花を切っていたら、こ~んなお宝見~つけ  
茗荷とブルーべリー(トラちゃんも私の宝もの)



ささやかな庭からのプレゼントに、心わくわく してきた

登山学校 重~いリュックを背負う

2016年07月06日 | 登山学校
7月2日(土) 第2回登山学校
机上講座「登山と運動生理」

体組成と体力の測定を行う
結果は散々でしたね。

身体の33%が脂肪化?していた(ひぇ~)

体力はもっと悲惨だよ~

元々身体が硬くて柔軟性にかなり乏しかったが、加齢が拍車をかけていた??
一緒に参加した友達からは「大丈夫だよ。このまま70代になったら、若い体力年齢になるから」と励まされる
なんとなく分かっていたことが、数字で実証されたってことだ

講義の抜粋・・・以下3つ
本格的登山での消費カロリーはスゴイね 

                               講義レジュメより

疲労しないためには「ゆっくり歩く」



筋トレして(しながら)、山に行こう



午後は近くの公園で荷物のバランス体験




水が入ったペットボトルやポリタンク



それをザックに詰めて担ぐ

屈強な男性たち(20kgなんて信じられないよ)

脈を担いで歩く前と、歩いた後に測り自分にどれくらい負荷がかかるかを知る。


一人一人公園を半周、丘を登ったり下ったり、階段も歩く
女性だって16kg担ぐ

転びそうになったら、助けられるように横や後ろに人が付く。

私も背負い歩いたが、暑さと、緊張と未体験の重さに汗が流れる   
水が揺れて身体が安定しないし、肩も痛い 
実際に山道を5~6時間歩くのはできないな。
せいぜい5kgくらいの荷物しか背負わないことにしようと(心の中で)誓った