織田選手のスケート靴

彼のスケート靴をみて驚きました。

彼はなぜこんなボロボロの靴を履いていたのでしょうか。
「チャップリンメドレー」の演出だったのでしょうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
インタビューに答えながら、涙で言葉がつまってしまった織田選手。



４年に一度のオリンピック。
スケート選手が大会で演技を披露できるのは１年に数回。
あとはひたすら練習の日々。
汗と涙がしみこんでいるであろうこのスケート靴。
その靴ひもがまさかの大一番で切れるなんて・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　


後でヤフーニュースで知ったのですが、
ひもは演技前から切れていたようですね。
演技を始めてからのなんとなく不安そうな表情が気になっていたので、
ひもが切れて演技を中断した時、もしかしたら最初から切れていたのではと思っていました。
試合前で感覚が狂うのが嫌だったので、
切れたところをくくってやることにしたという織田選手。
この判断が凶とでてしまったようです。
もうこうなると運命としかいいようがありません。


靴ひもを直して、またリンクに戻った織田選手。
よく気持ちを立て直したと思います。

銅メダルの高橋選手も守りに入れば金が獲れていたかもしれないと言われていましたが、
果敢にも４回転に挑みました。

ほんとに見ごたえのある男子シングルフィギュアフリーでした。
高橋選手、織田選手、そして４回転を見事成功させた小塚選手お疲れ様でした。
素晴らしい演技とあなた方のこれまでの気の遠くなるような努力、
強靭な精神力に心から敬意を表します。

感動をありがとう！！！



追記
２月２０日の朝日新聞に、
織田選手は昨年５月に下ろした靴を履いて臨んだとありました。
高梨選手は先月末に下ろしたばかりだったそうです。
履き心地にかなりのこだわりが織田選手にはあったのでしょうか。