you are my sunshine

40代で始めて今や60代。
光陰矢の如し。年明けたらあっという間に年の暮れ。

サンタクロースの部屋 ~松岡享子・著~

2011-12-20 | 
サンタクロースはいるのか
もちろんいるに決まっているのですが、

「サンタクロースの部屋」(松岡享子・著)は、
その疑問にヒントを与えてくれます。





「子どもたちは、遅かれ早かれ、サンタクロースは本当はだれかを知る。

 知ってしまえば、そのこと自体は他愛のないこととして片付けられてしまうだろう。

 しかし、幼い日に、心からサンタクロースの存在を信じることは、その人の中に、

 信じるという能力を養う。わたしたちは、サンタクロースその人の重要さのためでなく、
 
 サンタクロースが子どもの心に働きかけて生み出すこの能力ゆえに、

 サンタクロースをもっと大事にしなければいけない」

-中略-

 心の中に、ひとたびサンタクロースを住まわせた子は、

 心の中に、サンタクロースを収容する空間をつくりあげている。

 サンタクロースその人は、いつかその子の心の外へ出ていってしまうだろう。
 
 だが、サンタクロースが占めていた心の空間は、その子の中に残る。

 この空間がある限り、人は成長に従って、サンタクロースに代わる新しい住人を、

 ここに迎えいれることができる。

-中略-
  
  むしろ、見えないものを信じることを恥じ、サンタクロースの話をするのは、

 子どもをだますことだというふうに考えるおとなが、

 子どもの心のふしぎの住むべき空間をつぶし、

 信じる能力を奪っているのではないだろうか。」




僕の寂しいサンタクロース(仮)





サンタクロース。
されどサンタクロース。
悲喜こもごもの思い出。

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2 コメント

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Unknown (tsubaki)
2011-12-20 10:46:55
朝から泣けた。
岩崎さんやるなぁ。
セリフが九州弁なのが可愛い

そっか、お父さん経由でサンタさんに希望が行くのか。
我が家はどうだったかな?
全く覚えてないや…。
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tsubakiちゃん♪ (rimi)
2011-12-20 11:23:57
そう博多弁よ~!

うちは、父が仏教徒だからといってなんにもなしよ。
ローストチキンは、鶏がいたから母が焼いていたけどね(汗)

でも靴下は兄弟で毎年枕元に置いていたわ。
今年は来てくれるかな~って。
もちろん私も真実は知ったけどね(笑)

ただサンタクロースはだれもみたひとはいないし、いないことも証明できないもんね♪
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