長年の“相棒”。

朝見ると、愛用の腕時計の針が止まっていた。
さっそく近くの時計店まで、自転車で飛ばす。
その店での電池交換代は、600円程度。けっこう助かる。

それで考えた事。

思えばこの時計、今まで何度の電池交換した事か。バンドの交換も。
覚えてない、というより、数えるのをとうに止めてしまった。

何せコレ、買ったのは15の春。高校入学の頃。
私にしては珍しく、長年使い続けてる物の一つだ。
(……当方、しょっちゅう物を失くすタイプでして……)

当時買った店のショーケースでは一番安かったにも関わらず、
健気に頑張ってくれている、この時計。長年の"相棒"だ。
瑠璃色の文字盤と、銀色の針が気に入って、即買いしたんだった。確か。

因みに針は、敢えて数分進めてある。待ち合わせの時刻を守るために。
と言いますか、正確に合わせても、いつも勝手に進み気味になる。謎である(笑)。
そんな「時計さん」を眺めつつ、しみじみ思う。


一日でも長く、付き合っていきたい。来年も、ずっと。


それでは。また次回。