好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

事件65『本庁の刑事恋物語2』(第23・24巻)考察。

2011-01-02 | 『名探偵コナン』原作考察
高木刑事の成長譚。

高木の失敗で逃げた犯人を捕らえた佐藤の失敗で、
事件の真犯人を追う事になった高木(とコナンら小学生グループ)。

序盤では「高木<佐藤」だった力関係が、
終盤では「高木>佐藤」と逆転している点は
興味深い。

そして、そんな二人をつなぐ役目を果たしているのが、
コナンである。
佐藤に期待を託されて、高木にヒントを示しつつ、
最後には阿笠の頭を蹴倒してピンチを切り抜ける。

事件のトリックについては、
以前の『時代劇俳優殺人事件』が参考になる。
事件関係者それぞれが同じマンションに住んでいる
という部分が共通している。

なお、エピローグで知らされる、佐藤の父親の事情は、
『本庁の刑事恋物語3』に登場するので要チェック。

それでは。また次回。
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