好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

事件75『本庁の刑事恋物語3』(第27巻)考察。

2011-03-20 | 『名探偵コナン』原作考察
以前から匂わされていた、佐藤の父親に関するエピソードが明かされる。

佐藤の父親・佐藤正義が逃した強盗犯の正体を、
高木が見破ったところから、物語は動き出す。

その強盗犯についての謎解きは、至極単純。
ローマ字を習っていれば、小学生でも気づけるはず。
むしろ、この程度の言葉遊びを、
警視庁が18年も解けなかったというのが不思議だ。

が、その単純な事件は、都内連続放火事件も重なったため、
一気に加速の急展開。

囚われの身となった高木を捜すため、
そして18年前の事件の決着を付けるため、
佐藤はコナン達少年探偵団と共に、街を駆け抜ける。

結果的に、高木は独力で脱出を果たすが、
佐藤の思い出を壊すまいと、
最後まで手錠の鎖を切らなかった事には拍手を送りたい。
あの風体で、人混みで野次馬扱いされたというのも彼らしい。

かくて、佐藤は過去のしがらみを一つ振り切った。
だが、やがて新たなしがらみが、またも現れるのだ。


それでは。また次回。
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