「最近動物性たんぱく質を摂らないようにしてるので、肉も魚も乳製品もほとんど食べてないんです」と言うと「えー、ベジタリアンになったの?」と言われることがあります。マクロビとベジタリアン、なんか違う。でもまあ、何を食べるかということだけをとっていえばベジタリアンということになるのでしょう。一方、マクロビ実践者を指す「マクロビアン」という言葉もあるようです。日本での造語なんでしょうか? ちゃんと言うなら「マクロビオティシャン」になるような気がしますが。
以前に海外関係の仕事をしていたことがあり、特にイギリスやドイツの人たちと話す機会が多かったのですが、彼らの中にはベジタリアンが何人かいました。ベジタリアンになるのにはいろんな動機があり、私がこれまで聞いたのは以下の4種類です。
(1) 宗教上の理由
(2) 健康のため
(3) 肉がきらい
(4) ベジタリアンはカッコいい
おおよそこの順に厳格だと言えるでしょう。(1)は宗教・宗派によって食べてはいけないもの(肉や魚だけでなく卵もダメとか)が違うようです。(2)の中にはマクロビを実践している人もいるのかもしれません。(4)は一部に若者の風潮としてあると聞きました。
調べてみたら、ベジタリアンには以下のような分類がありました。
・ベジタリアンとは? (日本ベジタリアン協会)
マクロビと同じように卵や乳製品を食べない人は「ビーガン(Vegan)」と呼ばれるようです。ただしマクロビでは動物製品を身につけることまでは禁じていませんから、このページに載っている用語の中ではダイエタリー・ビーガン(Dietary Vegan)にあたるのでしょうか。dietary(ダイエットの)というのは気に入りませんが。
近代ベジタリアン運動はイギリスで始まったようですから、イギリスの人たちにベジタリアンが結構いるのもうなずけます。
しかし上記のページ、マクロビのマの字も出てきませんね。「ベジタリアンの有名人」として載っているマドンナやマイケル・ジャクソンはマクロビ実践者のはずですが。
以前に海外関係の仕事をしていたことがあり、特にイギリスやドイツの人たちと話す機会が多かったのですが、彼らの中にはベジタリアンが何人かいました。ベジタリアンになるのにはいろんな動機があり、私がこれまで聞いたのは以下の4種類です。
(1) 宗教上の理由
(2) 健康のため
(3) 肉がきらい
(4) ベジタリアンはカッコいい
おおよそこの順に厳格だと言えるでしょう。(1)は宗教・宗派によって食べてはいけないもの(肉や魚だけでなく卵もダメとか)が違うようです。(2)の中にはマクロビを実践している人もいるのかもしれません。(4)は一部に若者の風潮としてあると聞きました。
調べてみたら、ベジタリアンには以下のような分類がありました。
・ベジタリアンとは? (日本ベジタリアン協会)
マクロビと同じように卵や乳製品を食べない人は「ビーガン(Vegan)」と呼ばれるようです。ただしマクロビでは動物製品を身につけることまでは禁じていませんから、このページに載っている用語の中ではダイエタリー・ビーガン(Dietary Vegan)にあたるのでしょうか。dietary(ダイエットの)というのは気に入りませんが。
近代ベジタリアン運動はイギリスで始まったようですから、イギリスの人たちにベジタリアンが結構いるのもうなずけます。
しかし上記のページ、マクロビのマの字も出てきませんね。「ベジタリアンの有名人」として載っているマドンナやマイケル・ジャクソンはマクロビ実践者のはずですが。
>しかし上記のページ、マクロビのマの字も出てきませんね
IVUの記事としてマクロに関しては、以下の記事が掲載
されています(英語版)。日本語版では訳しておりません。
基本的にマクロは広い意味でのベジタリアンと捕らえている
ようにも思いますが、記事を読むと対抗意識が結構あるのかな?とも思います。
聞くところによると、米国ではベジタリアンとマクロはあまり交流がないようですが、日本では菜食自体少数派であるせいか案外ベジタリアンもマクロビアンも仲良くやっていることが多いような気がします。
http://www.ivu.org/faq/definitions.html
へて、今に至っているように思います。
(その辺は、蒲原聖可氏の著作の久司氏の活動の歴史に
ついて触れている部分に詳しいです)
なので、誤解や解釈の問題というよりは、当初はかなり
問題があったのだけど、批判や失敗などいろいろあって、
それに対応するかたちで主張を変えてきたのではないで
しょうか?
いまのように自然食や伝統食からかけ離れた
食事が推奨されていた時代ですから、全粒穀物
や豆腐とかそういった食事を広めた功績はある
のではないかと思います。
そういえば、マクロビオティックでも指導者によって
ちょっとした違いというか流派があるように思います。
完全菜食派と魚も一部はいいよ派とか。魚介類ゼロ
とちょっとは食べるのとでは、栄養的に全然違って
くるように思うのですが、それについてはどう
思われますか?(質問ばかりですみません)
魚を食べることに関しては、植物性のものだけだと不足しがちな栄養素を補うことにはなるんでしょうけど、人によっては魚を摂るデメリットの方が大きい場合もあるでしょうから、一概には言えないというか、個人個人で判断するしかないのではないかという印象です。自分の体験としては、肉よりは魚は体に与える負担は軽いというのは感じていますが。
>ベジタリアンになるのにはいろんな動機があり、
>私がこれまで聞いたのは以下の4種類です。
(1) 宗教上の理由
(2) 健康のため
(3) 肉がきらい
(4) ベジタリアンはカッコいい
確かに上記のような理由の方も多いとは思いますが、
さらに付け加えるならば、
(5)動物愛護的な理由
というのが大変多いかと思います。
宗教上の理由としては、精神世界的な理由も同時に
あげるべきでしょう(共通項としては、肉食に対する
穢れ思想)。
現実にマクロビオティックも霊的な進化であるとか
今風にいえばスピリチュアルな理由が根本思想にあります。
なので、私の実感として国内、外国ともに
(a)宗教・精神世界的な理由
(b)動物愛護
(c)健康
が理由のビッグスリーに思います。
肉が嫌いというのは嗜好の問題であって主義思想で
はないので、ベジタリアニズム(菜食主義者)という
協議の意味では理由にはならないでしょう。
カッコつけでベジタリアンというのは、ファッション・ベジタリアン
などというちょっと小ばかにした言い方もありますが、
外国であっても、リアルベジタリアンを続けるのはそう楽では
ないので、「なんちゃって」ベジだったり、あまりコアな人は
多くはないのではないでしょうか。
・・・しかし、マクロビオティックの場合は、動物愛護という考えは非常に乏しいような気がします。いいとか悪いとかそういう
ことではないのですが。いわゆるベジタリアンとマクロビアン
とのもっとも大きな違いはその辺かなと思います。いかがでしょうか?
協議の意味→狭義の意味
十人十色なので、分類自体難しいことです。
意識として、マクロビアンだけどベジタリアンでも
ありますとか、健康だけに興味があるとか、
健康と動物愛護の両方とか、マクロではないけど
玄米菜食ですとか。