関東の秘境系 やみぞ森林のビール（その１）

近年のクラフトビール人気が高まる中、いろんな醸造所のビールが都内のビアパブで飲めるようになりました。しかしまだまだ旨いのに認知度の低いビールが関東にはあります。茨城県久慈郡大子町の「大子ブルワリー」が造る「やみぞ森林のビール」がそうです。こちらの醸造所、いわゆる秘境系で、アクセスが困難なため、都内から気軽に行くのが難しいのです。しかしながら歴史は長く、ずっとブレずに旨いビールを造り続けています。ビールのスタイルはドイツ人マイスター仕込みのドイツスタイル。特にヘレスが絶品。醸造所にはレストランがあるので、こちらで絶品ビールを味わうことができます。樽ビールはほとんど出回ってないので、ここまで行って飲む価値あり。問題のアクセスですが、ＪＲ水郡線の常陸大子駅からバスで約２０分。栃木県との県境付近に醸造所はあります。水戸から水郡線で大子まで結構時間がかかる上に、バスの本数も少なく、かつ駅から相当離れているという、ビール紀行家泣かせ醸造所です。しかしそこには素晴らしいビールが待っています。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

ＪＲ水郡線で常陸大子駅に到着。水戸から約１時間２０分の長旅です。水郡線は非電化なので、空が広い。

　　　　　

　　　　　

　　　　　

常陸大子駅と駅前の様子。袋田の滝などの観光の拠点となる駅ですが、冬季は人も多くなく、のどかな感じです。

　　　　　

　　　　　

駅前のロータリーにある茨城交通のバス停からバスに乗車して醸造所に向かいます。本数が非常に少ないので、行き帰りの便を合わせるのが一苦労。

　　　　　

　　　　　

バスは駅周辺の市街地を抜けると、田園地帯を走ります。

　　　　　

　　　　　

約２０分ほどバスに乗車し、志那志口のバス停で下車します。「お出かけ感」を通り越して「はるばる感」が漂ってきます。

　　　　　

バス停から国道に出ると、醸造所はすぐそこです。

（続く）



大子ブルワリー
茨城県久慈郡大子町大字上金沢1653
TEL:02957-2-8888

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あああ