■チョコの山(ヤマザキ)を知ったきっかけ
今年のゴールデンウィークに、友人5人と話していたら、何の話をしていた時だったかは忘れたのですが、パンのミミを小さく砕いて、それにチョコレートがかかっている菓子パンがあり、おいしかったよ、と誰かが言いだしました。その場は大いに盛り上がったのですが、5人の中で、食べたことが無いのは私ともう1人との2人だけ。そんなに有名な菓子パンなのかな?
■2人がとっさに考えたこと
そのパンを知らなかった友人とあとからその話をしたところ、とっさに同じことを考えていました。
即ち、その菓子パンがヤマザキの商品であること、そしてパンのミミでできているということから、以下のように推測しました。
ランチパックの製造過程で出たパンのミミでできているのではないか。
↓
ランチパックの食パンには、あの「臭素酸カリウム」が入っている
↓
ということは、チョコの山にも「臭素酸カリウム」が入っている
■下調べ
さっそくコンビニやスーパーで調査を開始。チョコの山は間もなく見つかり、即座に裏返すと、案の定、臭素酸カリウム入りでした。
また、友人は、ネットでもそれに関連する情報を集めてくれていました。それによるとチョコの山より以前にフジパンから「ベイクドチョコ」という似た商品が出ていたこと、がわかりました。悪いとれば「ベイクドチョコ」をぱくった「チョコの山」なのでしょうか。それはともかく、Webで検索した感じでは「臭素酸カリウム」を使っているのは現時点では山崎製パンだけのようなのでフジパンのパンには使われていないはず。是非2つの商品を食べくらべしたいと思いました。
■ベイクドチョコを探しまわる
チョコの山がすぐに見つかりましたので、ベイクドチョコもすぐに見つかるだろうと思っていたのですが、どこを探しても見つかりません。仕方がないのでフジパンホームページのお問い合わせフォームから問い合わせて、やっと巡り合うことができました。しかし回答によると「お問い合わせいただきました「ベイクドチョコ」につきましてはお取扱いのあるお店様が大変少なくなっております。」とのことで、チョコの山に押されているのではないか、と推測しました。
さて、いよいよ試食。入手順に、ベイクドチョコ、チョコの山の順でいただきました。
■試食:ベイクドチョコ
1つの大きさが思ったより小さく、重さも軽く感じました。
チョコのにおいは、まあ、菓子パンのチョコではありますが、姉妹品の「ベイクド塩キャラメル」よりは自然なチョコのにおいでした。
チョコの色は結構濃かったです。
パンの1つ1つをみた感じでは、パンのミミだけではなく、白い部分も使われていました。
噛みごたえがあります。チョコが生地までしみていてしっとりとしていました。噛んでいる音を形容するなら「もぐもぐもぐ」という感じ。パンを食べているんだと感じました。
お腹いっぱいになり、半分食べたところで終了しました。
■試食:チョコの山
ベイクドチョコと比べると体積は大きいように感じましたが、重さは同じくらいな印象でした。
チョコのにおいは、菓子パンのチョコよりもさらに駄菓子っぽいにおいでした。
チョコの色はベイクドチョコより少し薄めでした。
パンは、まさにサンドイッチ用食パンのスライス厚さで、ミミの部分のみのように見えました。
生地を持つと固くて軽い。噛んでいる音を形容するなら「さくさくさく」という感じ。スナック菓子を食べているようです。
スナックっぽい歯ざわりで、確かに量は食べることができそうでしたが、後で後悔しそうな気がしましたので、数片食べて終了しました。
私としては、しっとり感とパンらしさゆえ、ベイクドチョコのほうが好みです。
■最後に
ここまでして私が臭素酸カリウム入りのパンを食べたのには、訳がありました。それは、チョコの山を教えてくれた友人に、知ってほしかったからです。
今回たくさんのパン売り場をまわりましたが、ヤマザキのランチパックは本当に超人気のようで、どこの売り場を見ても一番よい場所にたくさんの棚をもらって陳列してありました。ランチパック好きの人にとっては、パッケージの裏を読んでいないのかもしれませんし、読んだとしてもそれほど危険には思わないかもしれません。
しかし、消費者が無批判に購入するから、商品は生き延び続けるのだと思います。危険性については、会社側としては分量を守っていれば大丈夫、との考えなのでしょうが、人間も機械も、しようと思わなくてもミスはあるもの。だとしたら分量を間違えてしまうことだって・・・と容易に想像できると思います。ましてや、臭素酸カリウムを使わなければ大量生産のパンを焼くことができないというわけではないようで、あるWebページによればビタミンCで代用できるとのことです。
臭素酸カリウムについては、詳しく書かれたWebページがすぐに見つかりますので引用はしませんが、それを読んでもなお、臭素酸カリウム入りのパンを自らの手で選択するというなら仕方ありません。また、世の中にはもっと危険な食品が山のようにあるのだから分量が守られている臭素酸カリウムは問題にならない、というのも1つの見解です。他人さんに対してならばこれで終わりです。しかし親しい友人を思うと、そうも言ってはいられません。友人がそういうことを知らずにその商品を選択しているとしたら、逆にいえば、もし知っていれば商品を選ぶときにふとこの内容を思いだしてくれるかもしれない、と思ってレポートしました。
今年のゴールデンウィークに、友人5人と話していたら、何の話をしていた時だったかは忘れたのですが、パンのミミを小さく砕いて、それにチョコレートがかかっている菓子パンがあり、おいしかったよ、と誰かが言いだしました。その場は大いに盛り上がったのですが、5人の中で、食べたことが無いのは私ともう1人との2人だけ。そんなに有名な菓子パンなのかな?
■2人がとっさに考えたこと
そのパンを知らなかった友人とあとからその話をしたところ、とっさに同じことを考えていました。
即ち、その菓子パンがヤマザキの商品であること、そしてパンのミミでできているということから、以下のように推測しました。
ランチパックの製造過程で出たパンのミミでできているのではないか。
↓
ランチパックの食パンには、あの「臭素酸カリウム」が入っている
↓
ということは、チョコの山にも「臭素酸カリウム」が入っている
■下調べ
さっそくコンビニやスーパーで調査を開始。チョコの山は間もなく見つかり、即座に裏返すと、案の定、臭素酸カリウム入りでした。
また、友人は、ネットでもそれに関連する情報を集めてくれていました。それによるとチョコの山より以前にフジパンから「ベイクドチョコ」という似た商品が出ていたこと、がわかりました。悪いとれば「ベイクドチョコ」をぱくった「チョコの山」なのでしょうか。それはともかく、Webで検索した感じでは「臭素酸カリウム」を使っているのは現時点では山崎製パンだけのようなのでフジパンのパンには使われていないはず。是非2つの商品を食べくらべしたいと思いました。
■ベイクドチョコを探しまわる
チョコの山がすぐに見つかりましたので、ベイクドチョコもすぐに見つかるだろうと思っていたのですが、どこを探しても見つかりません。仕方がないのでフジパンホームページのお問い合わせフォームから問い合わせて、やっと巡り合うことができました。しかし回答によると「お問い合わせいただきました「ベイクドチョコ」につきましてはお取扱いのあるお店様が大変少なくなっております。」とのことで、チョコの山に押されているのではないか、と推測しました。
さて、いよいよ試食。入手順に、ベイクドチョコ、チョコの山の順でいただきました。
■試食:ベイクドチョコ
1つの大きさが思ったより小さく、重さも軽く感じました。
チョコのにおいは、まあ、菓子パンのチョコではありますが、姉妹品の「ベイクド塩キャラメル」よりは自然なチョコのにおいでした。
チョコの色は結構濃かったです。
パンの1つ1つをみた感じでは、パンのミミだけではなく、白い部分も使われていました。
噛みごたえがあります。チョコが生地までしみていてしっとりとしていました。噛んでいる音を形容するなら「もぐもぐもぐ」という感じ。パンを食べているんだと感じました。
お腹いっぱいになり、半分食べたところで終了しました。
■試食:チョコの山
ベイクドチョコと比べると体積は大きいように感じましたが、重さは同じくらいな印象でした。
チョコのにおいは、菓子パンのチョコよりもさらに駄菓子っぽいにおいでした。
チョコの色はベイクドチョコより少し薄めでした。
パンは、まさにサンドイッチ用食パンのスライス厚さで、ミミの部分のみのように見えました。
生地を持つと固くて軽い。噛んでいる音を形容するなら「さくさくさく」という感じ。スナック菓子を食べているようです。
スナックっぽい歯ざわりで、確かに量は食べることができそうでしたが、後で後悔しそうな気がしましたので、数片食べて終了しました。
私としては、しっとり感とパンらしさゆえ、ベイクドチョコのほうが好みです。
■最後に
ここまでして私が臭素酸カリウム入りのパンを食べたのには、訳がありました。それは、チョコの山を教えてくれた友人に、知ってほしかったからです。
今回たくさんのパン売り場をまわりましたが、ヤマザキのランチパックは本当に超人気のようで、どこの売り場を見ても一番よい場所にたくさんの棚をもらって陳列してありました。ランチパック好きの人にとっては、パッケージの裏を読んでいないのかもしれませんし、読んだとしてもそれほど危険には思わないかもしれません。
しかし、消費者が無批判に購入するから、商品は生き延び続けるのだと思います。危険性については、会社側としては分量を守っていれば大丈夫、との考えなのでしょうが、人間も機械も、しようと思わなくてもミスはあるもの。だとしたら分量を間違えてしまうことだって・・・と容易に想像できると思います。ましてや、臭素酸カリウムを使わなければ大量生産のパンを焼くことができないというわけではないようで、あるWebページによればビタミンCで代用できるとのことです。
臭素酸カリウムについては、詳しく書かれたWebページがすぐに見つかりますので引用はしませんが、それを読んでもなお、臭素酸カリウム入りのパンを自らの手で選択するというなら仕方ありません。また、世の中にはもっと危険な食品が山のようにあるのだから分量が守られている臭素酸カリウムは問題にならない、というのも1つの見解です。他人さんに対してならばこれで終わりです。しかし親しい友人を思うと、そうも言ってはいられません。友人がそういうことを知らずにその商品を選択しているとしたら、逆にいえば、もし知っていれば商品を選ぶときにふとこの内容を思いだしてくれるかもしれない、と思ってレポートしました。
http://www.yamazakipan.co.jp/brand/02_03.html
長々と書かれていて最後のほう読むの面倒になっちゃいましたが(笑)
臭素酸カリウムは、パッケージの裏に表記されてる原材料名の中の「酢酸Na」のことなのかな?と思っていたら、そうではなくて、下の方に注意書きがあるのですね。あまり下の方の文字は読まないので気付きませんでした。。^^;
ご指摘の冷凍生地については、本当にどこで使われているか、買うときに判断できないので辛いところです。では、粉からパンを焼いているパン屋さんのを買えばいいのでしょうが、問題の本質はそういうことではないと思っています。
できることといえば、疑わしい商品は買わないことくらい。でも本当は、普通にコンビニとかで袋入りのパンを心配なく購入できるのが一番ですね。大手だからこそ取り組めることもあると思うのですが、当分はパンの袋を裏返していそうです・・・。