No tengo dinero ni tiempo.

昔習ったスペイン語で今でも覚えている数少ない文章の1つ。

尾てい骨骨折体験記

2008-05-18 23:55:16 | その他
5月17日(土)午前4時50分頃、友人の家である木造2階建ての住宅の2階部分から階段で降りようとした私が、階段から足を滑らせ転落。尾てい骨を強く打って骨折、全治2ヶ月の怪我をしました。
平日と同じように4時45分に目覚ましが鳴ったのでその音で起きてしまったついでにお手洗いに行こうとして、寝室の2階から1階のお手洗いに向かう途中で、事故にあいました。
そのときのことを回想します。
「朝早く、平日と同じ時間に目覚ましが鳴ったことに腹立ち、腹いせにお手洗いに行こうと思った。手すりを持てばよかったのだが、横着してしまった。」
「右足から1段降り、左足を出した後は覚えていない。その後はけたたましい音とともに滑り落ち、1階まで落ちたところで停まった。おそらく10段程度落ちたのだと思う。」
「強く尻を打った体勢で落下したが、一端はうずくまり、その後はお目当てのトイレで用を足すのもコントロールがきかなくなった。」
「その後、2階部分へ這ってあがり、布団に横になったが、生涯で初めて経験する痛みと腹立たしさと悔しさで泣けてきた。」
「泣きながら、冷やしたいと言ったそうで、心配した友人が、湿布か冷えピタシートを求めてコンビニへ行ってくれましたが、ありませんでした。」

この体勢(イメージ)で約10段ほど落下してきました。

落下後(イメージ)しばらくは動けませんでした。


9時頃まで、痛いと思いながら少し寝ましたが、起きても痛みはひかず、病院でレントゲンを撮ったところ、骨折とわかりました。

現場は、昭和一桁の時代に建築された木造住宅。階段のへりは丸くすり減っていて滑り止めなどはなかった。この家に住む住人によると、「手すりを持たずに、スリッパのままで、普通に階段を降りるなどもってほか。この階段の怖さは以前説明していたが、現実のこととなってしまいました。」と申し訳なさそうに語るが、横着した私のほうに問題があります。

ごめんなさい。
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病院では、整形外科を受診しました。
事情を問診票に書いておいたところ、診察室に入って1分しないうちに「レントゲン」の指示がでました。
仰向け1枚、横向き1枚、お尻部分を撮られました。
診察室に入ると即座に「折れてますね。」
折れていると言っても、1本のものが2本になったわけではありません。骨がL字型のように裂けていました。ひびが入った、というのでしょうか。
先生は
「そのままにしておけば自然にくっつきます。」
「完全にくっつくまでに2~3ヶ月。」
「痛みがひくまでには2~3週間。それ以上痛むなら来てください。骨がずれていないかもう一度レントゲン撮ります。痛まないなら来なくていいです。」
「湿布持ってますか?持ってないなら出しておきます。」
と、ただそれだけでした。

整形外科なので、不要なコルセットとか買わされるのではないかと身構えていたので、拍子抜けでした。

いちおう聞いておこうと思って、2点質問しました。
Q「スポーツは、しないほうがいいですか?」
A「スポーツで使う場所じゃないので、別にいいです・・・でもまあ、1ヶ月くらいはやめておいてください。」

Q「歩くときの注意点などはありますか?」
A「でも、歩けるでしょ?お尻しびれていますか?しびれてないなら大丈夫です。あざは骨折時に出血するので、できるものです。」

以上でした。

帰ってきて、尾てい骨骨折ってこんなものかとネットで検索したところ、こんなもののようです。みんな速度に個人差はあれ、2週間から2ヶ月くらいで痛みは自然にひいてくるようです。

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というわけで、当分の間は、痛みとのおつきあいのようですが、自業自得。仕方ありません。
ちょっと骨がこんなことになるだけで、違和感あるし痛いしで不自由ですが、ゆっくりなら歩けるし、座れるし。
テニスは、アスリートではないので、当分休みますが、たいした怪我ではありません。
しかし、思わぬ体勢や、くしゃみで、とてつもなく痛み、変な声を上げてしまうのが問題です。声を上げる気などないのに。

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この歳になり、初めて骨折なんて、恥ずかしいやら情けないやら。はやく骨がくっつくように、良さそうな食品は全部試して、回復に努めます。

ご心配をおかけしました。

読んでいただいた皆様も、「事故現場は、身の回りにどこにでもある」ので、日々横着することなく、どうぞ、ご自愛ください。
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