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高知・山口を旅行してきた その11 5日目 山口市内観光

2013-06-15 01:04:28 | 旅行・鉄道

さて今回の長旅も終盤、5日目です。
この日は旅行最終日、午前中に山口市内を観光したのち、山陽本線・鹿児島本線と乗り継いで博多へと向かいます。
そして福岡空港から成田空港へと飛行機で飛び、帰宅するというのがこの日の流れでした。
前回の九州一周旅行では福岡空港からの飛行機が1時間以上遅れ、羽田からのモノレール最終便がギリギリだったわけですが、
果たして今回の飛行機は大丈夫だったのでしょうか?


湯田温泉→山口


まずは湯田温泉駅からお隣の山口駅へと移動します。




列車待ちの間に線路を眺めていたら、途中でぐにゃっと曲がっていることに気がつきました。
昨日は気付かなかったけど、もともとは2線あって交換可能だったんでしょうね。
ということは向かい側にあるのは昔のホームかしら。





山口駅は1913年開業。
ちょうど今年で100年ですね。



山口駅からは路線バスに乗り込み、山口県庁あたりへ移動します。






山口県庁。この周辺も歩き回ると面白いです。
山口県政資料館(旧県庁舎及び県会議事堂)なんかもありますね。




4月の頭ということで、ちょうど桜と菜の花が一緒に咲いていました。
内陸ということもあって、山口市は肌寒く感じました。
3日前の足摺岬では22℃あったのに、この日の朝は5℃ですからねぇ。




室町時代の建物たち

大本命の瑠璃光寺は後回しにして、まずは周囲の社寺を見て回りました。



朱色の大鳥居がある八坂神社は、大内弘世が京都の八坂神社を勧請したもの。
本殿は30代義興が再建したもので、室町時代の様式をよく伝えており、国の重要文化財に指定されています。
7月の山口祇園祭はこの神社の祭礼です。

ここに限らず山口市内には室町時代の建築物が残っています。
室町時代に大内氏により発展した街並みは「西の京都」と言われるほどで、応仁の乱により都から逃れてきた
文化人を受け入れたことで、独自の大内文化を育んできた土地なんだとか。
そういった背景を一切勉強せずに観光に来た私は、山口市観光には全然期待していなかったんです。
いい意味で期待を裏切られたと感じました。




こちらは龍福寺。31代当主大内義隆の菩提寺です。
本堂は室町時代の建物で、山口駅の南東にある興隆寺から移築したものなんだとか。





緊急事態発生!

山口市内の雰囲気を気に入り、まだ見ぬ瑠璃光寺に胸を膨らませていたころ、突然ジェットスターからメールが入りました。
「今日のフライトについての確認かしら?」
と思ってメールを開いたら、なんと予約していた飛行機が欠航になるというのです。



フライト当日の朝にこんなメールが来たら、頭の中真っ白ですよ!


これにはびっくり。このままでは帰京できません。
慌ててカスタマーサービスに電話をかけてみたところ、ひとつ後の便も満席のため、当日中の振り替えはできないとのこと。

「ひとつ前の13時台の便なら空席がありますけど」

って言われても、こっちはまだ山口市ですよ!


これには参りました。
ただ、先方の都合による欠航なので、宿泊代や夕食・朝食代の保証を受けることができるとのこと。
LCCにしては随分と対応が良いんですね。
翌日のスケジュールが特に無かったので、この日の夜は博多に一泊し、翌日朝一の便で東京へ戻ることに決めました。

しっかしまあ、私の一人旅は飛行機との相性が最悪ですねぇ。
遅延、欠航と続いたら次は事故でも起こるんじゃないでしょうか……







飛行機の手配を終えたので、お目当ての瑠璃光寺に行きましょう。


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