
宇和島駅からは特急宇和海に乗り換えです。
宇和島→松山間は特急なら1時間半ほど。
四万十・宇和海フリーきっぷがあるので特急に乗れますが、これを鈍行で行こうとすると3時間近くかかります。


ホームで待っていたら、ずいぶんと可愛らしいカラーリングの列車が入ってきました。
アンパンマン列車が走っているのは知っていましたが、ドキンちゃんバージョンもあったのかー。

お昼ご飯は宇和島駅のキヨスクで購入した鬼牛弁当。
郷土の伝承「牛鬼」をかたどったお弁当です。
駅弁マークが無いので、正確には駅弁ではなく「駅で売っている弁当」ですね。
580円とコンビニ弁当みたいな値段でしたが、じゃこ天がおいしかったです。

松山駅に到着!
降りたホームにはバイキンマン列車が居ました。
ほんとに四国の鉄道はアンパンマンだらけなんですねぇ。
特急宇和海の中ではずっと本を読んでいたので、
車窓の風景については全然記憶に残っていません……
名前にあるような「海」はあまり見られなかったような。

12年ぶりの松山駅。
たぶん記憶と変わってない……はず。
松山城へ……
ホテルでゆっくりしてから松山城に向かいました。
が、ゆっくりしすぎてしまい、着いた頃にはすでに閉館時間の30分前を過ぎていて、中に入ることができませんでした_| ̄|○
松山城の天守閣は131mの山の上にあり、ロープウェーで5分、徒歩だと15分ほどかかります。
なおかつ松山駅からロープウェー乗り場までは路面電車で20分ほどかかるため、松山駅を15時半には出ないとならなかったようです。
松山城を見学する際には、時間にくれぐれもご注意を。
意地になって自分の足で登ってみましたが……ひどい天気でしたねえ。

松山城天守閣を望む

松山城からの市街地の眺め。ガスに包まれていて、街の姿が全然見えません。

帰り道が怖いよ!
道後温泉
松山城を見られなかったので、気を取り直して道後温泉に行きましょう。


松山といえばやはり道後温泉。
前に来てから12年ほど経ちましたが、いつ来てもこの雰囲気はいいですねぇ。
ここはグレードによっていくつもの価格設定がなされています。
一番安い400円で入れる神の湯(階下)にしました。

お風呂上りにはやっぱりコーヒー牛乳。
夕飯
ホテルのフロントで「地のものを食べられるところありませんか?」と聞いて教えてもらった「なが坂」さんです。
じゃこ煎餅、焼き鳥、鯛めしなどをいただきました。
愛媛県の郷土料理で色んな場所で鯛めしを食べられますが、ここの鯛めしは土鍋で炊き上げるタイプ。
松山など東予・中予では炊き込みご飯で、宇和島などの南予では鯛の刺身と薬味をご飯の上に乗せ、特製のタレをかけたものになるんだとか。
ちなみに鯛飯持ってきた兄ちゃんが「男がよそうより女の子の方が良いっすよねw」と言い、わざわざ下がって女の店員さん連れてきました。
そんな対応初めてだ(笑)
それから、ここでいただいた雪雀という地酒がおいしかったです。
一口飲むとよい香りが鼻の奥に抜けて、でも決して甘すぎず、なおかつ辛すぎない絶妙な仕上がりでした。
松山駅のコンビニに売っていたので実家にお土産として買って帰ったら、家族にも大好評。
愛媛に来たら雪雀、覚えておきます。

じゃこ煎餅と雪雀。
そんな3日目でした。
さあ旅も後半戦。
4日目は四国に別れを告げて、瀬戸内海クルージングです。