ここのところアロマの話ばかりでデジタルな話題が全く無くなっていたので、たまにはPDAの話題を。
といってもITmedia+Dからなんですけど。
~来なかった未来~ PDAはなぜ衰退したか http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/19/news009.html
はい、PDA好きな私としては_| ̄|○ な話題です。
PDAというのはそもそも余りメジャーなデバイスではなく、
PDAの中ではメジャーだったNECのモバイルギアすらシリーズ累計で56万台程度の出荷数です。
近年のヒットであるW-ZERO3は発売半年で15万台とかなり勢いがあるものの、
ケータイやPCの数に比べたらかすんでしまうほど少ないのが現状です。
しかも最盛期の2000年頃にから見てPDAを扱うメーカーはかなり減ってしまい、
現在通話機能を持たない純粋なPDAを作っているのはHPとDell、Mioくらいのものです。
PDAの衰退の原因はリンク先の記事にも書かれていますが、
通信機能を盛り込まなかったためにネット社会の波から取り残されてしまったことと、
安価で手軽に使えてしかも高性能・多機能なケータイが普及してしまったことでしょう。
だからこそ最近はW-ZERO3のように通信機能を盛り込んだ機種がでていますし、
海外ではスマートフォンという形でPDAが進化してきています。
日本でもW-ZERO3を皮切りに、今秋以降にドコモとボーダフォンから
スマートフォンが出ることが発表されていますね。
これはPDAが生き残るために必要なことだったのでしょう。
そしてハンドヘルドPCの衰退に関しては、軽量で電池の持つモバイルPCが出てきてしまい、
ハンドヘルドPCのお株を奪われてしまったのが原因でしょうねぇ。
ハンドヘルドPCはあくまでPCではなくPDAの一種で、PC以下のことしかできません。
そこにハンドヘルドPC並みに小さく軽くしかも電池がもつモバイルPCが出てしまえば、
どちらを使うかといわれればモバイルPCを使いたいというのが普通でしょう。
私もSigmarion3を使って試験問題を作ったりしていますが、あくまで草案のみで、
最終的なレイアウトなどは結局PCのワードでやるハメになっています。
ならばモバイルPCを使えば手間もかからないじゃないか、ということになりますが、
Sigmarion3はSigmarion3で便利なところもあります。
細かいレイアウトまでは出来なくても、電源ONから瞬時に使えるので原稿作成には非常に便利だし、
キーボードがあるから頭に浮かんだことをすぐに記録できるのです。
日ごろから長文を書くクセがある人には、とてもいいデバイスです。
特に毎日欠かさず記事を書いているブロガーさんにはとてもいいと思うんですが。
ふと思いついたネタを休み時間に書き留めておいて、あとで投稿する。
こんなことができるのはハンドヘルドPCならではだと思います。
え、ケータイで打って直接投稿したほうが早いって?
それもそうかも……(;´Д`)ノ
でもやはりH/PCがいいで書いている通り、私にはハンドヘルドPCのスタイルが一番合うんですよね。
なんだかんだ言いつつ、私は当分Sigmarion3を使う予定です。
結局こういう小さなデバイスが好きなんですよね。
それがPDAを使う、一番の理由なんだと思います。
願わくば、この小さくて夢の詰まっていて、でも少し使いづらい箱が、
いつまでも世の中から無くならないで欲しいものです。
うちにはノートが4台ありますが、サーバーにしてる1台以外は電源OFFでおいています。バッテリーの消耗を押さえるためです。
逆にモバイルギアは当たりまえに常時サスペンド状態です。
結果、さっと使えるモバイルギアを使う頻度は高くなっております。かなりボロだし遅いけれども、まだまだ現役続投です。
モバギが壊れたらSig3買います。<まだ言ってるw