
高知駅を出てコインロッカーに荷物を預けたら、高知市内観光へと参りましょう。
高知駅南口を出るとすぐに、武市半平太(左)、坂本龍馬(中)、中岡慎太郎(右)の銅像がお出迎え。
大河ドラマによる龍馬ブームにあやかった感がありありで、安直な気がします(笑)
当初は桂浜の龍馬像に並べる予定だったそうですが、龍馬ファンなどから反発があったそうで、ここに落ち着いたんだとか。

なんと発泡スチロール製だそうですよ。
えぇ~~~!?
さて、高知市内を観光する前に、まずは駅前にてMY遊バス1日券を購入します。
これは高知駅~五台山~桂浜を結ぶMY遊バスに乗れる1日乗車券です。
それに加えて高知市内を走る路面電車にも無料で乗ることができ、高知県交通桂浜線のバスにも1回のみ乗れるのです。
MY遊バス | 高知県の観光情報ガイド「よさこいネット」 http://www.attaka.or.jp/kanko/kotsu_mybus.php
旅先で路面電車や路線バスに乗る場合は、1日乗車券は本当に便利です。
交通費を抑えることができるのはもちろんのこと、小銭の有無に悩まされることが無いのも大きなメリットだと思います。
100円・200円程度の損で収まるのであれば、1日乗車券を買ってしまうのをおすすめします。
高知城
MY遊バス1日券を買ったので、路面電車に乗り高知城に行きましょう。
土佐電鉄の路面電車は味のある車体ですね。
土佐電鉄の高知城前停留所で降り、5分ほどあるけば高知城の元にたどり着きます。
そこから10分ほど石段を登っていくと、本丸に到着。
天守閣などが300年近く前から残っているもので、国の重要文化財に指定されています。
最上階からの眺めはなかなかのもの。
3月末だったので、サクラがギリギリ残っていて花見客が多かったです。
天守閣から出て、本丸の中にあったベンチが空いていたのでここでお昼ご飯にしましょう。
この日の昼食は高知駅の売店で買った、土佐かつおめし弁当(500円)です。
本当は駅弁を狙ってたんですが、駅弁が売っていたのはどうやらホームだったようで、買い損ねちゃったのでした。
かつおの混ぜご飯に鶏南蛮、ミニ鰻蒲焼などが乗って500円は安い。
狙っていた駅弁は食べられませんでしたが、これも美味しかったですよ。
「四国の駅弁選手権2012」では今治駅の押し寿司に次ぐ銀賞をとったんだとか。
桂浜へ
路面電車ではりまや橋まで戻ったら、MY遊バスに乗り込み桂浜を目指します。
がっかり名所として有名なはりまや橋。思っていた以上にこじんまりです。
桂浜までは高知駅から7キロほどあって、高知県交通桂浜線の場合なら40分ほどかかります。
ただし乗り放題のMY遊バスは五台山を経由し遠回りしてしまうので、1時間ほどかかってしまいます。
高知市内観光で桂浜をプランに組み込む際には、移動時間をしっかり考慮しないといけません。
桂浜全景。
歴史的には意義のある場所ですけど、
風光明媚な場所かと言われると、うーん……
前述の通り市街地からかなり離れているので、
時間に余裕が無いスケジュールならばスルーしてもいいかも。
桂浜というと、坂本龍馬像が有名ですね。
ただし水曜どうでしょうファンとしては、龍馬像は後ろから撮るものだったり。
夕食:ひろめ市場
高知駅前のホテルに荷物を置いたら、夕食を食べに出かけましょう。
悩んだ末に、ガイドブックに載っていたひろめ市場に行ってみることにしました。
高知の夕焼け。
ひろめ市場は15年前にオープンした、集合型市場・屋台村です。
年度初めの日曜の夜でしたが、市場のテーブルスペースはほぼ満席の大賑わい。
当然こういう場所では相席になります。
最初はひとりで飲み食いしてましたが、向かいに座っていた定年すぐの男性おふたりに声をかけられて、そのまま1時間半ほどお話しさせていただきました。
おかげで高知の夜を楽しく過ごすことができました。
聞けばお二方も元教員だそうで。世の中どんだけ教員だらけなんでしょう(笑)
かつおのタタキ、ほっき貝のサラダ、ウツボのタタキをいただきました。
ウツボのタタキを食べたのはこれが初めて。
鶏肉っぽいってお店の人が言ってたけど、少しパサパサしていて確かに鶏肉っぽい食感でした。
うーん、珍しいけれどすごく美味しいってものでもないかな?
これにて1日目終了。
2日目は足摺岬を目指します。