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デジタル世界のカオスなキャラバン

万年筆とカフェと

2006-08-31 01:08:30 | Cafe


 近頃は学生時代には行ったことの無いような街に行くようになった。
この夏休みはなんと表参道なんかに行ったりもしている。
インテリア雑誌を読んでいたら「表参道の骨董通り近辺にインテリアショップがある」
と書かれていたのを読んだからだったりするわけだが、
私のようなアキバちゃんには釣り合わないようなお店だらけでホントおしゃれな街だ(´~`;)
こういう街を歩くのが、本物のウィンドウショッピングなんだろう。
アキバをぐるぐる巡るのは、きっとウィンドウショッピングじゃない(笑)


そんな表参道の骨董通りから路地に入ったとあるお店に昨日は行ってきた。
ニッカウヰスキーのビルの向かいの路地を入ってすぐにある書斎館というお店である。

このお店は万年筆のお店である。
入り口から入って正面と右には国内外の万年筆が所狭しと並んでいる。
店員さんにいくつか薦められたのだけどいいものは3万4万あたりまえ、
高いものになると20万は下らないというもの。
いつかお金がたまってきたらいい万年筆を買ってみたいけど、
今の私の稼ぎで買えるシロモノではない。


そして入り口入って左側には、カフェのスペースもある。
スペースはあまり大きくなく、座席数も壁際に書斎机が4席と、
その向かいにテーブル席が4席、さらにテラス席が数席と合わせて十数席ほどしかない。
しかも外から見て喫茶店だとはわからないような建物なので、お客もあまり多くない。
そして店内のBGMも全国チェーンの喫茶店のようにやかましくない。
照明は擦りガラスと間接照明をうまく使っていて、ふんわりとした雰囲気をかもし出している。
調具もアメリカのものを用いていて味がある。
非常に落ち着いた、というよりももの静かなスペースである。
自分の居場所が確保できる、そういうタイプの喫茶店なので、
読みたい本があるときや、なにか思案事があるときなどに来たくなるような場所だろう。


ただしそういった雰囲気ゆえ、何人かで来て談笑するようなところでもないし、
教科書や問題集を開いて勉強するような場所でもない(笑)。
静かなのでSig3を開いてBLOG記事を執筆するのにいいかなぁとも思ったのだけど、
なにせアナログな万年筆を売っているお店である。
こんなところで電子機器を使って文を書くのも野暮なので、
店内でSigmarion3を開くのはやめにした。

またこのカフェスペースには昔の雑誌がたくさん置いてあって、
カフェ利用者は無料で閲覧することが出来る。
なんと昭和18年の蛍雪時代(旺文社の受験雑誌)が置いてあったので読んでみたのだが、
戦時中の受験生の様子が垣間見られてなかなか面白かった。
受験戦争の先には大東亜戦争。まことに難儀な時代である。

ちょっと自宅からアクセスしにくい位置にあるけど、ちょくちょく行きたいお店だ。
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