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2017年版 レンズ寸評 Kマウント編

2017-12-28 15:46:19 | Photo
PENTAXのデジタル一眼レフカメラK-3・K-01を買って4年近くが経ちました。
これらにつけるKマウントレンズは長期旅行に、日帰り旅行、山登りにと様々な場所で使ってきました。
今年はそこにお手軽カメラとしてパナソニックのマイクロフォーサーズミラーレス一眼DCーGF9も追加し、
いよいよもって部屋の中がカメラ機材だらけになっております。

マイクロフォーサーズを買い足したことで、Kマウントの使用状況はどうなったのか。
今年も手持ちのレンズのレビューなぞ、軽くやってみようかと思います。


●Tamron 17-50mm F2.8(Model A16)
コストパフォーマンスの高さに定評がある、F2.8通し標準ズームレンズ。
しかしあいかわらずうちでの稼働率は低め。
ハワイでの結婚式撮影で使ったくらいか。
AF精度がやっぱり甘めなので、積極的に使おうと思えない。
近景の柔らかな描写は好みなんだけどな。


●DAL18-50mm WR RE
出番のさっぱり無いレンズ。今年も稼働回数ゼロである。
雨天用と思って持ってはいるものの、天候が悪けりゃそもそも写真撮らないし、
そんな中でも撮りたいようなものはもっと良いレンズで撮りたくなるので、結局出番なしとなる。
やっぱり雨天対策ならレンズ交換ナシに幅広く対応できる18ー135mmの方がよかったと思う。



●HD DA 21mm Limited
換算32mmのお気軽お散歩レンズ。
「とりあえずこれ一本」ができる画角と小ささで、手持ちのKマウントレンズの中で一番気に入っているレンズ。

ただ今年はマイクロフォーサーズの15mm F1.7を買ってしまったので、出番はかなり少なくなってしまった。
システムとしてのコンパクトさ優先ならGF9+15mm F1.7で間に合ってしまうんだよなぁ……
しかも2段明るい上に、描写の緻密さと立体感は15mm F1.7の方が勝ってるし。


ちなみにピントリングの感触が良いのも特徴のひとつ。
撮影する気も無いのに部屋でクルクル回しているときがある。
もうビョーキですね(-ω-)



●SMCM 28mm F2.8
中古8000円で売っていたので思わず買ってしまったマニュアルフォーカスレンズ。
今年も一度も使っていない。
いっそのことマウントアダプタを買って、GF9につけて遊んでみようか。



●40mm F2.8 XS
最近はボディキャップ代わりにしかなっていない、可哀想なレンズ。
家から目的地までの移動中につけておいて、いざ着いてしまうと他のレンズに取り替えられてしまうことが多い。
使用頻度が低いのは、これ一本で済ますにはちょっと使いにくいレンズだから。
換算61mmと標準よりやや狭い画角に加えて、最短撮影距離0.40mと思っているより寄れないのがツラい。
テーブルの上の料理を撮ろうとすると、座ったままだとうまく撮れなかったりするし。

それでもたまに使うと好きな描写をしてくれるので、信頼はしている。
信頼していなかったら、そもそもこのレンズじゃなくボディキャップつけます。



●10-17mm F3.5-4.5 Fish-eye
DA12ー24mmF4を買うまでは広角域での撮影を担っていたレンズ。
しかしそれを買ってからはまったく出番がない。
広角撮影のメインが星の撮影であり、青ハロがひどいこのレンズはできれば避けたいのがその理由。
コンパクトなので「ひょっとしたら広角も使うかも」くらいのときに持ち出すといいレンズなんだけどなぁ。
日帰り登山でコンパクトな広角ズームを使いたいときに持ち出すかも、
とも思ったものの、そういうときはGF9を持ち出しそう……



●DA 12-24mmF4 ED AL[IF]
いつまで待っても出てこない新DA広角ズームを待ちきれずに買った広角ズーム。
換算18.5-37mm相当とテレ端が準広角域までかかっているので、登山や旅行中のつけっぱなしも辛うじて可能。

星撮りに関しても描写・フィルターワークなど含めて10-17mmフィッシュアイより上。
ただ開放F4なので、ISOは上がりがち。
アストロトレーサーでの撮影時はISO1600ベースになってしまうことが多い。
初代K-3はなるべくならISO800までで使いたいので、もうちょっと明るい方がよかったかも。


そう思っていたら、買った直後にHD PENTAX-DA★11-18mmF2.8 (仮称)の開発発表があった
K-1+DFA15-30mmF2.8か、はたまたK-3系列+DA★11-18mmF2.8か、悩む時代がもうすぐ来るらしい。
懐事情と重さを考えると、自分には後者がよいのかなって気もしている。


●smc DA 70mm
相変わらずうまく使えていない画角の単焦点。
思っていたより寄れず撮影倍率も低い(HD DA 21mmやDA40mm F2.8XSと同じ)ので、
なんだか使いにくく感じている。
これ一本でお散歩とか、楽しそうな気がするんだけど。



●DFA 100mm F2.8 Macro
所有レンズのなかで唯一のマクロレンズ。
公園や庭園など、植物を撮れる場所に出掛けるときに持ち出すレンズとなっている。

今後マイクロフォーサーズの30mmF2.8を買いそうだが、
それは標準マクロでこちらは望遠寄りの中望遠マクロなので使い分けはできると思う。たぶん。


●smc PENTAX-DA50-200mm F4-5.6ED WR
中古で1万5000円で買った安ズーム。
簡易防滴、そして軽いズームなので、旅行や登山の際に持っていくことが多い。
遠景の写りはそこそこだけど、クォーターマクロ近くまで寄れるので花など撮るのにも重宝する。

今後Kマウントの望遠レンズを買うとしたら55-300mm PLMだろうけど、
軽くてコンパクトというメリットがあるから使い分けはすると思う。






といった具合ですかね。
GF9の購入でKマウントの出番はずいぶん減ってしまいました。
適当に撮るならGF9で十分だったので、重たいカメラは持ち出さなくなったという、わかりやすい結論です。
とはいえ星を撮ったりイルミネーションを撮ったりするには、GF9には力不足な部分も見えてきたので、
来年はもっとKマウントを活用する機会は増えるのではないかと思っています。

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