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晴読雨読、時々映画。シェットランドシープドッグ・ラズムと暮らす日々

硫黄島からの手紙

2006-12-13 | movie
            (僕は、ソファを死守します。投降しません!)

「硫黄島からの手紙」を観てきた。

日本の戦争映画やドラマは苦手で、
ほとんど観てないので、
日本の戦争物とは比べられないけど、
違うんだろうか、イーストウッド監督の視点は…。

宣伝のコピーでは
「5日で落ちるはずの島を36日間死守した」というようなことを
言っていたような気がしたけど、
そこはあんまり伝わらなかった。
むしろ、「父親たちの星条旗」の戦争の場面の方が
「日本手ごわい」っていう感じが出ていたような…。

この映画では、作戦がどうのこうのという戦争場面より
それぞれの人物をしっかり描いていた。

アメリカ映画なのに、全部日本語。
確かに「SASURI」が全部英語っていうのもすごいと思ったけど、
反対に全部日本語っていうのもなんだかすごい。
外国で上映されるときは、字幕が出るのかな。
アメリカ映画なのに、アメリカ人が日本で観たら
分からないよね。
英語の字幕付きで観たかったなあ。
英語はそんなにわからないけど、
どんなニュアンスで伝えるんだろう?
渡辺謙さんのセリフで
「なんとかであります」っていような軍隊調のところと
「そうだよ」なんていうラフなセリフもあったけど
あれは、演技で見分けるだけかな。
「大本営」とか「日本帝国」とかどうやって訳してるんだろう?
DVDがでたら、借りて英語の字幕で観ようっと。

戦争物を観ると本当に戦争っていやだなあって心から思う。
日本が戦争に巻き込まれたらどうなるんだろうと
想像するだけで恐い。
国を守るっていう意識はないし、
「家族を守るために敵を打つ」っていうのも
理解できないし、
男女均等雇用法なんかで騒いでいるわけだから、
女性も戦争に加わらないといけないだろうし、
戦争なんて絶対いや。






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2 コメント

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映画「硫黄島からの・・」 (cookie)
2006-12-13 23:27:03
宣伝にのせられてではなく、これは観たいと思っています。
訳あって、中学の頃には、栗林中将、西中尉や硫黄島のことは知っていました。でも今になって分ったのは、実は知っていると思っていただけだったこと。
その百分の一も、千分の一さえも知らなかった事が分ってきました。
硫黄島からの手紙 (らずむっち)
2006-12-14 07:53:42
私は、全く栗林中将、西中尉や硫黄島のことを
知りませんでした。
あんな人たちが日本にいたこと、
その二人が硫黄島にいたことが
驚きでした。
ぜひ、観てください。
映画としても秀逸です。