lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

息抜きism.

2005-09-10 22:18:48 | art music
何か物書きをしようとする気力がないので、
閑話休題も兼ねて、ちょっと自分語りをしてみよう
という気になりました。読まれることを前提としない
かなり主観的な内容になりそうなので、
興味の無い人は読み飛ばしてくださいw


(i)終わりの始まり(笑)

5~6年前、丁度ネットを始める前のこと。
普通に大学生活を送っていた私でしたが、
ある頃から講義をサボって大学図書館に
篭りがちになってしまいます。
決して勉強(情報系)の内容についていけなく
なったとか、交友関係にトラブルが生じたという
ことはありません。ただ漠然と、自分の
就学分野、引いては進路に関する失望感と無力感に
苛まれていた、といえばカッコは付くでしょうが、
結局は精神的に未熟で自己中でしかなかったと
今は言えます。一方で私は予てからの趣味の対象
であった芸術や文学、音楽へとのめり込むことで
精神面での矜持を保とうとします。


(ii)すぱいらる

というわけで、その時期は鬼のように本を
消化していきます。主に科学文献や美術、海外文学を中心に。
元々中学時代からそういったものを読み漁ってきたこと
もあり、あちこち図書館を巡る私は正に水を得た魚状態。
貴重な蔵書や論文も多く目にする機会が持てました。
一方で人並みに恋愛もし、ネットも始めるにあたって、
非常に多くの時間を無為に過ごします。
特に音楽はあまりに魅力的で、CD購入への投資が膨らみ、
当初予定していたアフリカ旅行も中断してしまいます。
そしてついに学費の支払いにまで影響が…。
と、この時期と前後して、学業や過度なバイトの疲れ、
ストレスから、一種の神経症を発症していました。


(iii)緩慢な死

教授からカウンセリングを奨められたものの、
なぜかどうしてもプライドが許せず、何よりも家族や
友人にそのことが知られることを最も恐れていた私。
元々あまり人に好かれる方ではない性格でしたが、
ますます一方的に孤立感を募らせてしまいます。
そんな中でネットで慕ってくれる人々が出来てきた
ことは私にとっては眩し過ぎる光明でした。
このネットで築いた一つの人格"naoki"が、この頃から
現実の私と乖離をはじめ、一人歩きを始めます。
後にこの両方が私自身であったと振り返るのですがw


抽象的な言い回しばかりですが、
詳細を書くと少々困ることがあるので、
都合の上、ご了承ください。。
続きは気が向いたらw


□ Tunes of the Day

□ Pierre Henry / "Une tour de Babel"

Transe

孤高の現代音楽家、ピエール・アンリが
INA/GRMに委嘱されて「創世記」を扱った
ミュージック・コンクレート作品。
ベルリオーズやリストの楽曲を『破壊』して
素材として用いている。

『民は一つで、皆同じ言葉である。
 彼らは既にこの事をし始めた。
 彼らがしようとする事は、もはや何事も
 とどめ得ないであろう。さあ、我々は下って
 行って、そこで彼らの言葉を乱し、
 互いに言葉が通じないようにしよう。』-「創世記」

(ヘブライ語の『バベル/バビロン』は『混乱させる』という
 動詞の語源に通じている。)


□ Bill Laswell/Sacred System / "Nagual Site"

X-Zibit-i

多才なBill Laswellの代表作品の一つ。
タブラを叩いているのはザキール・フセイン。


□ Miro

By Your Side(Miro's Rolled Mix)

最近復刻盤リミックスも発表された名曲。
涼しくスタイリッシュなヴォーカルが
ずっと耳に染み透るような印象的な作品。
なんだかんだでこのバージョンが一番好きです。


□ Sun Decade

I'm Alone (Mirco de Govia Remix)

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