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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

贈与税大幅減免のマヌケ

2009年03月29日 | 日本の政治
 
 格差社会から反貧困といわれて久しい、超不況の日本。

 麻生首相は、贈与税の大幅減税を考え始めているらしい。

 自分の生活でいっぱいいっぱいで、かわいい孫や子に贈与する余裕なんてないのが普通の市民というもの。

 贈与税の大幅減税って、富裕層の相続税対策じゃん。


 麻生先生。

 1(~3)年限度で、消費税凍結、つまり消費税ゼロをやってみましょうよ。もう、どの店も売り場も、消費税ゼロ記念セールで、盛り上がりまくること間違いなし!

 これぞ内需拡大、景気回復の切り札です!!

 今の政府の頭で考えた景気対策何十兆円より、よほど、消費マインドに刺激がありますよ。


 そして、支持率も上がって、麻生長期政権も夢じゃない!



贈与税減免、検討指示へ=「税率ゼロで景気良くなる」-麻生首相
 麻生太郎首相は28日夕、遊説先の高知市で記者団の質問に答え、31日に2009年度補正予算案の策定を指示することに関連して「(住宅購入など)ちゃんと消費したことが証明できるものに限って年度を区切って贈与税を安くする、まける、ゼロにする。検討させてもらう値打ちがある」と述べ、追加経済対策の一環として与謝野馨財務・金融・経済財政相に贈与税減免の検討を指示する考えを明らかにした。
 首相はこれに先立つ講演で、「今は68歳が相続を受ける人の平均年齢だから預貯金はどんどんたまる。家を建てる時、贈与税をただにしますといえば家を建てて景気が良くなる。そういう形で考えた方がいい」と強調。記者団に対しても「個人金融資産をそのまま置いておいたら景気には何ら関係しない。使ってもらった方がありがたい」と指摘した。(2009/03/28-21:38)

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