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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

なぜ、藤川球児が抑えに出てこないのか!

2009年03月25日 | 家族と仲間
 
 タイガースファンの私は、球児が世界の強打者を押さえ、「球の走りってのはよう、スピードガンに出る数字だけじゃ、はかれねえんだぜ、ジーターさんよう」みたいなせりふを吐きたかった。

 今、球児はどんな気持ちなんだろう。

(スポーツニッポン)
 藤川が代表引退を示唆した。
 準決勝、決勝とダルビッシュが守護神に指名されたことで、出番のなかった藤川は「納得はしていない。でも起用法はベンチが決めることだし、決して誰かを憎んではいない。“クソッ”と思う気持ちは胸にしまっておきます」
と悔しさを押し殺した。その上で4年後のWBCに向けては「ダルビッシュや新しい世代が出てきた。だから僕の出る幕はもうないでしょう。もし仮に選ばれたとしても、“イエス”とは言えないかもしれない」と話した


 という報道もあり、逆に(デイリースポーツ)では
 男らしかった。自分の信念のままに「やるべきことをやっただけ」。投げなくても、日本代表・球児は2大会連続の世界一に間違いなく貢献した。「野球は1人でやるもんじゃない。全員でやって勝てたからよかった」。ジャパンのため、チームメートのため藤川球児のやり方で生きざまを表現した。

 守護神として侍ジャパンに参加したはずだった。しかし、世界一の瞬間、マウンドには球児ではなくダルビッシュが立っていた。右肩の状態も最高とはいえず、調子が上がらなかったこともある。それでも、数々の修羅場をくぐり抜けた経験とプライドで投げ抜くつもりだった。だが、最後は潔く快く後輩に助言を送り、サポート役に回った。

 「(起用は)ベンチ、ピッチングコーチが決めること。僕が決めることじゃない。若いダルビッシュとか、これから頑張ってくれるだろうし。今後の国際大会に向けて自信にしてくれたらいいと思う。僕はもういいけどね」
 連覇を成し遂げた一員として心から勝利を喜んだ。とはいえ、胸の中に抑えきれない思いもあったはず。かつて代表チームについて、こう語ったことがある。「チームのために自己犠牲ができる人間が代表に選ばれるべき人間。逆にそういう人間だからこそ、代表に選ばれる」。自分の言葉にうそはない。球児は自らの信念のもと、連覇に貢献した。
と報道した。


 ダルビッシュがエースだ。これはなんか合意ができていたと思う。
 
 でも、ダルビッシュだって調子は良くなかった。エースが決勝戦の試合の最後に出てきて試合を決めるって、そこまで、オレは同意してないぞ!!


 ソフトバンクの松中や、ロッテの西岡など、釈然としてないプレーヤーは、結構いるだろう。
 世界一野球が強い国の日本一めざして、球児たちには怪我を気をつけつつがんばってほしい。
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2 コメント

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Unknown (なべび)
2009-04-07 23:18:33
そうだ,西岡がはずされたのは心外だ。川崎と西岡はセットのはず。まあ,けがとかあったんかもしれんけど。
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ミスターWBC (宮武嶺)
2009-04-08 01:10:44
WBCの西岡と川崎は、次元が違いますからね。

決勝の最終回、そんな川崎が凡退したので、イチローが燃えたらしいです。
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