霊犀社2

第2霊犀社(元祖第一は、田中逸平主宰の私塾)@霊際社@P。ネタ帳・メモ書きなど、まあガラクタ。嫌疑76件わざと表示拒否中

一キー一文字機タイプ。善良なる競争。活版格納箱の活字配置方の按配。我国でも漢字を廃し

2007-07-12 17:10:02 | LinkRecords
次にタイプそのものの形状が機構の発達と共に進化して来た順序を概略申述べます。第一図は最初の軟鋼製の単独タイプ即ち一キー一文字機タイプであります。「初代レミントン」「カリグラフ」「スミスプレミヤ」「ヨスト」「バーロック」等皆単独タイプを採用しました。
五製造会社のトラスト(合同経営)は提案され、やがてその合同は実現することヽなった時 L.C.Smith(エル、シー、スミス)氏は「善良なる競争は進歩発達の一要件なり」と主張してトラスト組織に反対しその結果自己が築き上げた「スミスプレミヤ」会社より分離して「スミス兄弟会社」を創立しました。「まさに来らんとするビジブル式を完成させなければタイプライター発明者はその天職を尽したと言い得ないjとは彼の信ずる所でありました。
如何に適者生存の理が我等の機械の上に働いているかが知り得るのであります。ここに市場にある著名なる最近型を数種陳列して諸君の参考と御研究の資料に供します。(カネギーエ科大学機械工学部試駿表參照
思い当たったのはその頃活版印刷所で使用していた植字工の活版格納箱の活字配置方でありました。で、これを適宣按配するに限ると言うので現今の標準キーボードのQWERTYUIOPという様な配列が出来たのであります。で、その頃の欧文活版ケースは下図の様な配置でこれをLow-case=小文字箱と呼びました。
このケースを基礎にして適宜按配されて出来たのが最初のキーボードであり又現在の標準キーボードであります。双方がよく似ている文字の配置と四段十枠の割付に御留意下さい。
米国の子供達が文字の簡易の為、いかにもたやすく、小学教育を受けつつあるを目撃して、我国でも漢字を廃しかなもじを採用したらばと強く感じた
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クロサワタイプライター 黒... | トップ | カネギーエ科大学機械工学部... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

LinkRecords」カテゴリの最新記事