ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

「ラフ」

2008-01-19 23:12:51 | 映画
長澤まさみ・速水もこみち主演の映画「ラフ」、DVD借りて見ました。
DVDを借りた理由は、長澤まさみの水着姿が満載と思ったから。水泳部の飛び込みの選手と言う役どころですから、水着になっていないわけがない。

原作は言わずと知れたあだち充の漫画。
あだち充と言えば、アニメ化され、主題歌もヒットした「タッチ」が代表作ですが、私はこの「ラフ」が一番好きです。
まあ、「タッチ」の朝倉南ちゃんが二ノ宮亜美で、上杉達也が大和圭介で、上杉和也が中西さんで、野球が水泳になってて、というだけで、あだち充の作品は、すべて大筋は一緒なのですが、ファンは微妙なこだわりがあるもので、淡々とした、中途半端にも思えるラストシーンがとても好きです。

長澤まさみと速水もこみちという豪華キャストにもかかわらず、興行成績は今ひとつだったようで。
大体長澤まさみって、「世界の中心で愛を叫ぶ」以外は、結構興行成績とか視聴率とか、こけているんじゃないかな。

「どんな見事な絵も、最初はラフな下書きから始まる。何回も下書きを繰り返し、その中から自分たちで一本の線を選びだせばいい。ラフ、荒削り、大ざっぱ。未完成であることこそが、私たちの武器。」
原作は一部変えられてしまっているけど、でも、自分としては、少なくとも「タッチ」よりははるかに面白かったです。
「タッチ」も名作ですが、あの長い話を無理やり1本の映画にしてしまっているので無理がある。その点「ラフ」は、原作も、映画に程よい長さ。

時代設定は原作と同じ1980年代?
携帯電話じゃなくて公衆電話だし、あのウォークマンも第二世代くらいだし、妙に懐かしい。
圭介の亜美への告白シーン、もう一工夫欲しかったかな。
市川由衣演じる小柳さんの告白シーンはきゅんとした。
ラストシーンも原作のイメージが出ていてなかなか良い。秀作。
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