ラミーユ浦和 活き活きクラブ

わたしたちは60歳以上のシニアのグループです。ブログを通じて「絆」を強めて行こうと開設しました。

超格安航空券をゲットし旅三昧

2023-06-30 | 旅行
パソコンを開き、HPを眺めていると「超格安航空券売り出し」の見出しが目にとまる。
中身を見ると、ANAが70周年記念事業として期間限定でどの路線に乗っても片道7,000円で
2日間だけ売り出すと云う。
コロナ感染もようやく下火になり、そろそろ泊りがけの旅行でもと思っていた矢先、ましてや、時間はあっても
懐の寂しい年金生活者にとってこれを見逃す手はない。と思い発売日を待った。
発売開始時間は午前0時、いつもはとっくに寝ている時間だが仕方ない起きて待っていた。
0時直前にANAのWEBサイトを開いて申込をするがなかなかつながらない。
これはダメだと諦めた。翌朝、あれでもと思い辛抱強く検索していくと宮崎便に空席が見つかった。
思わず、やったー!と叫ぶ。
その後、JALも追随して売り出した。JALはANAより安い6,600円だと云う。
これも申込者が殺到すると思いきや案の定だった。それでも希望の行先は叶えられなかったが、何とか長崎便と高知便をゲットすることができた。

宮崎・長崎・高知の旅行記を3回に亘って記します。
まず最初は宮崎。
宮崎で是非行って見たかった所は高千穂真名井の滝。宮崎は数十年前に一度行ったことがありますが、その時は高千穂は行きませんでした。
1日目
羽田空港⇒宮崎空港⇒特急にちりん号で延岡へ⇒路線バスで高千穂へ(羽田から5時間30分、13:20高千穂バスセンター到着、結構時間かかる)

特急にちりん。JR九州の特急列車はそれぞれ色彩・型が違った顔をして旅行客を楽しませている。

まずタクシーで天岩戸神社へ向かう。



天岩戸神社に向かう途中、棚田百選に選ばれて、2015年12月に世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」として認定された「栃又棚田」の美しい景観を車を降りて眺める。高千穂と言えば渓谷が有名ですが、棚田も多く見られ、ここもその1つで、山里の農業の風景を目で感じ取れる。実際の眺めは写真より遥かに広々とした景色です。


天岩戸神社西本宮に到着。今回は東本宮は行きませんでした。
「天岩戸神社は宮崎県高千穂町に鎮座し、日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれております天照大御神様のお隠れになられた天岩戸と呼ばれる洞窟を御神体として御祀りしており、天岩戸神話の舞台となった場所でございます。 岩戸川をはさんで西本宮と東本宮が鎮座し、両社とも、天照大御神様を御祭神として御祀りしております。 川上には八百萬の神々がお集まりになり、御相談をされた天安河原がございます。」HPより
上の写真は、天岩戸神社西本宮、駐車場横にある、高千穂神楽「戸取の舞の像」。手力雄命(タヂカラオノミコト)が天の岩戸を持ち上げているシーンだそうです。実に力強い、迫力ある手力雄の命を感じ取れます。


鳥居 この鳥居に掛けられているしめ縄には、藁でできた「〆の子」が3本、5本、7本ごとに固めて垂れ下がっている。7本は天神七代の神々、5本は地神五代の神々、3本は日向(宮崎県)三代の神々が宿ると言われている。
このことからしめ縄を「七五三縄」と書くようになったとか。


西本宮:「西本宮は、御神体の「天岩戸」を直拝する拝殿にあたり、天照皇大神が御隠れになられた「天岩戸」を御神体として御祀りしています。御祭神は、大日霎尊のみことです。拝殿の裏側に御神体の「天岩戸」の遥拝所があり、授与所にて案内を申し込むと神職の案内にて参拝することができます。丁度着いた時、定時案内の始まるところでしたので参加し説明を受けました。


境内案内図

一旦今日泊まる宿に立ち寄りチェックインを済ませ、まだ夕暮れまでには時間がありましたので
、宿から近い高千穂神社に歩いて行ってみることに。
高千穂神社は約1900年前の垂仁天皇時代に創建された、高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。

高千穂神社の鳥居。扁額には「高千穂宮」。鳥居の先は森のようになっていて、参道の灯籠には明かりが灯されていて、
綺麗でした。


高千穂神社の巨樹「夫婦杉」
2本の杉は「夫婦杉(めおとすぎ)」と言い、根元が一つになって「別れられない形」を現しているとのこと。
夫婦や友人と手を繋いで夫婦杉の周りを3回廻ると「縁結び、家内安全、子孫繁栄」の3つ願いが叶うと言われています


畠山重忠が手植えをしたという、巨大な秩父杉。


至るところに大きな杉が聳えています。


境内の右奥にある神楽殿。こちらの神楽殿では、夜神楽が毎晩開催されているようです。

参拝を終えそろそろ夕暮れ近くになりホテルへ。
今晩のホテルは夕食付でないため、途中、食事処に寄って夕食をとることに。
ホテルを出る際、ホテルの受付で食事処を教えてもらっていたが、そこは既に閉店していた、この辺り客が少ないのか
他の店も殆ど閉まっていた。
高千穂の中心街なのにコンビニもなく、どうしようかとちょっと心配しながら歩いていると小さなカフェ店が1軒開いて
いた。店の前の立て看板を見るとちょっとした軽食もあるようなので、もうここしかないと思い入ることに。

2日目
今日も天気は何とかよさそうだ。今日は今回の旅行の一番行って見たかった「高千穂峡」をじっくり見て宮崎へ向かうことに。昨日運転手が、ボートの予約をしていないのであれば比較的空いている朝一番がいいよ、真名井の滝を見るのであれば朝方がいいよ、とアドバイスを貰ったので、昨日乗ったタクシーを呼んでボート乗り場に向かう。
 
10分くらいで「真名井の滝」に到着。
言わずと知れた日本の滝100選に指定された高さ17mの名瀑。


高千穂峡:
「大噴火による阿蘇カルデラをつくった火山活動によって、約12万年前と約9万年前の2回に噴出した高温の軽石流(火砕流の一種)が、当時の五ヶ瀬川の峡谷沿いに厚く流れ下った。この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり、柱状節理が生じた。溶結凝灰岩は磨食を受けやすいため、五ヶ瀬川の侵食によって再びV字峡谷となったものが高千穂峡である。高さ80〜100mにも達する断崖が7kmにわたり続いており、これを総称して五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)と呼ぶ。
昭和9年(1934年)11月20日に名勝、天然記念物に指定された(「五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷)」)。昭和40年(1965年)3月25日には祖母傾国定公園に指定された。」HPより

先ずは、ボートから眺めるため、事務所でチケットを購入、急な階段を少し下ってボート乗り場へ。事務所のお姉さんが、
今なら待たずに乗れますよ、と言ってくれる。一安心。5月の連休明けでしたからか、普段より少なかったようだ。

ボート乗り場へ降りる階段


ボート乗り場

ボートから滝を眺める。ボートを漕ぐのは遥か昔何十年前、乗る前はちょっと心配したが、意外とスムーズに漕げた。

前方に真名井の滝見台が見える。

上に見える橋はボート乗り場に行く橋。

ボートどうしぶつかりながら前に進む。

30分のボートからの眺めを堪能、

 
ボート乗り場から階段を上がってくると、駐車場は知らぬ間に満車になっていた。早く来て正解だった。

次は真名井の滝を見下ろす橋の上から眺める。

ここからの写真はポスターなどでよく見かける。


最後はさっきボートから見えた滝見台に移動しての眺め。






真名井の滝を十二分に堪能、延岡行きのバス出発時間までにはまだちょっと時間があったので、またタクシーを呼んで今回予定していなかった「国見ケ丘」へ行って見ることに。

標高513mの国見ヶ丘は、雲海の名所として有名なところ。雲海の見頃は秋の早朝で、快晴無風の冷え込んだ日に見られるとか。霧が高千穂盆地や、とりまく山々を覆い隠し、まるで墨絵のような世界を演出するようです。
阿蘇の五岳や祖母連山など、大パノラマが楽しめるようですが、この日は遠くが霞んでいて見られず、残念。

高千穂ともこれでお別れ、預けていた荷物を引き取りにホテルへ戻り、高千穂バスセンターへ向かい、路線バスで延岡へ、延岡からJRに乗換え宮崎へ向かう。

宮崎駅前

観光案内所に寄って、今日泊まる宿までのアクセスを教えてもらい、バス停に行きホテルへ向かう。
バス停でしばらく待っていると、先ほど教えてもらった観光案内所の女性がヒョコっと来て、「分かりましたか」
と笑顔で話しかけてきたのにはちょっぴりびっくり。観光案内所からバス停が見通せ、いつまでもバス停に立っている
我々を心配したのだろうか。優しい親切な心遣いに感動。


夕方、まだ夕食時間には少し早かったので、ホテルの前の川縁を散歩。夕焼けで周囲が赤く染まり綺麗でした。

三日目
最終日、帰りの宮崎空港の出発時間が比較的早かったのであまり遠くには行けず、取り敢えず東国原県知事で名を売った
宮崎県庁に行って見ることに。
宮崎県庁は現役の庁舎の中で日本4番目に古い建物で、重厚な外観とモダンな内装が優美で、階段には大理石や化石の埋まった手すりがあります。東国原知事が盛り上げた時期以降、宮崎県庁は観光スポットとして人気の場所になっているとか。
すぐ隣には宮崎物産館があり、宮崎のお土産のラインナップが充実している。


玄関前にはヤシの木や花畑が整然と植えてあって来庁者を和ませる。


大理石や化石の埋まった階段。


手すりにも化石が埋まっている。


廊下は黄色の点字線が引いてあるのが印象的でした。


県庁前の大通りには青々と街路樹が植わっている。


宮崎と言えば埴輪をイメージする方も多いようで、確かに、歩いているとこのような埴輪が目に付きました。
埴輪が400体も並ぶ「はにわ園」が平和の塔の北側の森にあるとか。

県庁の見学を終え、時計を見ると、宮崎空港出発時間までまだ少し余裕があったので、タクシーで日本の初代天皇神武天皇を祀る宮崎神宮へ行ってみた。
現在の社殿は明治40年に建立されたもので、国内でも珍しい、日向の名材・狭野杉が用いられている。


本殿


参道。
神主さんに導かれて本殿に向かう花婿・花嫁の姿が見られた。
森に囲まれた長い参道を徒歩で本殿まで進む姿は当神宮の風物詩となっているようで、
宮﨑神宮では年間300件以上の申し込みがあるようです。
因みに、読売ジャイアンツは毎年宮崎でキャンプを行っていますが、優勝祈願に宮崎神宮を訪れている。


出発時間まで少し時間があったので屋上に出てみた。


空港ロビー。如何にも南国らしい雰囲気を醸し出している。

16:00宮崎空港発、17:35無事羽田に帰ってきました。

旅を終えて:
格安航空券のお陰で、ちょっぴりグレードアップしたホテル、移動はタクシーで、など、ツアーでは味わえないゆったりゆっくりちょっぴり贅沢な旅を楽しむことができました。
長々とご覧いただきありがとうございました。

    投稿者:やまちゃん

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